メインアンテナ (7・14・21・28MHz) として運用している CD社 318-40 が 7MHz と 14MHz で送信時に SWR 値が高く、且つ不安定で使用不能になりました。
アンテナアナライザーで調べると SWR 値は低く異常無しですが、送信出力を加えると 200W 出力でも SWR 値が振らついてチューニンングが全くとれません。
21MHz と 28MHz は全く異常ないので、放射器エレメントの 14MHz トラップコイルがおかしくなったものと推定されます。
このアンテナは 2002 年にタワーを建てたときから使用しており、既に 11 年を超えています。トラップコイル内でコイルをエレメントにカシメ接続しているそうで、今回のトラブルの原因はアルミ表面が酸化し、コイルとエレメント間で接触不良が起きていると思われます。
放射器エレメントのトラップコイルと同様に、他の導波器、反射器のトラップコイルでもカシメ部分の酸化が進んでいるはずなので、全てのトラップコイルを取り換えしなければ安心して使用できないので、取り換え費用を考えると廃止すべきとの結論になりました。
早急に更改アンテナを選ばなければなりませんが、Work Band の10MHz、18MHzも出てみたいし、7MHzも確保しておく必要があり、費用も併せて考えなければならず、選択が難しいところです。