RHM12 (第一電波工業) のラジアルによるマッチング状態を調べ、ラジアルの長さ、本数、引き方などを今まで調べてきましたが、どんなにマッチングが良くても、電波が効率よく飛ばなければ何にもなりませんので、昨日・今日に渡り、釣り竿アンテナ ( 全長6m・ラジアル5m5本) と RHM12 を使用し、庭先で実際に 7MHz / FT8 で運用してみました。
なお、庭先であることから、家・周りのロケーション等の影響は避けられず、環境の影響を受けにくい広いところでためしたものではありません。
1. RHM12 の設営状態
2. ラジアル ( 10m✕3本 )
ラジアルは、長さが10mもあるので、途中90度方向を曲げて L字型に流しています。
3. 設備 (IC-405) の状態
電源は 12V安定化電源 ( DIAMOND DSP500 スイッチング電源 ) を使用し、スイッチングノイズ対策としてパッチンコアを 12Vラインに挿入。また、IC-705 とノート PC を繋ぐ USB ケーブルには、RF の回り込み対策として、パッチンコアを挿入。
以上の措置により、10W出力の運用でも、RFの回り込み等の不具合は発生していません。
庭先であることから、ロケーションが良いとは言えず、こちらのレポートは余り良いとは言えません。
赤い点線で囲った部分が本日の成果で、およそ 1時間の運用で、5局の方にお相手頂きました。ちなみに4月1日のログデータは、同じ設置場所にて釣り竿アンテナ (全長 6m ラジアル、5m×5本) で 30分ほど運用したもので、感覚的には送・受信とも、釣り竿アンテナの方が優れていたように思います。
年に何回か移動運用しますが、釣り竿アンテナに較べて、RHM12 や HFJ-350M は小型で持ち運びに便利なので、条件に合わせて使い分けて行こうと思っています。
また、HF40CL は 7MHz のシングルバンドですが、一度エレメントの長さを調整すれば、調整済み後からの移動では、設置するだけで使用できカメラ三脚に取り付けての運用で FB で、7MHz帯の送・受信もそこそのレベルで、チョコっと移動運用をするには、今まで使ってきた移動用アンテナでは、一番手軽だと思います。
ちなみに下の写真が昨年10月に HF40CL を使って、庭先で運用した際の画面コピー (WSJT-X) の画像です。
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