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“輝く青い目”を持つインドネシア「ブトン族」の人々が神秘的すぎる! 一度見たら忘れられない「ワールデンブルグ症候群」の真実!

2020-10-27 | 先住民族関連
TOCANA 2020.10.26

 インドネシアの人口の大多数は、日本人と同様に黒髪、そして黒い目を持っている。しかし南東スラウェシ州に住む、先住民族のブトン族の多くは、非常に特徴的な青い目を持っている。ブトン人の青い目は、彼らの目を青くするまれな遺伝性疾患「ワールデンブルグ症候群」によるものだ。
■青い目を持つブトン族の人々
 写真家のコルチノイ・パサリブ氏はブトン島を訪れ、見事な青い目を持つ先住民の写真を撮影した。彼は自分のInstagramにその作品を投稿したが、それは多くのメディアに取り上げられ、SNSを通じてミステリアスなブトン族の写真は一気に広まった。
ブトン族の茶褐色の肌と青い目の組み合わせは印象的で、多くの人を驚愕させた。
「ワールデンブルグ症候群」は、約4万2000人に1人に発生すると考えられている。程度は異なるが難聴と皮膚の色素の一部欠如、そして明るい青い目(片目、もしくは両目)が特徴だ。これは胚発生における神経堤細胞に影響を与える遺伝子の突然変異によって、引き起こされるという。そして人種や男女による差はないので、どの人種にでもワーデンブルグ症候群は発生するらしい。
 まるで映画に出てきそうな、ミステリアスな輝く青い目を持ったブトン族の若者と子どもたち。はたして、中高年齢者で青い目を持つ人はいるのだろうか。そして、輝く青い目を持つ彼らは部族の中で、何かしらの立場に置かれるのだろうか。謎は尽きない。
参考:「Oddity Central」、「Mothership」、ほか
文=三橋ココ
https://tocana.jp/2020/10/post_178533_entry.html
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