先住民族関連ニュース

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アイヌ新法、改正機運高まらず 差別に罰則規定要望 政府の動きにぶく

2024-03-25 | アイヌ民族関連

今井裕紀 会員限定記事

北海道新聞2024年3月24日 17:18(3月24日 19:26更新)

 アイヌ民族を先住民族と明記したアイヌ施策推進法(アイヌ新法)の施行から、5月で5年を迎える。同法付則は、施行5年を過ぎた段階で必要があれば見直すと定めており、アイヌ民族団体は相次ぐ差別発言などへの罰則規定を設ける法改正などを要望。ただ、岸田文雄首相に積極姿勢は見えず、政府や国会でも見直しの機運は高まっていない。

■「あってはならない」…一般論に終始の首相

 2019年5月施行の同法は、アイヌ民族を初めて先住民族と位置付け、差別や権利侵害を禁じた。ただ、自民党の杉田水脈衆院議員はアイヌ民族への差別発言を法務局から人権侵犯と認定された後も正当化を続け、交流サイト(SNS)上では同調する声も後を絶たない。このため、アイヌ民族団体からは同法に罰則規定を求める意見が出ている。

 ただ、改正に向けた動きは見えない。2月の参院代表質問で、立憲民主党の水岡俊一参院議員は「現行のアイヌ新法では差別的言動の解消は困難。改正検討を始めるべきだ」と求めた。ただ、首相は「差別はあってはならない」と一般論に終始し、見直しについては「必要に応じて所要の措置を講じる」と述べるにとどめた。

 自見英子アイヌ施策担当相は2月の記者会見で「差別にはさまざまな形態のものがあり、罰則の構成要件とするほど厳密に定義することは困難」と説明。名誉毀損(きそん)罪や侮辱罪などの刑法で対応できるとの認識を示した。

 岸田政権は、アイヌ施策を巡って22年の内閣改造で担当相を新設した。ただ、他の担当相との兼務で、それまでアイヌ施策を所管してきた内閣の要となる官房長官に比べ、「格下げ」になったとの見方もある。官房長官としてアイヌ新法制定や胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の開設などに関わった菅義偉前首相に比べ、岸田首相はアイヌ施策への関心の低さも指摘される。

 ・・・・

※「北原モコットゥナシ教授」のシは小さい字

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/991284/


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ムックリ体験 響く音色 白老・ウポポイ

2024-03-25 | アイヌ民族関連

佐藤圭史 会員限定記事

北海道新聞2024年3月24日 21:48

ムックリの演奏を披露する参加者ら

 【白老】アイヌ民族の伝統楽器「ムックリ」(口琴)の演奏を体験できるイベントが23日、町内のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」で開かれた。参加者は熟練奏者の指導を受けながら、ムックリの音色を楽しんだ。

 ウポポイを運営するアイヌ民族文化財団(札幌)が「今日は一日ムックリざんまい」と題して初めて主催した。

 演奏体験イベントの午前の部には24人が参加し、釧路市阿寒湖温泉在住のムックリ奏者の床みどりさん(72)らが講師を務めた。・・・・・

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/991387/


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アイヌイタクエエラムアン? アイヌ語しってる? イセポ

2024-03-25 | アイヌ民族関連

毎日新聞2024/3/25 東京朝刊 有料記事593文字

イセポ エゾユキウサギ

 イセポはエゾユキウサギのことです。名前(なまえ)の由来(ゆらい)は特別(とくべつ)な時(とき)に出(だ)す「イー」という高(たか)い鳴(な)き声(ごえ)で、「イーと鳴(な)く小(ちい)さいもの」という意味(いみ)と考(かんが)えられます。海(うみ)でイセポと言(い)うと、エゾユキウサギが跳(は)ねるような白波(しらなみ)が立(た)って荒(あ)れるので、漁(りょう)の時(とき)に言(い)ってはいけない言葉(ことば)として伝(つた)えられてきた地域(ちいき)もあります。

 肉(にく)は食料(しょくりょう)になり、・・・・・

 <文(ぶん):深澤(ふかざわ)美香(みか)(国立(こくりつ)アイヌ民族(みんぞく)博物館(はくぶつかん)研究員(けんきゅういん))イラスト:ケニ(山丸(やままる)賢雄(けんゆう)、文化(ぶんか)振興部(しんこうぶ)体験(たいけん)教育課(きょういくか)アイヌ語担当(ごたんとう)) ウポポイ(民族共生象徴空間)協力>

https://mainichi.jp/articles/20240325/ddm/013/100/026000c


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ドラマ『地球の歩き方』 第11話 森山直太朗inニュージーランド第2話。 ノマドフェアで驚きの行動に!

2024-03-25 | 先住民族関連

ミルトモ2024/03/24

ニュージーランド取材中、ガス欠になったところを助けてくれた女性に誘われて、ノマドフェアを訪れた森山直太朗。

占いやビーズ店などの店を見て回り、ノマド生活を送る人々の姿に感銘を受けた森山は、スタッフにある驚きの決意を語ります。

その後、観衆が見守る中音楽ステージに立ち・・・。

ドラマ『地球の歩き方』 前回振り返り

森山直太朗は『地球の歩き方』ニュージーランド版の芸能人記者特集ページの取材で先住民族マオリの聖地を巡ることに。

早速キャンパーバン(キャンピングカー)を借りてマオリの文化施設へと向かいます。

ガイドとマオリの挨拶『ホンギ』を交わした森山は、さらにガイドから歓迎の儀式を受け、「魂が喜んでいる」と大感激。

翌日次なる目的地に向かう一行は道路でガス欠になってしまい・・・。

救世主現る

マオリの聖地を訪れ、感動の体験をした森山直太朗は、次なる目的地へ。
しかし、一行は燃費の悪いキャンパーバン・ジェームスがとうとうガス欠となり、道中で足止めを食らってしまいました。
途方に暮れる一行のもとへやってきたのは、とてつもなく大きなトレーラーハウス。
そんな大きな車から降りてきたのは、意外にも2人の美女でした。

moyoko

森山さんはマオリの挨拶「ホンギ」をした方がいいのではないかとやましいことを考えています。

エラとグレースは、森山たちに快くガソリンを分けてくれました。
「何かお返しがしたい」と森山が言うと、近くのキャンプ場にいるから「一緒にどう?」と連れて行ってくれました。

森山はそこで「和風サムギョプサル」を作って彼女たちにふるまうと、2人はとても喜んでくれました。

食事の後、森山はトレーラーハウスを見せてもらいます。

moyoko

もう完全に一軒の家です。すごい!

エラたちは旅をしながら毎週新しい街に移動してフェアでビーズの店を開いていると言います。
とても自由で、好きな時に好きなことが出来るし、旅をしていると幸せや喜びを与えてくれる出会いがあると語るエラとグレース。

「とても充実したライフスタイルなの」

moyoko

このような生活を始めて2年が経つといいます。良いですねぇ。

森山は、自分もキャンパーバンを運転して道の駅で寝泊まりしながら各地でライブ活動をする。そんな生活が出来たらどんなにいいだろうと考えました。

ところで、エラの腕には様々なタトゥーが入っています。
エラは、愛犬やお母さんのタトゥーを入れていますが、マオリの文化ではタトゥーで過去・家族・血縁を表現すると教えてくれました。

「これは私のストーリーなの」

moyoko

このタトゥーの話が後にとんでもない展開に・・・。

キャンプ場に戻った森山は、エラとグレースが見守る中曲作りを再開します。

「良い曲が出来そう!」

ノマドフェア

翌日、森山はエラに誘われて近くの公園で開かれているフェアを訪れます。
フェアでは、エラたちと同じような「ノマド生活」を送っている人々が様々な店を出しています。

moyoko

中には音楽ステージを立てている人も。

エラの店には色とりどりの綺麗なビーズアクセサリーが並んでいます。
森山は「次の行きたい場所に着けていきたい」とターコイズのネックレスを購入しました。

次に森山は、霊と話が出来るというスピリチュアルカウンセラーの店へ。
車の中に招き入れられた森山は、「誰かの期待に応えるために生きて来たような気がする」とこれまでの自分の人生を振り返ると、彼女は「考えてはダメ、感じるの」と言いました。

「感じることで本当のあなたになれる。今こそ自分自身を感じる時」

森山は、彼女の瞳の奥に強いエネルギーを感じたといいます。
そして、再び1人になってしばらく考え事をしていました。

moyoko

今回はどうやら曲作りではなさそうです。

しばらくして、スタッフは森山から「話がしたい」とバンに呼び出されます。
森山は神妙な顔つきで、エラやフェスで過ごす人たちの様子を見て決心したことがあると語ります。

「俺、タトゥーを入れようと思う」

moyoko

え!?

これは運命で、この地でタトゥーを入れることは、ずっと前から決まっていたことなんだと訴える森山。
しかも、“ガッツリ”顔に入れるというのです。

moyoko

大槻ケンヂさんみたいなイメージで入れたいのだそう(笑)

スタッフが音楽番組に出られなくなるのではと心配すると、森山は自分は音楽番組に出るために生まれてきたわけではなく、自分の人生を生きるために生まれて来たのだと決心は固いようです。

moyoko

それはそうですけど・・・。

森山の原風景

森山は早速フェアのタトゥーショップのテントを訪れて「顔にタトゥーを入れたい」と申し出ました。
すると店の男性は「顔に入れるのはかなり痛いけどいい?」と確認してきました。

moyoko

絶対痛いですよね・・・。

すると、あんなに顔に入れると頑なだった森山は、「腕にする」とあっさり意見を変えました。

moyoko

変えるんかーい(笑)

しばらくして、腕を押さえた森山がスタッフの元に戻ってきました。
タトゥーを見せてもらうと、東京タワーと「109」という文字そして桜吹雪が描かれています。

moyoko

109wwww

東京・渋谷は自分の生まれ育った街です。そして桜は母校のシンボルでもあり、言わずと知れた自分の代表作でもあるモチーフです。
これなら音楽番組にも出られるかもしれないと嬉しそうに語る森山。

「ここから森山直太朗第二章が始まります!」

その後、森山は腕のタトゥーを見せながら、ステージを借りて弾き語りをしました。
演目はもちろん『さくら』です。

moyoko

こんな人なのに、とっても素敵な歌を歌う人なんですよね・・・。

元はストリート出身の森山。
フェアのような環境で歌うと、路上でやっていた時のことを思い出すと言います。

「初めてなのに懐かしかった」

そして自分の足りないものが良くわかったといいます。
タトゥーやライブで原風景を思い出すことで、自分を見つめ直した森山は、次なる目的地へ向かうのでした。

ドラマ『地球の歩き方』 第11話 感想&まとめ

今回は前回に増してふざけていた森山さん。以前タイを担当した森山未來さんもなかなかでしたが、こちらの森山さんもかなりのものです。

ですが、ひとたび歌い出すと、皆聴き入ってしまう・・・森山さんの才能はまさに「ギフト」ですね。

そしてニュージーランドはどこに行っても素敵な場所ばかりで、ノマド生活に憧れてしまいました。

さて、次回はニュージーランド旅最終回。森山さんは最終目的地でどんな曲を作り上げるのでしょうか?

https://mirtomo.com/arukikata-episode11/


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伝説の小人たちは実在したのか

2024-03-25 | アイヌ民族関連

ビジョンタイムス2024年3月24日

一、世界の童話に登場する小人たち

 童話の世界には、小人(こびと)たちはよく登場します。

 『グリム童話』に描かれた、森の中に白雪姫と一緒に暮らしていた7人の小人や、『ガリヴァー旅行記』に描かれた、小人の国「リリパット」に住む身長15センチ程の住民たち、また、近年、スタジオジブリが映画化したイギリス児童文学の「床下の小人たち」等、小人が登場する作品は多くの国で人々に愛読されています。

 日本の昔話にも、一寸法師という親指ぐらいの小さな男の子が冒険する物語があります。『御伽草子』に収められた一寸法師の話は、室町時代後期までには成立していたものとされていますが、そのモチーフは、日本神話のスクナビコナがルーツだと考えられています。

二、日本神話に登場する小さな神 スクナビコナ

 スクナビコナは日本神話に登場する神です。

 『古事記』によれば、スクナビコナは、大国主の国造りに際し、天乃羅摩船(ガガイモの実の船)に乗り、鵝(ヒムシの皮=蛾の羽)の着物を着て波の彼方より来訪し、神産巣日神の命によって義兄弟の関係となって国造りに参加したそうです。

 スクナビコナは手のひらに乗る程度の小さな体をしていますが、大国主神の知恵袋とも言われ、国造りの協力神だけでなく、農業神、薬神、禁厭の神、温泉の神ともされています。

三、アイヌの伝承に登場するコロボックル

 アイヌの民族伝承には、コロボックルという小人族が登場しています。コロボックルとは、アイヌ語の「フキの葉の下に住む人」という意味で、1枚のフキの葉の下に10人も入れるほど、とても小さな人々のことを言います。コロボックルの伝説は地域によって多少の差はありますが、大体次のようなものです。

 アイヌがこの土地に住み始める前から、この土地にはコロボックルという小人族が住んでいました。彼らは背丈が低く、動きがすばやく、漁に巧みでした。彼らは屋根をフキの葉で葺いた竪穴に住んでいました。

 コロボックルはとても友好的で、鹿や魚などの獲物をアイヌの人々に贈ったり、またアイヌの人々と物品の交換をしたりしていましたが、姿を見せることを極端に嫌っており、それらのやりとりは夜に窓などからこっそり差し入れるという形態を取っていたそうです。

 しかし、ある日、コロボックルはあるアイヌ青年の無礼な行動に激怒し、一族を挙げて北の海の彼方へと去って行きました。以降、アイヌの人々はコロボックルの姿を見ることはなくなったと言われています。

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松浦武四郎作「蕗下コロポックル図」(市立函館博物館所蔵)(Matsuura Takeshiro 松浦武四郎 (1818-1888), Public domain, via Wikimedia Commons)

四、古代中国の伝説上の小人

 中国最古の地理書『山海経』にも小人の存在が記載されています。それによると、東の海の果てに小人国があり、そこには、靖人(せいじん)、短人(たんじん)等と呼ばれる小人たちが住んでいたとのことです。

 また、1609年に出版された百科事典『三才図会』によれば、小人たちはある島に住んでおり、その地域には鶴のような鳥がいて、小人たちが単独で行動をしていたりすると鳥に捕食されてしまうため、彼らは常に群れて行動をしていたそうです。

 この地上に、小人族がかつて暮らしていたことは、単なる伝承や伝説ではなく、文字として各国の文献にも数多く残されています。果たして真実はどうなのでしょうか。

五、現代に小人を目撃した証言 二例

 実は、現代においても、小人を目撃した人がいます。

 次に「明慧ネット」に掲載された二つの証言を紹介しましょう。

(一)「身長数センチの小人を目撃した」(明慧ネット2007年2月21日掲載)

 僕がまだ13歳だった1960年代初頭のことだ。当時、僕は田舎で牛飼いをしていた。

 ある初夏の日の正午頃、雨が上がり、僕は兄と一緒に、牛の餌の草刈りに行った。 草刈りをした後、草の根についた泥を家の裏の池で洗い落とそうとして、池へ降りたところ、高さわずか数センチの男の小人に遭遇した。 彼は小さな黒い馬に乗り、 右手に同じく数センチの黒い鞭を持ち、まるで武士が軍馬に乗っているようだった。

 小人は小さな馬に乗って、水面をまるで平地であるかのように、池の中央に向かって素早く駆け出し、1メートルも離れていない僕のすぐ横を通り過ぎた。 その時、僕は怖くなって、「お兄ちゃん、 お兄ちゃん、早く上がってきて 」と叫んだ。兄は僕の緊張した様子を見て驚いていたが、 岸に上がってきて振り返って見ると、もう小人はいなくなっていた。

 数十年前に起きたことだったが、未だ記憶に新しく、ずっと謎のままとなっていた。その後、李洪志先生の「北米での巡回説法」を読んで、謎がやっと全て解けた。

(二)「小人の物語」(明慧ネット2013年11月24日掲載)

 友人が語ってくれた話である。

 1983年、友人は吉林省四平市に住んでいた。 ある日の朝、お嬢さんがフライドチキンを食べたいと言うので、友人はそれを買いに行った。 家を出たら、道路の向こう側に人々が集まって何かを見ているのを目にした。友人も好奇心から覗いて見ると、道路の脇にある長さ60センチ、幅30センチの石板に、小人3人がそこに立っていた。 彼らは身長が30センチぐらいで、3人家族のように見えた。大人の男女の真ん中に、子供が立っていた。 男はあごひげを生やし、麦わら帽子をかぶり、 女性はワンピースを着ており、子供の性別は分からなかった。

 彼らは人間が縮小したかのように、均衡のとれたプロポーションをしていて、とても健康そうだった。

 人々はとても不思議そうに、「あなたたちはどこから来たのか? どこに行くのか?」 と聞いたが、言葉は通じなかった。小人たちも集まってきた人たちを見ながら、何か「キーキー、ギャーギャー」と言ったが、何を話しているのか、誰も理解できなかった。

 その後、友人はその場を離れたが、小人たちのその後のことはもう知らないという。

 伝説上の小人たちは実在したか否か、その謎への興味は尽きません。

 もし小人たちがかつてわれわれ現生人類と共存していたとしたら、彼らはどこから来て、そして今どこにいるのでしょうか?数十年前に小人たちを目撃した証言が真実だったとしたら、今、彼らはなぜ姿を消したのでしょうか。

 これらの問題に興味をお持ちでしたら、法輪功の関連書籍を読んでみたらいかがでしょうか。

 法輪功(ファルンゴン)は法輪大法(ファルンダーファ)とも呼ばれ、李洪志先生により伝えられた佛家上乗の修煉大法です。李洪志先生は著書の中で、人類、物質、時空、歴史に関する多くの未解明の謎を解き明かしていますので、お薦めします。

 法輪大法の全ての書籍は、下記ホームページより無料でお読み頂けます。

 https://ja.falundafa.org/falun-dafa-books.html

(文・一心)

https://www.visiontimesjp.com/?p=45177


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NZ政観 5年ぶり業界イベントで通年楽しめる魅力訴求、日本市場に520万人の潜在顧客

2024-03-25 | 先住民族関連

トラベルビジョン2024年3月24日

 ニュージーランド政府観光局は3月11日~12日、山梨石和温泉にて5年ぶりとなる業界向けイベント「KIWI LINK JAPAN 2024」を開催。現地から、各サプライヤーや地方観光局らが来日し、集まった業界関係者と商談会が実施された。

 NZ統計局によると、19年以降の同国への日本人渡航者数は、19年97,682人、20年25,784人、21年561人、22年12,732人、23年51,976人で、昨年はコロナ5類移行を機に前年から大きく回復した。

 同局GMインターナショナルのアンジェラ・ブレア氏は、日本人旅行者について「(同国への)経済的な貢献のみならず、文化への理解、環境への配慮、様々なエリアを観光いただける点で大変貴重」と話しており、日本市場に対しては今後「通年観光できるデスティネーション」であることを訴求したい考えだ。

 19年の月別日本人渡航者数では、12月~3月の温暖な時期に観光客が多く訪れたが、アンジェラ氏は「季節ごとにユニークな楽しみ方があるとともに、オフシーズンは混雑せず、穏やかな気候は日本人旅行者にも適している」と強調した。

 来日した同国最大都市のオークランド観光局は、サーフィン、ホエールウォッチング、ゴルフ、星空観察などのアクティビティのほか、ワイヘキ島のワイナリー巡りなど、多様な観光資源をアピール。

 コロナ禍の20年12月には、オークランドのスカイシティー・グランド・ホテル内のコンベンションセンターに、ラクビーの体験型パビリオン「ALL BLACKS EXPERIENCE」がオープン。ハカなどの体験コーナーを設置するほか、一部日本語字幕ツアーもあり、通年楽しめる新たな観光施設が誕生している。

NZ旅行の可能性高い
アクティブ層が豊富

 同局では、日本を含めた主要6カ国で「Active Considerer of New Zealand」(AC層)に関する調査を実施している。5つの設問を通し、3年以内に次の海外旅行先として同国へ訪れる可能性が高く、且つ現地で10万円以上支出する可能性の高いターゲット層を調査するもので、それによると日本市場ではAC層が520万人存在し、その内44%が何かしらのきっかけがあればすぐにでも同国へ渡航する「ブッキング」のステージにいるという。

 調査結果ではそのほか、AC層から「清潔・衛生的」「探求心、好奇心を掻き立てる」「先住民族文化の豊富さ」「野生動物体験」「アドベンチャー体験の豊富さ」などの評価が高かった一方で、「エキサイトメント」「ファミリーフレンドリー」「国内移動手段」などが今後強化すべき項目として挙がった。

 同局では今後、あらゆるメディアを通して同国の魅力を訴求する。来月10日からは、TV、ウェブメディア、SNSを通し、同国のターゲット層及び、旅行者数拡大を目的とした新キャンペーンを開始するほか、3月中には全3回に亘り、真夜中ドラマ「地球の歩き方」のニュージーランド版が放送される。

https://www.travelvision.jp/news/detail/news-110199


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