元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

7月31日

2019年07月31日 | 鑑賞

今日はほとんど熱波状態。

明日も暑いのか・・・。

 

さて今日の鑑賞。

 

1)

洛南高校吹奏楽部:この素晴らしい世界vol.4(DVD&CD)

 

本日吹奏楽関係の資料を色々と整理/準備する中で、

久々に鑑賞しました。

 

以前も書いたことがあるけれど、とにかく大好きなんです(^^)。

 

華麗なる舞曲、ローマの祭り、リバティー・ファンファーレ・・・

 

全然緻密じゃない。穴も多い。

でも、豪放かつダイナミック極まりない音楽の魅力は、文字通りオンリーワン

(演奏会のパフォーマンスも、文字通り唯一無二のものだった)!

 

宮本先生も今は亡く、かつて男子校だった洛南も今は共学。

失われてしまった文化財のように思えてならない・・・(T_T)。

 

2)

マイ・フェア・レディ

 

確かプレヴィンの追悼記念で買ったDVD。

180分近くの上映時間は長いかと思っていたが・・・、

観始めたら全然飽きなかった(ちなみに途中休憩あり^^;)。

音楽も、ドラマも素晴らしい!

 

オードリー・ヘプバーンが野卑な花売り娘と貴婦人を見事に演じ分けていて、さすが。

『ローマの休日』、『ティファニーで朝食を』、『シャレード』辺り、

DVD買っちゃおうかな(^^;)。

ちなみにピカリング大差を演じていたワイド=ホワイトは、『刑事コロンボ』の

「さらば提督」で弁護士を演じていた役者だった。

どこかで見たような顔だと思ったがw。

 

しかし、いざ観始めてみたら、この作品にも「差別」が溢れていた。

それは、イギリス社会の根強い「階級差別」。

言葉による差別。

なるほど、日本で言えば地方出身者がなまりで馬鹿にされるのと同じ感覚も知れないが、

しかし、生まれによって住む場所も学校も仕事も変わってくるとなれば、

馬鹿にされるどころでは済まない。

 

ヒギンズにしてもピカリングにしても、鼻持ちならない上流階級だ。

舞台設定は20C初頭と思われるが、100年経ってもあまり変わっていないのだろうな。

 

映画を観ながら、

「『フランケンシュタイン』と『マイフェアレディ』は、実は同じ話なんだ」

という、ある映画のセリフを思い出した。

一方は自分が作り出したものに裏切られ、

もう一方は自分が作り出したものに恋してしまう話。

 

そこで、原作『ピグマリオン』(バーナード・ショー)もAmazonのカートに

入れておくことにした。

実際に読むのはいつになるか分からないが(苦笑)。

 

 

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