元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

2022 9月7日

2022年09月07日 | 吹奏楽
テスト前業務終了!
明日から少しゆったりモード。


さて只今鑑賞中



Highlights WMC 2017 / Symphonic Wind Band Vol.2

【DISC 1】


1 知られざる旅 ( The Unknown Journey /[ フィリップ・スパーク ( Philip Sparke ) ] ( 11:13 )
【第1部門チャンピオン】 フォルクスガルム吹奏楽団 (Harmonieorkest De Volksgalm)

2 ヘスペリデスの庭 ( El Jardin de las Hesperides/[ ホセ・スニェール・オリオラ ( Jose Suner Oriola ) ] ( 27:21 )
【コンサート部門第2位】 バーデン=ヴュルテンベルク州吹奏楽団 (Landesblasorchester Baden-Wurttemberg)

3 クセルクセス ( Xerxes )[ ジョン・マッキー ( John Mackey ) ] ( 5:11 )
アーヘン吹奏楽団 (Blaserphilharmonie Aachen)

4鳳凰が舞う 印象、京都 石庭 金閣寺 ( Le Dance du Phenix /[ 真島俊夫 ( Toshio Mashima ) ] ( 13:35 )
ベルン交響吹奏楽団 (Sinfonisches Blasorchester Bern)

5 我らに今日の糧を与えたまえ 吹奏楽の小交響曲 ( Give Us this Day )/[ デイヴィッド・マスランカ ( David Maslanka ) ] ( 15:37 )
王立ケルクラーデ吹奏楽団 (Koninklijk Harmonieorkest Kerkrade)

6 ミュジカル・アポロ ( Musical Apolo )/[ アマンド・ブランケル・ポンソダ ( Amando Blanquer Ponsoda ) ] ( 4:36 )
オッビヒト・ハーモニー・コンコルディア (Harmonie Concordia, Obbicht)


【DISC 2】

1 パースシャー・マジェスティ ( Perthshire Majesty )/[ サミュエル・ヘイゾ ( Samuel R. Hazo ) ] ( 4:37 )
【第1部門チャンピオン】 フォルクスガルム吹奏楽団 (Harmonieorkest De Volksgalm)


2 ラプソディア・ヘルナンディナ ( Rapsodia Hernandiana )/[ サンティアゴ・クイント・セルナ ( Santiago Quinto Serna ) ] ( 19:03 )
王立エイスデン吹奏楽団 (Koninklijke Oude Harmonie van Eijsden)

3 パンとシリンクス ( Pan & Syrinx )/[ カール・ニールセン ( Carl Nielsen ) / arr. ジョス・ヴァン・デ・ブラーク ( Jos van de Braak ) ] ( 8:25 )
【コンサート部門第2位】 バーデン=ヴュルテンベルク州吹奏楽団 (Landesblasorchester Baden-Wurttemberg)

4 交響曲第1番「カラー・オブ・リブ」 ( Symphony No. 1: Color of Live )/[ ジャン=フランソワ・ミシェル ( Jean-Francois Michel ) ] ( 23:40 )
ラ・コンコルディア・フリブール (La Concordia de Fribourg)

5 ザラスシュトラの地 ( The Land of Zarathustra )/[ アミル・モルックポーア ( Amir Molookpour ) ] ( 16:25 )
【第3部門チャンピオン】 サレジオ・デル・ニーニョ・ジーザス・シンフォニック・バンド (Salesiana del Nino Jesus Symphonic Band)

6 ドゥーウィロブ ( Doowyllob )/[ ハルディ・メルテンス ( Hardy Mertens ) ] ( 6:08 )
ミュザート・ユース・ウインド・オーケストラ (Mus'Art Youth Wind Orchestra)



久しぶりに聴いているWMCハイライト盤(World Music Contest)。

4年に一度オランダはケルクラーデで開かれる国際的大イベントで、1985年大会から欠かさず買って、9組目。
並べてみると改めてわかるが、聴いたことのない/知らない作品とバンドばかり(苦笑)。
演奏は極めて水準が高い。

日本のコンクールと最も違うのは、演奏時間が45分あること。
カットして演奏する曲など一つもない(収録されているのは各団体演奏曲の一部のみ)。


因みにVol.1はこんな感じ↓

● フローズン・カテドラル (ジョン・マッキー) -聖ペトロ&聖パウロ・ウォルデル・マーストリヒト吹奏楽団【コンサート部門チャンピオン】

● アルメニア狂詩曲 第1番 Op. 22 (アレクサンダー・コミタス) -ユンゲ学生吹奏楽団

● インヴォケーション-リビジタンド・エル・プエルト (ルイス・セラーノ・アラルコン) -ブニョール・ラ・アルモニカ中央教育音楽吹奏楽団

● 交響曲第4番「巨人」 (フェレール・フェラン) -トゥールーズ・ウインド・オーケストラ

● 音楽とワイン (マニュエル・モラレス・マルチネス) -ソシエダ・ムジカル・サンタ・セシリア・デ・レケナ

● 吹奏楽のための交響曲「モンタージュ」 (ピーター・グレアム) -リート交響吹奏楽団

● 交響曲第0番 (バルト・ピッケール) -オルケスト'オルヴェンタス'オーイステルウェイク

● ブラック・ドッグ (スコット・マカリスター) - 聖ペトロ&聖パウロ・ウォルデル・マーストリヒト吹奏楽団【コンサート部門チャンピオン】

● ピナーソ (サウル・ゴメス・ソレル) -カジノ・ムジカル・デ・ゴデーリャ

● サマー・ダンス (アダム・ゴーブ) -【第2部門チャンピオン】 バンダ・シンフォニカ・アソシエーション・アミーゴ・デ・ラ・ムジカ


2019年の全日本吹奏楽コンクールで取り上げられた、シュトルツの『バッハザイツ』(Bachseits/J.Stert)などは、恐らく2013年のハイライト盤の音源で見つけたものではないかと推察している。



上記Vol.1に「ルイス・セラーノ・アラルコン」というスペインの作曲家の作品(『インヴォカシオン』)が収録されているが、これも2019年に全日本吹奏楽コンクールで初演されている。
最近伊藤康英氏が積極的に推している作曲家だが、やはりこの2017年のハイライト盤が一つの契機になったのではないかしら。




伊藤氏の『古いスペインの歌によるディフェレンシアス』という作品が今回のWMC/ウインドバンド部門の課題曲となったのは、けっこうなニュースだと思う。
今月号のBJ誌辺りでかなり取り上げそう。




日本の作品で言うと、最近真島さんの『鳳凰が舞う』(↑)や『三つのジャポニスム』、伊藤さんの『ぐるりよざ』などがハイライト盤に収録されている。
次回2026大会でもっと取り上げられるようになるといいな。


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