読了↓
1951年/昭和26年、伊福部先生37歳の時に出版された本。
文章は丁寧だが、内容は結構厳しいことが随所に散りばめられている。
特に音楽史を振り返る部分は「伊福部史観」とでもいうべき独自の視点が貫かれていて、すこぶる興味深い。
ムソルグスキーを高く評価していたという事を初めて知り、驚くと同時に妙に納得w
折に触れて読み返す本になると予想する。
鑑賞↓
前半は昨日と同じ音源だが、こちらのカップリングはE.コーツの『3人のエリザベス』組曲。
前にも何度か書いた覚えがあるが、英国のライト・クラシックの作曲家として知られているコーツの作品は、吹奏楽への編曲にとても向いていると思っている。
『ロンドン組曲』なんて、楽しいだろうな。
グレインジャー同様、もっと取り上げてほしい作曲家。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます