本来なら毎年入学式が行われていた日。
今年はのんびりしたものです(^^;)。
さて主な仕事は午前中に片を付けて、午後は久しぶりに読書に集中。
珍しく2冊同時に読了!
今年はのんびりしたものです(^^;)。
さて主な仕事は午前中に片を付けて、午後は久しぶりに読書に集中。
珍しく2冊同時に読了!
どちらも感想をまとめるのは簡単ではない。
DSCHの生涯と音楽は、文字通り20世紀のソヴィエト=ロシアとあまりにも密接に結びつきすぎていて、
彼の言葉と音楽から、彼が本当に言いたかったことを探るのは極めて難しい。
だからこそ、皆一種の「謎解き」に熱中するのかももしれないな(苦笑)。
本を読んでいると、亀山さんが紹介する作品一つ一つを手に取って聴きたくなる。
しかしそれをやっていると、いつまでたっても読み終わらない(>_<)。
本を読み終わって、いよいよDSCHを聴き漁りたいが、作品の数が多くて途方に暮れてしまった...(T_T)。
近日中に、ムラヴィンスキー指揮の8番の音源を購入し、また弦楽四重奏全集も聴き直したいと思っていところ。
一方『〈無調〉の誕生』は、途中かなり理解するのが難しいところも少なからずあったが、
巷間言われているような「無調」の音楽というものは、実はかなり曖昧微妙なものだったことがよく分かった。
私は吹奏楽と大学オケで20Cの音楽に触れる機会が多かったせいか、コンテンポラリー・ミュージックにはあまり抵抗がない。
しかし、今まで「無調」だと思っていた多くの作品が、実は「調性感が薄い」、あるいは「機能和声とは違う理屈で書かれていた」作品だという事が
少しは分かった気がする。
昨年読んだ『ハーモニー探求の歴史』と同じく、一筋縄ではいかぬ内容だったが、しかし20世紀の音楽の歴史をまた新たな角度から学ぶことが出来、
非常に面白かった。
2冊合わせて7千円以上/約700頁に上るというラインナップだが、お薦めです(^^)b。
PS 大著を2冊読了したのを祝って、コミックスをまとめ買いwww。
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