今日は亡くなって35年経つ親父の命日だった。
久しぶりに思い出した気がする。
享年56。
早かったなあ.........
さて感想①
久しぶりに思い出した気がする。
享年56。
早かったなあ.........
さて感想①
ボブ・ディラン・ドキュメンタリー・シリーズ VOL.4 ボブ・ディラン/ネヴァー・エンディング・ストーリー:1990-2006
先週辺りから、午前中にディランの21世紀の音源を聴くことが多い。
特にカバー・アルバムのこの辺。
しゃがれ声で気持ちよさそうに歌うディラン。
ほとんど仙人と化しているのではないかなw?
デビューしてとうに半世紀を超えてもディランはまだ歌い続けている。
その大きな要因は、1980~90年代を生き延びたことにあるのだろう。
私が一番好きなのは『追憶のハイウェイ61』(1965)。
次は『血の轍』(1975)かな。
ディランの長い長いアーティスト人生において、何度も浮き沈みはあった。
その中でも'80,年代はキャリアの中で最も危機的な状況だった。
実際私もその時代の音源は聴いていないし、今のところ積極的に聴きたいとも思っていない。
しかしその´80年代の終わりに傑作アルバム『オー、マーシー』が出た。
誰もが認める、ディラン復活の狼煙となった作品。
この辺りから、ディランの人生と歌への向き合い方が大きく変わったのだろうな。
最近のオリジナル・アルバムでは、『トゥゲザー・スルー・ライフ』はけっこう気に入っている方だろう。
アメリカのルール・ミュージックへの溢れんばかりの愛情が、まるでロードムービーのサウンドトラックのように綴られていく。
これはもう、ディランにしか出来ない芸当だ。
今までに何度も何度も繰り返してきたが、私の二大アイドルはディランとマイルス。
二人とも長いキャリアの中で何度もスタイルを変え、常に試行錯誤を繰り返しながら、決して同じところに留まろうとはしなかった。
そして、手持ちのカードをさらけ出すこともなかった。
いつだって謎を抱えたまま生きていた。
もうディランも齢80を超えた。
恐らく彼のライブを観る機会に恵まれることはないだろうと思う。
しかし、生きていようが死んでしまおうが、彼の音楽は私の心に残り続けるだろう。
ということで、近いうちにこちらの映画も観る予定(^^)↓
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます