元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

わくわく

2011年05月14日 | Weblog
今日は特別な一日。

大船渡で被災した友人のために、
同期4人のメンバーが車で岩手にやってきます。

深夜東北道を北上してきて、まもなく到着予定。
もう十数年ぶりに会うメンバーばかり。
みなどんな顔になっているんだろう?
けっこうドキドキものです(苦笑)。

地元友人も含めて計6人で大船渡に向かい、
合わせて7人で帰ってきて、今夜はこちらで呑みます。
旨いものを食べて、ゆっくりと話したいな。


今週一週間もばたばたでした。
応援歌練習に、新たに発生したトラブルへの対応、
吹連の会議、その他もろもろ。
やっと昨日クラブに顔を出せ、小一時間ほど合奏。
今日はお休みを頂いたので、明日はみっちり合奏に付き合う予定。
ただし、今晩の酒が抜けているかどうか・・・(^^;)。


最近、「楽譜を声に出して歌う」ことの重要性を改めて考えています。

今の子供たちは基本的に「楽譜を読む」訓練を受けて来ていないので、
楽譜の読み方はまずクラブで教えなければいけない。
しかし、まずその前に「楽器を吹く」練習の方が優先されてしまいがちで、
新しい譜面を渡されても、譜読みにものすごく時間がかかってしまい、
音の整理やリズムの整理だけで合奏が終わってしまうこともしばしば。
結局時間切れで、曲の「ハーモニー」や「内容」や「表現」には
あまり手を付けられないまま本番に臨むことに。

生徒達がきちんと「読譜力」を身に付け、「譜読み」の時間を短縮するためには、
楽器で吹く前にまず「声に出して歌う」、即ちソルフェージュする力と習慣を
きっちりと学ばせる必要があります。
まあ、上手な学校が当たり前にやっていることなのですが、
定着させるためには一定の時間が必要でしょう。
生徒達は「まず楽器の練習を!」というでしょうが、
これもまた演奏に必要不可欠な要素であることを、徹底して教えなければと思います。

ここ数年、大阪桐蔭高校がコンクールやマーチングで活躍していますが、
この学校では、吹奏楽部員が所属している学科で音楽の専門科目を学ばせて
いるとのこと。
楽典やソルフェージュを「授業で」学ぶ子達が楽器をきっちりと練習すれば、
それは全然違った演奏になるでしょう。
先日CDを聴きましたが、当たり前のように上手いです。
学ぶことはたくさんある。


演奏会のプログラムがようやく固まってきて、楽譜も揃ってきました。
5月中には全部の曲を通せるようにならないと。
広告取り等の仕事も入ってくる。
頑張らないと。



最近の物件です。

■忍者武芸帳‐影丸伝(15)

■鈴木先生(4)

■松本清張:けものみち(上下)

■マーラー:『復活』(メータ&VPO)

■ストラヴィンスキー:春祭&ペトルーシュカ(スヴェトラーノフ&フランス放送管)

■モーリス・アンドレ・エディションVol.3(6枚組)

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