昨日から聴いている、広上さん&スウェーデン・シンフォニック・ウインドアンサンブル。
特に、
シェーンベルクの『主題と変奏』と、黛の『礼拝序曲』が気に入ってます。
先日は、熱く情熱的なマエストロの音楽に触れたが、
こちらの演奏は逆に、冷徹なほどクールで、精緻な演奏。
とりわけ『主題と変奏』は、日本楽手出版社から出ているポケットスコアを
読みながら聴いていると、
シェーンベルクの高度な作曲技法が目に見えてよく分かる(伊藤康英さんの解説もさすが!)。
最近の吹奏楽作品は、とにかく「描写/イメージ」が主体となっているものがほとんどで、
いわゆる絶対音楽はほとんど聴かれなくなっている気がする。
だから、一昨年の保品翁の『インテルメッツォ』、昨年の高さんの『ワルツ』が
とても新鮮に聴こえた訳だ。
この『主題と変奏』は紛れもなく、理屈が優先している(苦笑)。
しかし、そこにこそ理論的に構成された美しさがある。
今時の吹奏楽ファンで、この作品をきちんと知って(聴いて)いて、
きちんと向き合ったことのある人はどれぐらいいるものだろうか?
ちゃんと古典を勉強する大切さに改めて気が付いた今日この頃。
一方の黛も、計算された静謐さと、ある種エキゾチズムを漂わせるリズムが同居し、
これまた一種独特な魅力を振りまいている。
編成はやや特殊なようだが、日本の吹奏楽のオリジナルレパートリーとして
積極的に取り上げられるべき作品ではないのか?
(注:委嘱したのはアメリカン・ウインド・シンフォニー^^;)
そんなことを考えさせられた一日。
PS1
本日のクルマにて
クラフトワーク:アウトバーン
細野さんの本とYMOの本を読みつつ、YMOの音楽をちょこちょこと聴いているので、
このところはクラシックとテクノを交互に聴いてますw。
PS2
本日の収穫
WAM&JB:Cl五重奏曲(Cl:P.シュミードル)
※これでこのカップリングは、
ウラッハ、ランスロ、シュミードル、ライスター、ライト&ドラッカー、
ジリオッティ、マイヤー・・・、
Cl吹きでもないのに、えらく沢山買ったことになるなあ(^^;)。
特に、
シェーンベルクの『主題と変奏』と、黛の『礼拝序曲』が気に入ってます。
先日は、熱く情熱的なマエストロの音楽に触れたが、
こちらの演奏は逆に、冷徹なほどクールで、精緻な演奏。
とりわけ『主題と変奏』は、日本楽手出版社から出ているポケットスコアを
読みながら聴いていると、
シェーンベルクの高度な作曲技法が目に見えてよく分かる(伊藤康英さんの解説もさすが!)。
最近の吹奏楽作品は、とにかく「描写/イメージ」が主体となっているものがほとんどで、
いわゆる絶対音楽はほとんど聴かれなくなっている気がする。
だから、一昨年の保品翁の『インテルメッツォ』、昨年の高さんの『ワルツ』が
とても新鮮に聴こえた訳だ。
この『主題と変奏』は紛れもなく、理屈が優先している(苦笑)。
しかし、そこにこそ理論的に構成された美しさがある。
今時の吹奏楽ファンで、この作品をきちんと知って(聴いて)いて、
きちんと向き合ったことのある人はどれぐらいいるものだろうか?
ちゃんと古典を勉強する大切さに改めて気が付いた今日この頃。
一方の黛も、計算された静謐さと、ある種エキゾチズムを漂わせるリズムが同居し、
これまた一種独特な魅力を振りまいている。
編成はやや特殊なようだが、日本の吹奏楽のオリジナルレパートリーとして
積極的に取り上げられるべき作品ではないのか?
(注:委嘱したのはアメリカン・ウインド・シンフォニー^^;)
そんなことを考えさせられた一日。
PS1
本日のクルマにて
クラフトワーク:アウトバーン
細野さんの本とYMOの本を読みつつ、YMOの音楽をちょこちょこと聴いているので、
このところはクラシックとテクノを交互に聴いてますw。
PS2
本日の収穫
WAM&JB:Cl五重奏曲(Cl:P.シュミードル)
※これでこのカップリングは、
ウラッハ、ランスロ、シュミードル、ライスター、ライト&ドラッカー、
ジリオッティ、マイヤー・・・、
Cl吹きでもないのに、えらく沢山買ったことになるなあ(^^;)。
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