初の猛暑日。
おまけに熱帯夜らしい(>_<)。
今季唯一であって欲しい・・・。
さて今日は先日の研修レポートをしっかり仕上げて参りました。
以下抜粋↓
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2020/令和2年 勤務場所外研修:報告書
(1)日時 8月7日(金) 9時-16:35
(2)研修場所:えさし藤原の郷 他
(3)研修内容
午前①:えさし藤原の郷
a 入場して即「大瀧詠一 七回忌追悼記念展」を見学。
b 今回の企画展は、2014年に『えさし郷土文化館』で開催された企画展『夢で逢えたら-大瀧詠一
さんを偲んで-』で展示/使用された各種資料を再度用いて開催されたものである。
c 大瀧さんは、1970年代以降、「日本語ロック」の先駆者として今でも高い評価を受けている『はっ
ぴいえんど』のメンバーであり、解散後は日本で初めてのプライベートレーベル『ナイアガラ』を立ち
上げ、シンガー・ソング・ライター/アレンジャー/プロデューサー/録音エンジニア等々、多方面で
活躍し、日本のポップミュージックに多大なる貢献と大きな足跡を残した人物だった。
d そんな彼が岩手県江刺市(当時)出身であったことは意外なほど知られておらず、2014年及び今
年と同種の企画展が開催されたのは、地元の人々に大瀧さんのことを少しでも知って欲しいという
願いが込められたものかと思う。
e 個人的にも最も好きな歌手の一人であり、彼が制作した/携わった音源や著作もかなり所有して
いる。しかしこうやってまとまった形で展示資料を眺めると、単に一人のアーティストとしてだけでは
ない、偉大なる趣味人/教養人、そして音楽史/芸能史研究家としての大瀧さんの姿に圧倒され
る思いだった。
f 具体的には、映画やテレビ番組等についての広い識見が汲み取れる多くの対談集や、また独自の
観点から研究を深めた日本のポップミュージック論(「分母分子論」等)、そして自らの音楽的ルー
ツ/影響を受けた過去の音楽を自身の監修で数多く企画制作し、歴史的再評価を世に問うたこと
などが挙げられる。これらは大瀧さんにとって自身の音楽活動と同じぐらいの重みを持つ活動成果
だった。
g 大瀧さんには、常に「歴史的意識を持って事物を観察/研究する」視点があった。彼独自の視点
からまとめられた日本音楽史/芸能史には彼の音楽と同様に惹かれるものがある。没後6年を経
たが、大瀧さんが残してくれたものの価値は減じるどころかますます増大しており、今後も彼の音
楽と研究につきあっていきたいと考えている。
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PS
本日の鑑賞①
MILES AHEAD/マイルス・デイビス-空白の5年間(DVD)
BRASS OF RCO
暑いので、感想は後日(苦笑)。
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