今日の鑑賞物件。
メシアンの『キリストの昇天』は初めて聴いたが、
なかなか新鮮だった。
ドビュッシー&ラヴェルは、まるでフランスのオケのような響き。
さすがフルネといったところか。
ついでに、物凄く久しぶりに
埼玉栄高校吹奏楽部の初CD『青春譜』を聴く。
ネットを探しても画像ひとつ出てこない。
まあ、20年以上前の音源だから当然と言えば当然だが、
確か中高の吹奏楽部の演奏がCDとして商品化される先駆けだったと記憶している。
演奏も、今から30年近く昔の録音だということを考えると、
驚異的と言っていいレベル。
特に、かの出雲一中以来の再演となった『ダフニス』と、
吹奏楽界にJ.シュワントナーの名を知らしめた『・・・そしてどこにも山の姿はない』は
コンクール史に残る歴史的名演と言っていいと思う。
今となっては貴重な音源であることを強く実感した次第。