パリ管弦楽団ブラスクインテット
昨晩行ってきました。
Tubaのステファン・ラベリのCDを聴いてその素晴らしさを知っていたので、
G千と高いお値段ながら楽しみにしていました。
いやあ、素晴らしかった!
フランスならでは?の明るく輝かしい響きと、丁寧な音楽作り。
昔ながらの愛好者としてはもっとショーアップした演出をしてもいいのでは?と思うぐらいでしたが
(一人ひとり日本語で自己紹介していたのは面白い試み)、
そんなものはまるで必要のないぐらい、内容の充実した演奏でした。
何より、やっぱりラベリ!!
おそらくメンバー最年少かとは思いますが、その実力はもう桁外れとしか言いようないぐらい。
いや、他のメンバーもめちゃくちゃ上手いのですが、それがあまり目立たないくらい凄いのです。
数年前に来日したNYPブラスクインテットも、アレッシ(Trb)やP.メイヤー(Hr)が
目立ちまくるおかげで、あの名手フィリップ・スミスが地味に見えるというのと
同じ現象かとw。
そのラベリ、一番小さな体で一番大きな楽器を吹いて、しかも一番楽しそうにプレイしていました。
けっこういい年齢のはずなのに、まるでやんちゃ坊主のようで、見ているだけでも面白かった。
それを、おそらく最年長で渋ーい風貌のカザレ(Hr)と、長身のコテ=デュムーラン(Trb)が
両サイドで支えているという構図もユニークと言うか何と言うか(^^)。
思い返してみると、県内で聴いたブラスアンサンブルと言えば、
エンパイア・ブラス × 2
ジャーマン・ブラス × 2
シカゴ響Bクインテット
イプシロン・ブラス(カルテット)
の4団体。
今回は十数年前?に盛岡で聴いたシカゴ響BQと同様、同じオケのメンバーで構成された五重奏でしたが、
シカゴ響BQもまた、Tubのジーン・ポコーニが一番印象に残っていて、
他のメンバーの印象は今イチ地味だったというのも共通していました。
何はともあれ、素晴らしいコンサートでした。
満足満足。
県民会館へは、11月6日(月)にも、フェドセーエフのオールロシアプロを聴きに行きます。
こちらも今から楽しみ(^^)!
PS
ちょうど一か月後の11月25日(土)に、奥州市文化会館Zホール[中ホール]にて、
『早稲田の杜金管合奏団(通称ワセキン)』東北復興支援コンサート(3回目)
が開催されます。
このブログ他で、随時告知させていただきますので、ご了承くださいm(__)m。