元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

眠れない夜は・・・

2011年06月04日 | Weblog
一週間前とは打って変わって、
薄曇ながら光も射すちょっと暑いぐらいの一日。
先週、こんな天気だったら、運動会ももっと盛り上がっただろうに・・・。

こんな日は、カミさんの体調が悪い事が多いのです。
案の定朝から「最悪・・・、」と呟いて、私や娘やその他のモノに
イライラをぶつけまくり。
私と娘は、口をつぐんでじっと耐え忍ぶのみ(苦笑)。

体調不良の中、何とか洗濯と掃除を片付けたカミさんが、
風が通って涼しいリビングですやすやと昼寝する傍らで、
音を立てないようこっそりブログを書いてる私です・・・(>_<)。


さてタイトル。

丸一ヶ月以上週末休みがなかった私は、
娘に「明日お父さん、朝寝坊するから」と言って、
まあ朝の9時過ぎまでは寝ているつもりでした
(普段5時前後には起きてるから、自分ではかなりゆっくり寝ているつもり)。

ところが何としたことか、深夜1時ごろに目が覚めてしまい、
その後上手く寝付けなくなってしまったのです。


最近では、「眠れないときには、眠くなるまで起きている方がいい」と
経験的に分かってきたので、
カミサント娘が休んでいる寝室を抜け出して、もそもそとリビングへ。

先日見逃してしまった『刑事コロンボ』のDVDでも観ようか、
と思っていたところ、
そういえば大学オケの先輩から送ってもらった懐かしのDVDがあった事を
思い出しました(^^)/!

今こそチャンス。
早速、30年前のドイツ演奏旅行のDVDをセット。
音量に気を付けながら再生開始。


おお、若い若いO友さんだ。
名前を忘れてしまった方もいる当時4年生の先輩方がいらっしゃる。
このところ岩手でご接待している当時3年生の先輩方。
もちろん2年生の皆さん、そして一緒に連れて行ってもらった1年生の姿も。

みな若い(笑)。


リハは『マイスタージンガー』、『未完成』、『ラプソディ』と続き、
最後は『春祭』。

そうかー、あんなにきついスケジュールのツアー(一ヶ月で15公演)だったのに、
こんなにちゃんとリハーサルしてたんだ。
若いとは言え、大したものですね。

それより何より、かなりレベルが高い事を当たり前にやってる。
普段楽譜もよく読めないような高校生たちを相手にしているので、
当時のWオケのメンバーって、やっぱり凄かったのね、と改めて実感いたしました。

(途中、『春祭』のFgソロを吹く4年の先輩が何度かアップになってましたが、
ツアー中例のソロをしくじったと言う記憶がありません。アマオケの外国ツアーで
春祭のソロを全て成功させるなんて、今のレベルだって尋常じゃないですよね・・・。)

意外だったのが、O友さんがけっこう逞しい体つきをしていたこと。
もっと細ーいイメージだったのですが、二の腕はそこそこ太かった。
こちらの先入観もあったのでしょうか(苦笑)。


飛ばし飛ばしではありましたが、かなり面白かったです。


後はNHK教育の“YOU”。
青島美幸が、かのK.ライスター(Cl)に向かって、

「口の周りから、息がけっこう漏れているんですね」

とずいぶん失礼な事をいったと言う記憶しかありませんでしたが(笑)、
そうかー、その青島美幸が『ボレロ』の指揮までしていたと言うのは
まるっきり忘れてました(^^;)。

(ライスターに、モーツァルトのClコン、吹き振りしてもらっていたと言うのは、
今考えても贅沢でしたねえ。そういえば、O隈講堂でのClコンの録音、
確かカセットテープで持っていたはず。)

後はテレ朝、というか当時NETの『約束』でしたっけ。
チョー・リャンリン(Vn)とリー・ジェン(p)をめぐるドキュメンタリー。
曲は何をやったかかけらも記憶に残っていませんでしたが、
『レット・イット・ビー』だったんですね。やっと思い出しました。
何しろ私としては、井上Mッチー氏から

「応援団みたいな人がいたら、エールやってくれないかなあ」

とリハで言われて、大変困ってしまったことしか覚えてないもんで(苦笑)。
テレビにバッチリ映っていたとは露知らず(>_<)。

しかし、人見記念講堂を借り切って、アマチュアとは言えオケまで準備して、
しかも番組はたっぷり2h編成とは、誰が企画して、誰がカネを出した番組だったんでしょう?
今となってはそっちの方が興味があったりして(笑)。


幸い家族を起こすことなく全部目を通せましたが、
懐かしい懐かしい思い出が、こうやって映像で残されているとはうれしい限りです。
ひできさん、本当にありがとうございました。
この場を借りて御礼申し上げますm(__)m。

その後まだ眠くなかったので、
これまたいつ以来か忘れた南半球の『スーパーラグビー』をスカパーで1hほど。
ついに寝ちゃったのは、明け方の4時過ぎぐらいだったでしょうか。

早寝早起きが基本なので、
こんな真夜中に活動するのは数年に一度あるかどうかというところ。
忘れられない晩となった次第です。


昨日の帰り道、神奈川大学吹奏楽団の昨年の定期演奏会のライブ盤を聴きました。
お目当ては『デュオニソス』。
演奏はもちろん素晴らしかったのですが、それよりも、
マエストロ小澤(俊郎)氏の、悠然たる音楽のつくりが大変印象的でした。
コンクールだともっと「効果的」な演奏をする印象があったのですが。

せせこましくなく、たっぷりとしたテンポで描かれる壮大な『デュオニソス』。
真島俊夫氏の出世作『波の見える風景』も、感動的な内容で、
買ってよかったと思わせてくれたCDなり(^^)。


コメント
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