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石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

10月26日 本日は春日市において西鉄の連続立体交差化事業を視察しました

2018年10月26日 | 国立市議会
 こんにちは、南武線の連続立体交差化を推進している石井伸之です

 春日市役所には、綺麗なマンホールが飾られていました。

 本日は、会派視察の最終日として福岡県春日市を視察しました。

 視察内容は、西鉄春日原駅周辺の連続立体交差化です

 まずは春日市の概要説明から入ります。

 人口11万人、面積14k㎡で博多から電車で10数分の距離です

 国立市と同じく、ベットタウンとして発展して来ました。

 高架化事業の目的としては、以下の通りです
1道路交通の円滑化
2沿線地域の環境改善
3高架下空間の活用
4交通連結機能の強化

 事業概要
施行者:福岡県
事業期間:平成15年度~33年度末
事業延長:約3.3km
除却踏切:12か所
総事業費:389億6千万円

 負担割合
鉄道事業者:25億5千万円
国庫補助金:178億3千万円(現在は社会資本整備総合交付金と呼ばれています)
福岡県負担金:124億4千万円
春日市負担金:11億7千万円
大野城市負担金:49億7千万円
※延長割で、春日市18.98%、大野城市81.02%

 事業の進捗
平成16年2月 事業認可取得
平成22年7月 事業認可変更
平成23年4月 本体工事着手
平成23年6月 春日原駅周辺本体工事着手
平成30年2月 春日原駅仮駅舎切り替え








 一通り事業について説明していただき、質疑応答では大変貴重な意見をいただきました。


 春日原駅周辺再開発について、当初は協議会も立ち上がり機運が盛り上がったそうです

 しかし、地権者とテナントに入っている店主など、意見の調整がつかず協議会は解散となりました。

 現地周辺を見ると、確かに昭和40年代を思い出す昔ながらの商店が並んでいます

 既に用地地域が近隣商業地域となり、100㎡前後の小さなビルが並ぶことによって、権利関係が複雑となり難しい状況です。

 それに比べて、隣の白木原駅は周辺に高層マンションが数十棟も並んでおり、規模の小さな武蔵小杉駅という様相です。

 また、高架化の工事ですが、側道が整備可能な場所があれば、仮線を作って中央線のように高架橋を建設します

 しかし、仮線を作る余裕がない場所では、既存の線路を跨ぐ形で高架橋を建設するそうです。

 この工法では、終電から始発までの約3時間しか工事時間がありません。

 すると、工事費に跳ね返って来るとのこと

 仮線を作り、側道を整備する土地を買収する費用を考えると、線路直上の高架橋建設も一つの考えかもしれません。

 しかし、将来のまちづくりを考えると、北側側道を整備するべきかと考えます

 国立市における南武線高架化工事に伴う、矢川駅周辺まちづくりに生かして行きます。



議場です。




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