石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

6月26日 本日は6月議会最終本会議を迎え、線路への転落事件の多い駅に、ホームドアの早期整備を求める決議案を全会一致で可決

2018年06月26日 | 国立市議会
 こんにちは、国立市議会自由民主党明政会会派幹事長の石井伸之です。

 本日は6月6日に初日を迎えた6月議会の最終本会議を迎えました。

 午前10時に開会し、市長提出議案9議案、議員提出議案3議案を審議しました

第 1 第44号議案 市道路線の廃止について
第 2 第48号議案 国立市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例案
第 3 第49号議案 国立市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例案
第 4 第50号議案 国立市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案
第 5 第51号議案 国立市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案
第 6 第52号議案 平成30年度国立市一般会計補正予算(第2号)案
第 7 第53号議案 国立市の町区域の変更について
第 8 第54号議案 国立市市税賦課徴収条例の一部を改正する条例案
第 9 第55号議案 市長の給料の特例に関する条例案
第10 議員提出第7号議案 福島県内の放射線モニタリングポストの継続配置を求める意見書
第11 議員提出第8号議案 東京都シルバーパスの負担軽減と制度改善を求める意見書案
第12 議員提出第9号議案 線路への転落事件の多い駅に、ホームドアの早期整備を求める決議案

 市長の給与の特例に関する条例案は、読売新聞多摩版にも書かれているように、市長給与の10%を3か月間削減するものです。

 理由としては、昨年5月に辞職した議員によるセクハラ・パワハラにより女性職員を守り切れず退職に追い込まれたことによります。

 私は賛成討論の中でも伝えましたが、辞職した当該議員が同じ会派に所属しながらも、女性職員へのセクハラ・パワハラ行為に及んでいることを知らなかったとは言え、止めることが出来なかったことは大変申し訳なく思っています。

 今後は二度とこのようなことが無いよう、国立市議会として倫理条例を定め、自らを律して行くことを誓い賛成討論としました

 最後の議案である、議員提出第9号議案 線路への転落事件の多い駅に、ホームドアの早期整備を求める決議案では、私が筆頭提出者として提案説明を行いました

 既に国立駅へのホームドア設置は私もそうですが多くの議員が党派を超えて一般質問に取り上げております。

 1日約10万6千人が乗降するJR国立駅では、2005〜2014年度の10年間で24件の人身事故が発生しており、うち23件は飛び込み自殺です

 東洋経済オンライン記事によると、乗車人数当たりの自殺件数は首都圏の主要駅平均の5倍に達し、乗車人員1日5万人以上の駅の中では、JR新小岩駅とともに乗車人員比の自殺件数が極めて多い駅となっています。

 衝動的な自殺の予防にもホームドアは効果があるそうです。

 国立駅と同じく転落事故・飛び込み自殺が頻発していた新小岩駅では、葛飾区議会が優先整備を求める意見書を全会一致で可決するなど関係機関への積極的な働きかけがあり、総武線の中で唯一、ホームドアが前倒しで2018年度に設置されます。

 国立駅における人身事故がゼロとなるよう、今後ともホームドアの早期設置に向け努力します。

 私が工事に携わった牛込神楽坂駅でもホームドアが設置されています。



 
 

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