こんにちは、昨日ファミリーフェスティバルを終えてホッとしている石井伸之です。
起床後、家内の機嫌が悪いのでどうしたのか聞いてみました。
すると、昨夜はファミリーフェスティバルで疲れていたこともあり、ゴリゴリとドリルで削るような激しい歯ぎしり、演説のような寝言、いびきがひどかったそうです。
セレモニーの司会、団子の販売、極秘の役目と続いたこともあり、体は疲れていても、頭は興奮していたのかもしれません。
本日はさくら通り沿いにあるファミレスでお昼ご飯を食べた後に、東八道路沿いにありベビーザらスの入っている建物の一階にある蔦屋商店へ行きました。
何気無く店内を見ていると、小学生の頃、夢中になって読んでいた学研の「日本の歴史」が目に留まり、中身を見て見るとそのカラフルで綺麗な絵に驚きました。
白黒だった我々の時代に比べると進歩したものです。

話は変わりますが、つい先日、私が現場監督として携わった都営大江戸線牛込神楽坂駅へ行きました。

平成12年に開通して以来、15年が経過しようとしているだけあって、新築時はピカピカだった床や壁面のタイルもくすんでいます。

都営地下鉄大江戸線は、各駅におけるコンペ形式で設計者が決まりました。

当駅の設計者は、この駅で地層を表現するという事から、地表から地中奥深くになるにつれて、微妙に濃い色のタイルを用いています。

しかし、A色からF色まである色の濃淡は大変微妙で、タイル業者がA色ということで焼き上がってきたものは、実際どう見てもD色からE色の濃さであったりというように、施工業者者泣かせの現場であったことは間違いありません。



また、タイルの大きさも場所によってまちまちで、ベンチ周りのタイルは長細いものを使用し、一般部分は10センチ×20センチ程度の大きさで敷き詰めています。


さらに、タイルの表面も、フラット、砂面、粗面、テッセラ(少し荒れているもの)岩面というように、見た目が微妙なタイルを組み合わせています。

そんなこんなですから、タイル工事を担当したことから大変苦労しました。

それでも、私が生きている間は残るであろう駅の工事に携われるということは、現場監督としては嬉しいものです。


微妙な目地間で調整しながら設計の先生を満足させるタイル割は、本当に頭を悩ませましたが、完成した時の喜びは最高でした。


工事途中に亡くなられた、タイル工事における職長の口癖は「石井さん、下手なタイル割をすると孫に笑われるよ」で、その言葉はどのような仕事をしていても心の中に刻み込んでおります。

当時と大きく変わっていたのは、ホームドアが設置されたことです。駅の安全性を考えると今後はホームドアの設置を推進すべきであるということは、間違いありません。

牛込神楽坂駅に立ち寄ることがありましたら、駅構内のタイルや壁面塗装の様子を見ていただければ嬉しく思います。

起床後、家内の機嫌が悪いのでどうしたのか聞いてみました。
すると、昨夜はファミリーフェスティバルで疲れていたこともあり、ゴリゴリとドリルで削るような激しい歯ぎしり、演説のような寝言、いびきがひどかったそうです。
セレモニーの司会、団子の販売、極秘の役目と続いたこともあり、体は疲れていても、頭は興奮していたのかもしれません。
本日はさくら通り沿いにあるファミレスでお昼ご飯を食べた後に、東八道路沿いにありベビーザらスの入っている建物の一階にある蔦屋商店へ行きました。
何気無く店内を見ていると、小学生の頃、夢中になって読んでいた学研の「日本の歴史」が目に留まり、中身を見て見るとそのカラフルで綺麗な絵に驚きました。
白黒だった我々の時代に比べると進歩したものです。

話は変わりますが、つい先日、私が現場監督として携わった都営大江戸線牛込神楽坂駅へ行きました。

平成12年に開通して以来、15年が経過しようとしているだけあって、新築時はピカピカだった床や壁面のタイルもくすんでいます。

都営地下鉄大江戸線は、各駅におけるコンペ形式で設計者が決まりました。

当駅の設計者は、この駅で地層を表現するという事から、地表から地中奥深くになるにつれて、微妙に濃い色のタイルを用いています。

しかし、A色からF色まである色の濃淡は大変微妙で、タイル業者がA色ということで焼き上がってきたものは、実際どう見てもD色からE色の濃さであったりというように、施工業者者泣かせの現場であったことは間違いありません。



また、タイルの大きさも場所によってまちまちで、ベンチ周りのタイルは長細いものを使用し、一般部分は10センチ×20センチ程度の大きさで敷き詰めています。


さらに、タイルの表面も、フラット、砂面、粗面、テッセラ(少し荒れているもの)岩面というように、見た目が微妙なタイルを組み合わせています。

そんなこんなですから、タイル工事を担当したことから大変苦労しました。

それでも、私が生きている間は残るであろう駅の工事に携われるということは、現場監督としては嬉しいものです。


微妙な目地間で調整しながら設計の先生を満足させるタイル割は、本当に頭を悩ませましたが、完成した時の喜びは最高でした。


工事途中に亡くなられた、タイル工事における職長の口癖は「石井さん、下手なタイル割をすると孫に笑われるよ」で、その言葉はどのような仕事をしていても心の中に刻み込んでおります。

当時と大きく変わっていたのは、ホームドアが設置されたことです。駅の安全性を考えると今後はホームドアの設置を推進すべきであるということは、間違いありません。

牛込神楽坂駅に立ち寄ることがありましたら、駅構内のタイルや壁面塗装の様子を見ていただければ嬉しく思います。
