こんにちは、昨日に引き続いて本日も福祉保険委員会視察となっており、宿泊している鶴岡駅前の第一ホテル8階からは素晴らしい眺めが広がってました。
午前9時45分には鶴岡市職員さんがマイクロバスを用意していただき、視察先である松原(まつわら)幼稚園とあおば学園に到着です。
駐車場から庭園に入ると、今日はいも煮会のイベントということから、幾つかの釜で煮炊きしており、薬味のいい香りが漂っていました。
まずは、福祉部職員の方より状況説明があり、平成18年4月に建てられた松原保育園はこの地域を治めていた酒井藩の藩主別邸があった土地をいかに有効活用するかというところから、幾つかの保育園を統合する中で始まり、公設民営で運営されているそうです。
鶴岡市は合併によって1311K㎡という広大な土地を持つ市になったことによって、市街地もあり山間部もある市に展望を遂げた為に、保育園数は42を数えており、その中には総園児10名程度のところもあれば、100名を超える保育園もあります。
保育園内を見学すると、先日のおおやま児童館同様に木の香りが心地良く、天井を高くする工夫がされており、解放感溢れる室内になっていました。
次に併設されている「あおば学園」に移り、こちらは様々な障害を持った子供達が通う通所施設になっており、自閉症、発達障害、知的障害、ダウン症、等など様々な障害を持った子供達が元気に遊んでおりました。
はっきり言って全ての子供で誰一人として同じ障害ということは無く、その子供に応じて細やかな配慮をしており、部屋によっては遊具のある遊ぶ部屋、食事をする部屋、落ち着いて個別指導をする部屋というように分かれており、落ち着きを取り戻す為に、何も置かない部屋が重要ということは新たな発見でした。
また、遊ぶ部屋からは松原保育園の園庭が見えており、園児が遊ぶ姿を見ることによって、遊びを学ぶということも大切だと言われました。
ここでは、子供ケアと共に保護者へのケアにも力を入れており、親同士の交流会ということで、保護者懇談会を開いてお互いが生の声で相談しており、父親に対しても「おやじの会」を作り職員さん主導によって夜の飲み会を行い、お互いの絆を深めることに重点を置いておりました。
切ない話ですが、障害を持った子供が生まれたことによって、夫婦が離婚する事例は少なくなく、両親への理解を深める活動も忘れてはなりません。
両施設は、様々な交流イベントを行っており、今日のイモ煮会は両親だけでなく、おじいちゃんおばあちゃんも一緒に楽しんでおりました。
施設見学を終えて質疑応答をしていると、イモ煮のおすそわけがあり、我々もお昼前の空腹時に心も体も温まるイモ煮をいただきました。後で、随行している我々の議会事務局職員(山形県内陸地方出身で簡単に言うと山形市の方です)に聞いてみると、ここはみそ味で内陸は醤油味だそうです。
後で調べて見ると、山形県は出羽山地で東西に分断されており、それぞれが特有の文化を持ち、方言も微妙にイントネーションが違うとありました。
どうにか無事に二日間の視察を終えることができましたが、これも各委員の協力と随行された議会事務局職員の様々な段取りがあったおかげです。
午前9時45分には鶴岡市職員さんがマイクロバスを用意していただき、視察先である松原(まつわら)幼稚園とあおば学園に到着です。
駐車場から庭園に入ると、今日はいも煮会のイベントということから、幾つかの釜で煮炊きしており、薬味のいい香りが漂っていました。
まずは、福祉部職員の方より状況説明があり、平成18年4月に建てられた松原保育園はこの地域を治めていた酒井藩の藩主別邸があった土地をいかに有効活用するかというところから、幾つかの保育園を統合する中で始まり、公設民営で運営されているそうです。
鶴岡市は合併によって1311K㎡という広大な土地を持つ市になったことによって、市街地もあり山間部もある市に展望を遂げた為に、保育園数は42を数えており、その中には総園児10名程度のところもあれば、100名を超える保育園もあります。
保育園内を見学すると、先日のおおやま児童館同様に木の香りが心地良く、天井を高くする工夫がされており、解放感溢れる室内になっていました。
次に併設されている「あおば学園」に移り、こちらは様々な障害を持った子供達が通う通所施設になっており、自閉症、発達障害、知的障害、ダウン症、等など様々な障害を持った子供達が元気に遊んでおりました。
はっきり言って全ての子供で誰一人として同じ障害ということは無く、その子供に応じて細やかな配慮をしており、部屋によっては遊具のある遊ぶ部屋、食事をする部屋、落ち着いて個別指導をする部屋というように分かれており、落ち着きを取り戻す為に、何も置かない部屋が重要ということは新たな発見でした。
また、遊ぶ部屋からは松原保育園の園庭が見えており、園児が遊ぶ姿を見ることによって、遊びを学ぶということも大切だと言われました。
ここでは、子供ケアと共に保護者へのケアにも力を入れており、親同士の交流会ということで、保護者懇談会を開いてお互いが生の声で相談しており、父親に対しても「おやじの会」を作り職員さん主導によって夜の飲み会を行い、お互いの絆を深めることに重点を置いておりました。
切ない話ですが、障害を持った子供が生まれたことによって、夫婦が離婚する事例は少なくなく、両親への理解を深める活動も忘れてはなりません。
両施設は、様々な交流イベントを行っており、今日のイモ煮会は両親だけでなく、おじいちゃんおばあちゃんも一緒に楽しんでおりました。
施設見学を終えて質疑応答をしていると、イモ煮のおすそわけがあり、我々もお昼前の空腹時に心も体も温まるイモ煮をいただきました。後で、随行している我々の議会事務局職員(山形県内陸地方出身で簡単に言うと山形市の方です)に聞いてみると、ここはみそ味で内陸は醤油味だそうです。
後で調べて見ると、山形県は出羽山地で東西に分断されており、それぞれが特有の文化を持ち、方言も微妙にイントネーションが違うとありました。
どうにか無事に二日間の視察を終えることができましたが、これも各委員の協力と随行された議会事務局職員の様々な段取りがあったおかげです。