石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

10月12日本日は議員会館の松本洋平衆議院議員事務所へ行きました

2007年10月12日 | Weblog
 こんにちは8月9月と二ヶ月間にわたり学生インターンを受け入れていた石井伸之です。本日はその学生さんと、かねてからの約束であった国会見学へ向かい、松本洋平代議士事務所の秘書さんに案内をしていただきました。

 松本洋平代議士には国会と地方をつなぐ役割を果たしていただき、地方議員の一人としては本当にありがたい限りです。

 代議士との話の中で、今話題となっているテロ特別措置法の継続ですが、日本の原油をペルシャ湾諸国からの輸入に頼っている以上、日本のタンカーを守らねばなりません。

 そんな中で、平成16年に日本郵船のタンカー「高鈴」がテロの標的になって被害を受けていたという話を代議士からお聞きしました。私も初耳だったので、インターネットで調べたところ、詳しい記事がありましたので、転載しておきます。


 日本郵船の超大型タンカー「TAKASUZU」はペルシャ湾からはるばるインド洋の波濤を越えて、原油を日本に運んでくる。原油の9割を中東に依存する日本の命綱の一つであることはいうまでもない。それが電力をはじめとして日本経済を支え、クルマを自在に走らせている。

 これらタンカーが中東からのシーレーンで、テロ攻撃を受けたとしたらどうなるか。とたんにエネルギー供給は干上がり、日本経済は壊滅的な打撃を受ける。石油危機の再燃である。

 実はこの「高鈴」が、ペルシャ湾のイラク・バスラ沖で実際にテロ攻撃を受け、間一髪で撃沈を まぬがれていた。このときテロを寸前で阻止したのはペルシャ湾に展開する多国籍軍であった。

 英ペルシャ湾派遣艦ノーフォークの作戦日記によれば、平成16年(2004年)4月24日、石油積み出しターミナルが小型の高速ボートによる自爆攻撃の標的になった。ターミナルの損害は軽微だったが、係留中だった「高鈴」が危機に直面した。

 多国籍軍の艦艇が、ターミナルに接近中の不審な高速ボート3隻を発見し、銃撃戦になった。うち1隻の高速ボートは「高鈴」の手前数百メートルで大爆発を起こした。日本郵船本社には、現地から「本船がやられた」との無線連絡が入り衝撃が広がった。ほぼ同時に防衛庁情報本部も事件をキャッチした。

 タンカーは船体を銃弾でえぐられ、鉄製ドアが吹き飛ばされただけで済んだ。しかし、この自爆テロで、多国籍軍のうち米海軍兵2人と沿岸警備隊員1人が死亡した。テロは阻止されたが、手痛い犠牲者を出してしまった。

 その数日後、国際テロ組織アルカーイダに関係するザルカウィ容疑者の犯行声明が出た。彼らはタンカーを狙えば原油価格が高騰し、西側の主要国が耐えられなくなると信じている。
 
 ペルシャ湾内には「高鈴」を運航する日本郵船を含め、日本関連のタンカーだけで常時 40~50隻がひしめいている。日本郵船の安全環境グループ長、関根博さんは「多国籍軍が警戒していなければ、とてもバスラ沖には近づけない」と語る。
 
 という内容でした。しかし、日本のマスコミでは大きく取り上げられることもなく、テロ特措法という大切な法律審議の際にも、この件は全く取り上げられることはないそうです。

 日本のタンカーを多国籍軍に守っていただいているということに対して、本来では自国で警戒するところ、憲法の規制によってそれができません。日本の原油価格がこれ以上高騰しない為にも、タンカーの安全航行を支援する、テロ特措法の成立が必要であると実感しました。

 どうか皆様にはマスコミだけの一方的な論調に惑わされることなく、物事の本質を考えて判断していただきたいと思います。
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