今日は「絶景」です。
今朝は早起きして時間があったので、前から気になっていた「オブリビオン」(2013年 ジュセフ・コシンスキー監督)を遅ればせながら見ました。美しいアイスランドの絶景が印象的な映画でした。
アイスランドの絶景は「プロメテウス」(2012年 リドリー・スコット監督)でも出てきましたし、「オブリビオン」でもその作品世界を表現する相応しいロケ地だと思います。その荒涼たる大地とギャオ(大地の裂け目)に流れる込む滝の映像は見ていてゾクゾクしました。その絶景はSF映画の世界観に見事にマッチしていたと思います。「オブリビオン」の良さは登場するバブルシップという乗り物と共に何と言ってもその絶景にあると言って良いと思います。
アイスランドはプレート境界である大西洋中央海嶺が海上に顔を出している地球科学的にも貴重な場所です。火山やギャオが幾つもあり、雪解けの大量の水がダイナミックな滝を造り出しており、それらの映像はこれまでにも何度もTVで見ました。そのような絶景の地を映画のロケ地に選んだ事は称賛に値します。
映画を見る楽しみのひとつは映画に出てくる絶景を見る事です。
そう言えば、つい先日、TV「地球絶景紀行」(BS-TBS)は「荒野の巨岩デビルズタワー」でした。ご存知、「未知との遭遇」(1977年 スティーヴン・スピルバーグ監督)で有名なあの巨岩です。
滝で言えば、やはり「ミッション」(1986年 ロバート・デニーロ主演)のイグアスの滝や「ナイアガラ」(1953年 マリリン・モンロー主演)のナイアガラの滝が印象的でした。
「アバター」(2009年 ジェームズ・キャメロン監督)の中国 張家界も忘れてはなりません。他には「ジュラシックパーク」(スティーヴン・スピルバーグ監督)のハワイ オアフ島や「インディ・ジョーンズ」のヨルダン ぺトラ遺跡、等々、切がありません。
「絶景」は、最近では映画だけではなく、様々な写真集も出版されており、「絶景」を見る機会が多くなって来ました。そのような写真を見ていると、そこへ行ってみたいという気持ちになってしまいます。私も行ってみたい「絶景」の場所は幾つもあります。
いつか時間がとれるようになったら、見に行きたい「絶景」は多く、今の内から優先順位を考えておかなければならないのかも知れません。