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鉱物の部屋へのいざない

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プロジェクションマッピング2

2013-10-14 17:23:57 | 日記・エッセイ・コラム

今日は「プロジェクションマッピング2」です。

実は、昨日は「石ふしぎ大発見展」(第25回京都ショー)に行ってきたのですが、その話題は明日書くことにして、今日は昨日見た金沢駅の鼓門でのプロジェクションマッピングの事を先に書きます。

昨日、京都から帰ってくると、ちょうど鼓門で「光の流れ」というタイトルのプロジェクションマッピングをやっていました。このイベントは、しいのき迎賓館での大掛かりなプロジェクションマッピングに比べると小規模で、金沢工業大学の学生たちが制作したものです。

そのプロジェクションマッピングは鼓門の柱や梁に映像を投影するイベントです。見物する人数もそこそこで、間近で見る事ができました。その映像は「光の流れ」というタイトル通り、鼓門に照らされた映像は光が流れるような演出になっており、電子的な音楽にシンクロして流れる光の動きは見ていて気持ちが良くなりました。鼓門をプロジェクションマッピングするイベントは金沢らしくて好感が持てました。

プロジェクションマッピングの演出はその建物の形状にマッチした場合に最大の効果が表れます。マス目を這う光の流れは見ていて感動しました。鼓門の純和風な形状が、コンピュータ上のマトリックスのように変身して躍動していました。おもわず「金工大、やーらんねーけ!」と思ってしまいました。

プロジェクションマッピングの映像はただ単にそれを見ているだけではありません。その映像はひとの動きにも連動して変化します。昨日は観客の中から選ばれた数人の子供たちの手の動きに連動した映像の変化も楽しめました。それはちょうどテレビゲームの「テトリス」のような仕掛けになっており、インタラクティブな内容になっておりました。それはまさしくインタラクティブ・メディア・アートというべきものです。鼓門は現在の金沢駅の象徴です。それをインタラクティブ・メディア・アートにしてしまった事自体にこのイベントの意義を感じました。

昨日のプロジェクションマッピングは周辺が明るいのと鼓門の色が濃い色の為、それほど効果的な光にならないように思われましたが、実際、間近に見ていると、近距離で見ているせいなのか?それほど違和感なく見れました。そこそこの光度があったのでしょうか?普通に見れたと思います。

それに比べて、しいのき迎賓館のものは見る距離があったせいなのか?光度と共に解像度も低かったような気がします。それは調整の問題だったのでしょうか?

金沢駅では「石の華」の入っているポルテ金沢のビルもランドマーク的な存在です。ポルテ金沢の外壁に映し出すプロジェクションマッピングも見てみたいものです。もしかすると縦長のビルでは難しいのかも知れません。ポルテ金沢のビル自体が難しいのであれば、サンクンガーデンの滝に映像を映すという手もありそうです。滝をスクリーンにした映像表現は見た事がありません。他にこの近場なら「四分一」のビルは面白い効果が楽しめるような気がします。そのビルは白っぽい洋風な造りになっておりプロジェクションマッピングに相応しい外観をしています。そこではヨーロッパのプロジェクションマッピングのような雰囲気が出せるような気がします。

プロジェクションマッピングの可能性は広がります。

昨日はそのような事を夢想しながら自宅に帰りました。

コメント
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