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ゲーンクックー

2024-05-28 07:12:57 | タイ王国
2023年5月5日(金)ルーイ県はチェンカーン市街のウォンサイシリスリチアンカンホテルをチェックアウト後、レンタカーを走らせ


12時17分、ゲーンクックーに至った。メコン川が湾曲した景勝地である。



チェンカーン市街からレンタサイクルで到達可能らしく、ネットで拝見するに当地を訪れる日本人先達も多くいらっしゃる様だ。



2階建て無料休憩所もあり、近くにはお約束のピーターコンの像があった。



恐竜のタマゴみたいな隠れ場所もあった。



変なオヤジの看板もあった。



オヤジの巨大像もあり。看板の顔とずいぶん違うが気にせぬことにした。



普通の像もあり。



タイのネットで調べたらこのオヤジ、名前を ジュンクンダンデーン といい、ゲーンクックーが出来た原因を作った伝説上の巨人の狩人なのだ。北米における、ポールバニアンの様な心優しい巨人かと思ったが



伝説を解説した看板。
このオヤジはラオスのルアンパバーンから銀色の水牛を追ってここまでやってきて、対岸のメコンの岸辺に銀水牛がいるのを発見、矢で射ようとしたが、ちょうど村人が舟で通りかかったので銀水牛は驚いて逃げてしまった。
怒ったオヤジはメコン川に石を並べて舟が通れないようにしようとした。ハッキリ言って、交通妨害、今であれば線路の置き石の様なもので犯罪である。
その折、ひとりの僧がやってきて、手で石を運ぶより竹の天秤棒を使った方が早いぞとオヤジにアドバイスした。オヤジは言われたとおりに石を運び、メコンの航行妨害が完成間近というとき、天秤棒の竹の切先が喉に刺さり、メコン川の真ん中で命を落としてしまった。オヤジのなきがらがメコンの流れを湾曲させて、ゲーンクックーが出来たというのがタイのWEB上で得た情報である。



鼻の穴で子供が遊んでいる。どれだけデカかったのかという事もそうだが、いい人なのか、悪人なのか、よくわからない伝説の巨人オヤジなのであった。

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