トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

夏だ〜!仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳(甲斐編4/4)

2022年07月04日 | データ

■2022.06.30 入山三日目で最終日です。

朝食は栄養バー(400Kcal)とコーヒー、生せんべいでも600Kcal程度。ちょっとこれでもお腹が空いているが行動食と非常食合わせて800kcal分あればなんとかなるね。(昨日消費は5,500kcalなので全然足りていない)

4:00 テント場出発。

仙水峠まではほぼ沢沿いの樹林帯。岩稜帯が見えたら峠は近い。この道も土石流で所々コースが変わっている。

峠ではホシガラスが出迎えてくれた。

ここから駒津峰までが標高差500mの急登。

6:21 駒津峰。ここで後続の女性2名パーティーと山座同定(南アルプス中心)

最後にやっと分かったのが尾高山から奥茶臼の尾根。一応頭の中では3Dで山の位置と高さが入っているのでそこから導き出した。ただし場所が変われば見え方も変わる。

早川尾根に続きに鳳凰三山。奥に北岳、塩見、荒川、赤石、聖と南部に繋がる。

尾根の岩を乗り越しながら六方石に到着。人が多いとこの尾根で渋滞待ちが発生する。

いつもの様に景色の良い直登コースへ。

威圧的な甲斐駒。

岩稜帯に咲くツガノサクラ。

ハクサンイチゲとコイワカガミ。甲斐駒は花崗岩質で花は少ない。

ふと下を見ると女性パーティーが・・・・巻き道を行かず直登コースを登ってくる。後で聞くと私がストック出したままで登っているので行けると思い踏み込んだと行っていた。ちょっと怖かったようだが楽しかったと言っていた。

ここで私の登るペースを少し下げる。

登ってきた直登コース。

ミヤマダイコンソウ。

女性的な仙丈と比べ甲斐駒ヶ岳は男前ですね。

山頂直下の砂礫帯に入った。

8:01 甲斐駒ヶ岳。

誰も居ません。ここまで来る稜線で七丈小屋で泊まり甲斐駒を超えて早川尾根を通り鳳凰小屋まで行くと言っていた若者に出会ったのみ。

祀られているのは大己貴大神と駒室大神

少しずつ登山者が登ってくる。

八ヶ岳。乗鞍から穂高、後立山連峰、頸城山系の稜線には雲が掛かっている。

奥秩父方面。

瑞牆山、金峰山。

仙丈の右奥は恵那山。

鋸岳方面。ここは落石が多いので踏み込んでいない。

下山は砂礫の迂回路。鈴鹿御在所や鎌ヶ岳も花崗岩質で同じ様に砂礫の登山道がある。

男前の甲斐駒ヶ岳。下山したら南アルプスの天然水を飲みテニスしよう。

駒津峰から。

そろそろ熱くなって来た。予定を変更して仙水峠経由に。(涼しいと考えた)

ところがどっこい暑いです。

仙水峠から暫く行くとやっと樹林帯で涼しくなった。

仙水小屋前の水をがぶ飲みし顔を洗うとすっきり。ここで下山して来た若い女性と暫し会話。

11:37テント場。

13:10分のバスまでには余裕の時間。

ゆっくり撤収し北沢峠へ。

バス待ち中にクリンソウ鑑賞。

しかし見事です。

14時頃仙流荘着。

ι(´Д`υ)アツィー

何時もトドクロちゃんへのお土産はこれです。

このクロワッサン美味しい。平日で予約しなくても沢山買えました。

仙流荘のお風呂には入らず一路自宅へ。

お腹がペコペコなの駒ヶ根SAで信州そば+野沢菜ごはんに生卵をトッピング、もちろん蕎麦は大盛り。

やっぱり美味しい。

今回の仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳は好きな山です。

女性的な仙丈ヶ岳は尾根コースと沢コースがあり其々高山植物が多く咲いている。運が良ければ雷鳥にも出会える。

一方の甲斐駒ヶ岳は花崗岩の山でゴツゴツとした男前の山。直登ルートではアルピニズムも感じられる。

ベースの長衛荘テント場も横に沢が流れる静かな場所でお気に入り。

たぶんまた来ると思います。

大きな写真は↓

 

2022.06 甲斐駒ヶ岳

2022.06 甲斐駒ヶ岳

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■コースタイム等

04:00テント場→08:01甲斐駒ヶ岳→11:37テント場
タイム 07:41(休憩1:46含む)
距離8.4km、上り1092m/下り1088m
カロリー3056kcal

スマホの写真。

食事計画は日毎に並べて計画。今回はカロリー不足気味で餅を止めたのがミスでした。

残りは家族への連絡用写真。

最近スマホを替えたがGPSログも安定して動作しバッテリーの持ちも良くなった。

私が利用している地図アプリはYAMAPで地図は事前にダウンロードしている。そうすれば山で通信が繋がらなくても機能する。

以前から持っていたガーミンは自転車で活用。

何かと便利ですね。


過去の山行

 

北沢ベースで仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳 1/2 - トドクロちゃんと山登り

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夏だ〜!仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳(仙丈編3/4)

2022年07月03日 | データ

■2022.06.29 3時に起床。テント内でゴソゴソ食事と準備。

4:00 ヘッデンを点灯し仙丈ヶ岳へ向けて歩き出す。ザックはサブザックなので楽ちんです。

6合目あたりで森林限界。まだ誰にも合っていない。

6:31 小仙丈ヶ岳。

中央アルプス〜御嶽〜乗鞍〜槍穂〜立山〜後立山〜頸城山系〜八ヶ岳まで眺望できる。

綺麗なカールを持った仙丈ヶ岳。

BIG3お出まし。(富士山、北岳、間ノ岳)

暑くもなく快適に歩ける。

中アと御嶽。

明日登る甲斐駒ヶ岳。

仙丈ヶ岳はここにもカールを持つ。

八ヶ岳の向こうに浅間山も見える。

山頂です。仙塩尾根の起点です。

ここでスマホの機内モードを外し家族にLINEを送る。

登山者が数名になった。

北岳。肩の小屋も見えます。ここのテン場は良い所です。

間ノ岳。

大仙丈ヶ岳と仙丈ヶ岳のコルまで歩く。

大仙丈ヶ岳。

大仙丈ヶ岳側から見た仙丈ヶ岳。

仙丈ヶ岳の山頂に戻る。

暫し眺望を楽しむ。

望遠鏡の良いのが欲しいですね。

中ア、陣馬形山の眺望を飲み込んだ景色です。

仙丈小屋まで降りる。

暫し多目の行動食を食べ冷たい水を飲み休憩。

ここからは藪沢新道経由。藪沢で大平まで行く予定でしたが沢の残雪が多く通行止め。

植生保護柵の内側にも花はこれからでした。藪沢新道で雪渓を数回横断し大滝の頭で登りと合流。

 

下山は足に負荷が残らないようにゆっくり歩く。明日の為に。

12:50 テント場。

沢ですっきりしてから小屋のビールで乾杯、つまみはソーセージやチーかま。

そしてテント場近辺を散歩。

テントは20張りには行っていない。静かです。

夕食は日清焼きそば1.5倍です。これのみで740kcalもあります。

今夜も星空撮影。適当に撮影するが天の川が撮れたものがあった。F値2.4以下の明るいレンズが適してるようで持参のズームレンズではこれが限界のようだ。

長く露出すると甲府側の明かりがかすかに。星空撮影も昨日より寒くはない。

今日は雷鳥に合えなかったのが残念。

明日は甲斐駒ヶ岳。

大きな写真は↓

2022.06 仙丈ヶ岳

2022.06 仙丈ヶ岳

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■コースタイム 4:00テント場→7:48仙丈ヶ岳→12:50テント場

タイム 08:54(休憩:1:15含む)
距離 10.0km
上り 1225m
下り 1230m
カロリー 3771kcal

■コース図


夏だ〜!仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳(花編2/4)

2022年07月02日 | データ

花の多い仙丈ヶ岳で出会った花達。

高山植物で早めに咲く花達の共演です。

北沢峠(長衛小屋)〜 山頂手前までの花。

山頂付近の花。

仙丈小屋〜藪沢〜大滝の頭

大きな花写真は此方で見て下さい。(花の名前もわかるものは入れてあります)

2022.06 仙丈ヶ岳の花

2022.06 仙丈ヶ岳の花

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夏だ〜!仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳(入山編1/4)

2022年07月01日 | データ

気象庁は月曜日(6/27)、九州南部・東海・関東甲信で梅雨明けしたと発表した。

まだ夏山計画も立てていないのに。

長年の習慣で早速明日からの山行計画を立て「北沢峠から仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳」を登ることにした。(2018年と同じ計画)

月曜日昼からのテニスを終えた後に食材の買い込みや装備の準備。

2022.06.28 8:30自宅を出発。豊田松平まで高速を利用しR153経由で仙流荘を目指す。

道の駅 田切の里」で手作り赤飯おにぎりとキュウリを購入。

ナビは伊那山脈の峠越えをし分杭峠側の道を案内。

12時頃仙流荘駐車場に到着。ここからバスに乗るのは6回目。降り立つのは南アルプス大縦走を入れて7回目。

その間にも駐車場が整備されたり今年の7月中旬からは駐車料金が1,000円になる。

現在は協力金200円。

本日最終の14:20発の最終バスで北沢峠へ。

約50分で北沢峠着。ここの標高は2,032m。外界より-12℃。

北沢峠のクリンソウは今が満開。

テン場の長衛小屋までは徒歩10分程度。

2泊分(2,000円)の受付をして設営。この時間に日陰になり沢に近い場所を選んだ。

沢でチュウハイと買ってきた田切の里のキュウリを冷やす。キュウリを乱切りして塩をまぶして今日のおつまみ。

5分位でキンキンに冷えるしキュウリは採りたてのようにパリパリに復活。

夕食はチキンとおにぎり。

夜中に起き出し、星空撮影。

三脚無しでレンズも合っていながなんとか撮影できた。

右上のテントは私と同じエアライズだかポールを忘れてストック一本で上手に張ってあった。

その彼とも親しくなり山話に花が咲いた。

月が出てなくて撮影には最適な夜だった。

次回までに星空撮影に適した機材を持ってこようと思う。

ひょっとして星空撮影が目的に山行も良いね。