トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

トドクロちゃんと白山テント泊

2008年08月04日 | データ
山スナップ
やっぱり花の山です。

■Date:2008/08/02-03
トドクロちゃんとは先月の伊吹山以来の山登りです。今回の山行はトドクロちゃんの体力に合わせ初日は南竜ヶ馬場のテン場までとし、2日目に御前ヶ峰を狙う行程としました。我が家にはオートキャンプの道具は家族分あるが山行用のテント泊用具は私の一人分しかなくこの辺をどうするかがポイントです。シュラフは紐でグルグル巻きしコンパクト化・シュラフマットはザックへ取り付ける事で何とか2名宿泊できる装備となりました。
自宅を6:00に出発し名古屋高速~名岐バイパス~一宮IC~白鳥IC~九頭竜経由で市ノ瀬ビジターセンターへ、途中、トマト・とうもろこしを無人売店で購入し持って行くことにした。
市ノ瀬の駐車場は広く既に多くが埋まっていますが係りの案内に従い駐車する、準備を早々にバス亭で乗り込むがいきなりストックをバス停に置き忘れる、別当出合までは20分で着く別当出合では多くの登山者(団体が多い)が準備中であった。ストックなしでトドクロちゃんが心配だが本日はテン場までなので途中で木の棒でも見つければ何とかなると思い登り始める。白山は登山道が整備されているのでトドクロちゃんも登り易そうである。又、途中に水場やトイレがいたる所にあるのも安心できる。


甚之助避難小屋で小休止をし無人売店で購入したトマトを食べる、これがみずみずしくて最近はまっている、ここでは多くの登山者が休憩をしていた。ここからしばらく行くと南竜ヶ馬場へ向かう分岐となる、ここから花が多く咲き見通しの良い登山道をほぼ水平に行くので写真を取りながら行く。



20分ほどで本日のテン場へ着き受付を済ましテント設営をする、既に20張り程張られており我々が設営している間にも10張りほど増えテン場は大賑わいである。


明日早いので16時には夕食とする、本日のメニューは
・賞味期限切れアルファー米(赤飯・五目御飯)
・玉子スープ
・とうもろこし(無人売店で購入したものを茹でた)
・さんまの蒲焼(缶詰)
・きんぴらごぼう(缶詰)
意外と赤飯が美味しく好評だった。

夕食後明日の準備をしサブザックにいれシュラフに入る。

お隣さんとそのお隣さんの会話が面白く耳がダンボの様になっていた。
<その愉快な山の話>
・間違えて嫁の登山靴を持って行き駐車場で13時間待った話(妻と同じメーカーの靴)
・富士山を静岡県の登山口から上ったが下りたら山梨県の登山口であった話
・初めて行った山登りが槍ヶ岳で大雨だった話

2日目
早朝3:20分に起床、温かいラーメンスープにアンパンで朝食としサブザックを背負いヘッデンを付け3:50に出発。このテン場で泊まった人の多くは私たちと同じ御来光をアルプス展望台で見るべく登山道にはヘッデンの明かりが所々見える、約1時間で着くが早いガスが背後から抜け見えるかは微妙な天候。

御来光キター



ガスが背後から塊の様に抜けていく合間からの御来光、動きのある御来光はまた違った意味で凄い。ここから展望歩道を更に行き室堂→御前ヶ峰へ行くつもりであるがトドクロちゃんの顔色がよくないので諦めてテン場へ戻る事に決めようとしたら「一人でテン場まで戻るから行ったら」とトドクロちゃんが言う、さすが銀婚式を過ぎた熟年ペア、意思の疎通が出来ている?
そこで私一人で山頂を目指す事に。


室堂

御前ヶ峰

トンビ岩

室堂→御前ヶ峰(ガスガス)→トンビ岩コースを約2時間で廻りトドクロちゃんの待つテン場へ戻る。


山頂の雲の中から抜け、南竜ヶ馬場からは気持ちの良い夏空の中を撤収準備し2人で記念撮影


下山は別山を左に見ながら別当出合まで下りる。


吊橋まで5分程度の所で救急車の音が聞こえる、御婦人が登山道で足を滑らし5m程谷側へ落ち腕の骨を折る怪我をしたとの事である。登山は常に危険が付きまとう特に下山に怪我が多いと聞く油断をせず慎重にを常に頭に置き行動するようにしたい。



市ノ瀬までバスで下り、忘れていったストックを受け取り、近くの白山温泉/永井旅館の温泉で汗を流す。この温泉「日本秘湯を守る宿」で木造のとてもひなびた感じの私好み、温泉の洗い場は木で出来ており滑らないようにタイルの様になっている、足ざわりが良く泉質も源泉のままの温度(低い)と40度に加熱した湯船が2つありなかなかの温泉である。



九頭竜の道の駅にある、恐竜の作り物(約10分毎に動きます)



花の白山ありがとう

<トドクロちゃん>
初めてのテント泊、不安だらけで登ったけど登山道は登りやすく、<今日は登りだけ>と言い聞かせなんとか1日過ごせました。下界に比べ涼しく景色は最高によく、ご飯がおいしく食べれました。以外にも疲れたせいか、テントでよく眠れました。2日目朝の弱い私が、3時に起きご来光に向かうとは、信じられないことでした。綺麗でした、幻想的でありました。でも、その先へは、行くことが出来なく、テントへ戻ることに。戻り道は、やや明るくなったので、花畑を満喫できました。
次の日、もちろん筋肉痛です、1日遅れでなく。治るのに2日かかりました、目は,よく見えるようになりました。山を下りてからの温泉は最高です

■コース
8/2[1日目]
市ノ瀬(10:00)→バス→別当出合(10:33)→中飯場(11:27)→甚之助避難小屋(13:02-13:26)→分岐(13:50)→南竜ヶ馬場(14:10)
時間:3時間11分(休憩含まず)

8/3[2日目]
テン場(3:50)→展望歩道→アルプス展望台(4:50-5:11)→室堂(5:49)→御前ヶ峰(6:27)→室堂(6:50)→トンビ岩コース→南竜ヶ馬場テン場(7:40-9:35)→分岐→砂防新道→中飯場(12:10)→別当出合(12:01)→バス→市ノ瀬
[トドクロちゃんはアルプス展望台からテン場までピストン]
時間:5時間55分(休憩含まず)


コメントを投稿