トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

新緑の中を歩く「御池岳」

2023年05月11日 | データ
■2023.05.11 今回も鈴鹿山脈。その鈴鹿の最高峰「御池岳」へ。
鈴鹿山脈の最高峰と言ってもその標高は1,247 m。

自宅を5:30に出発、下道で2時間弱。
余裕だと思われた鞍掛峠トンネルの駐車場も残り数台。
えー。以前では考えられない。

準備をし7:30から歩き出す。
まずはコグルミ谷の登山口まで車道を15分程度歩く。
登りは谷コースです。

新緑が眩しい。
見つけた花達。
クマガイソウの群生地は見つからず、余分なアルバイトに1時間、標高差300mを費やす。
オドリコソウ、イワカガミ、イチリンソウ、ムラサキケマンソウなど。
谷筋を抜けると尾根すじになる。
イチリンソウが多い。
花弁が5枚のものと6枚の物があり。
色も薄ピンクから白まで色々。

リス2匹遭遇するも上手く撮影できず。ボケボケ。
尾根の南斜面に白ヤシオが一部咲いていた。
鈴鹿ではまだまだこれからが白ヤシオの本番です。
御池岳は山全体は石灰岩で構成されるカルスト地形です。山頂部は広々とした台地が広がり「テーブルランド」と称されている。
まずはボタンブチへ。

まずは、10数年前に冬季この下で亡くなった方に合掌。SNSの功罪。

ここで昼食とする。今日は適当お弁当とカップ麺。
山では何でも美味しいから良いですね。

近江や琵琶湖が見える。
そして御池岳山頂。
多くの登山者はここで昼食を食べていた。
コグルミ谷の標高差300mの登り返しで足が消耗。
結構疲れている。
山頂台地(テーブルランド)の下草は殆どバイケソウ。
毒があるので鹿も食べない➡バイケソウが増える。
ドリーネ(溶食作用を受けやすい石灰岩台地の地表に生ずるすりばち状のくぼ地)が至る所にある。
そして鈴北岳。

北には霊仙山と伊吹山が大きく見える。
下山は鞍掛峠まで尾根筋で下る。
疲れていても下り脚は強く元気です。
13:20あっという間に下山。
それにしても新緑の中を歩くのは清々しいですね。

当初は霊仙山を考えたが登山口までの路ががけ崩れで通行止め。
違う登山口だと大きく近江を周る必要があるので止めた。

さて次は何処へ行こう?

■登山スペック(登る返しアルバイト1時間含む)
合計時間:5時間49分(休憩55分含む)
距離:10.1 km
累積標高差:1118m
消費カロリー:1701kcal


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