トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

鈴鹿の紅葉は「日本コバ」

2018年11月09日 | データ
■2018.11.08 紅葉追っかけ登山も高度を下げ鈴鹿山脈まで降りてきた。
今年の紅葉登山は、御嶽3,067m→小秀山1,982m→簗谷山1213.6m→と来ているので鈴鹿山系のなかから、まだ行っていない日本コバ(934.1m)に決めた。

この変わった名前の山は鈴鹿山脈の東近江側に位置し永源寺の近くにある。
近年開通した石槫トンネルでいなべから簡単に行けるようになった。

5:20分頃自宅を出て下道でいなべへ
石槫トンネルを抜けしばらくゆくと、道路右側に道の駅「奥永源寺渓流の里」がある。
まだ出来て新しい道の駅でここに車を止める。
登山口までしばし歩く。
山肌に朝日が差し込む。

橋を渡り、工事中の橋を渡ると

如来堂登山口に着く。

このルートは藤川谷に沿って標高を上げる。
このは蛭の住まう谷で暑い時期は吸血対策が必要。
この時期は大丈夫と思い登り詰める。

カエデの赤は目立つ。

滑りやすい樹林帯を少し登ると「豹の穴」

色の変化が面白い。

沢沿いの苔むしたルートで南ア南部によく似た感じだ。

沢から離れた所で腰を下ろすと・・・・

この標高になると空が広くなる。
この雑木林の紅葉が良いですね。

プチ岩場が出てきた。

遠くに竜ヶ岳が見える。
この山は眺望は良くない。

「奇人の窟」

奇人の窟を過ぎると山上台地となり歩きは楽になる。
赤いカエデ

山上台地はカルデラのような窪地になっており沢も流れている。

黄色のカエデ

流れの優しい沢に落葉が一枚。

日本コバは沢あり岩場あり山上台地ありで変化に富んでいる。

ただ低山の蛭が住まう山なので秋から早春までがベスト。
今日の登山道は全て落葉に覆い尽くされている。

この静かな紅葉の中に入るのは私だけのようです。
今日はまだ誰にも会わない。

台風の影響。

日本コバ山頂の手前にある松の曲がりで早い昼食。
生協カップ麺に「つぶらなカボス」
このつぶらなカボスが美味しい。

日本コバ山頂。


山頂からは破線ルートで周回します。

登山道は落葉で踏み跡は分からない。

テープを目印に歩く。

地形図とGPSを確認しながら。
人工林に付けられた赤テープが紛らわしい。

衣掛山

政所道に乗っかりホッと安心。

この辺で初めての登山者に遭遇。

政所登山口に着いた。
琵琶湖の東部、鈴鹿山系の渓谷に位置する政所。
まさに、陸の孤島と称されるこの地で、室町時代から受け継がれた栽培法を今も変わることなく守られている。
また、石田三成が幼少のころ秀吉に出したとされる三杯の茶【三献茶】としても有名で秀吉は生涯、政所茶を愛したと言われ、後に朝廷や彦根藩にも献上されていた。

集落内の綺麗な紅葉。

木地師街道?

野生の猿が騒いでいる。

道の駅まで戻る途中で何かいる?

え!!!

ニホンアナグマだ。

登山などで見た野生動物は
・ツキノワグマ
・ホンシュウシカ
・ニホンカモシカ
・オコジョ
・シマリス
・ハクビシン
・タヌキ
・イノシシ
・イタチ
・ヌートリア
などあるが、ニホンアナグマは初めてだ。

道の駅で名物の「イワナそば」を食べる。
んー

ほぼ全山紅葉しており木々の彩りを愛でながらゆっくり山登りができた。
標高は低いが沢・岩・高原台地ありで変化に富んだ山歩きができた。
紅葉で埋め尽くされた破線ルートは久々にレベルを上げて通過。
山慣れしない人はこの時期通らないほうが良い。

残念なのは阿下喜温泉が定休日で入れなかったことと、ここでほうじ茶が買えなかったこと。

■コースタイム 山行4時間45分+休憩34分=合計:5時間19分
藤川谷登山口07:40→09:28岩屋 [奇人の窟]→09:40政所道藤川谷道分岐(南)→10:10日本コバ10:38→11:33政所道藤川谷道分岐(北)→11:39衣掛山→12:25政所登山口12:26→12:49蓼畑橋西詰鉄塔巡視路登り口



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