■2021.07.17 今日は最終日。軽く烏帽子岳まで御来光を見に行く。その間にテントの露は乾くだろう。
昨夜から風が強く、木々をかすめる音が危険すぎる音を出していた。テントは濃い樹林帯に囲まれているので影響は無い。その為完全防備に準備が掛かり歩き出しが遅れた。
04:33に出たが、15分程度遅かった。
御来光は残念ながら烏帽子から覗くお日様。
今日も予定通り快晴。
5:03 烏帽子岳の山頂に出ると富士山が正面にお迎えしてくれた。
小河内岳には行かないのは見える景色はそれ程変わらないのと、以前そこに泊まりダイアモンド蝙蝠岳を存分に楽しんだ事があるので。
ここは一度は泊まりたいポツンと天空の避難小屋。(お薦めです)
大好きな聖岳が覗いている。
聖岳から赤石岳までの縦走路にある山々。
烏帽子岳の山頂標識。今回はオコジョさんの出迎えは無かった。
遠く頸城山系まで見える。
塩見方面のシルエット。
早朝の眺望。
景色を見るなら絶対早朝です。(斜光で山の皺がはっきり見える)
澄んだ空気の中、其々の山のを見ていきましょう。
山頂にポツンと一人。足が長くなった。
やっぱり富士山。
もう外界でも梅雨は明けているでしょう。
烏帽子岳山頂のスペース。
ここから荒川三山への縦走路が南プスで一番静かなルートです。
思ったより風は強くなかった。風切り音に騙され完全防備したのに。
今日は影絵。ブロッケンの出る気象状態ではない。山行前に信じたサイトの天気予報通りの3日間でした。
烏帽子岳の影絵。
三伏山を塩見に迎う登山者。
烏帽子山頂の岩。
そこに咲くタカネツメクサ。背景は富士のシルエット。
南プス北部の山々のシルエット。
そして日本一の山。
ここでトレランの2名が登ってきた(TJARのトレーニング)。昨日仙丈から入り三伏で泊り、今日は聖まで行くそうです。
約1時間山頂に滞在し下山。
途中年配の御夫婦と暫し立ち話、この御夫婦の木曜日に入り今日下山だそうです。
さあ撤収です。ゆっくり1時間かけで準備。ゴミが落ちてないか確認して完了。
07;46 下山開始。
今日は土曜日で登ってくる登山者の多いこと。それでも1時間51分で登山口に。
ここからは林道歩き約1時間弱。
タニウツギが綺麗です。
10:30 駐車場まで帰還。第一、第二駐車場フル、路駐フル。当然の様に沢山の人とすれ違った。
現役の頃から静かな山旅が好きだった。人が多いと安心し自然に向かう緊張感が薄れる。自然の厳しさ包容力を感じ取れる山旅が好きだ。単独行に拘るのも同じ理由。外界で話す事を山でも話す事になる。
趣味のテニスでは一週間で延べ30人と会話しながらプレーする。テニスはコミュニケーションのスポーツだからそれで良い。
調度良い時間に下山。予定の昼食場所に移動。
大鹿村の道の駅でソースカツ丼とミニ蕎麦セットを食べる。大鹿産のコシヒカリを使用。町おこしに頑張っている。
実は私も大鹿村応援サポーターの会員です。
温泉は松川町の清流苑へ。
■データ
行動時間:18時間41分、距離:26.2km、累積標高差:2765m、消費カロリー:7352kcal、歩数:5800歩