かぶれの世界(新)

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高齢者の節約二重生活

2018-09-24 22:11:02 | 日記
東京と田舎の二重生活の費用はバカにならない。母が死んで2年経過し、どうしても必要な費用と節約可能な費用の区別をつけ整理して来た。先ず母が加入していた百貨店等の有料会員や、還元水など継続して購入していた通販は全て解約した。私が所有していた不動産も買主がいる特に売却した。

だが、家やお墓に各種不動産の管理はプロの手を借りても手間暇がかかり、長期間田舎に滞在する必要がある。ということで、腹を決めて徹底的に節約して田舎生活を過すことにした。母が生存中に退職金の一部を投入し、実家を改築して東京の自宅と似た生活環境を作っていたのが役に立った。

IT関係のランニングコストの見直しは次の通り。自宅介護中の母を監視する為の3つのウェブカメラとネットサービスを解約。電話とインターネットサービスの光回線をキャンペーン中のKDDIのAU光に切り替え。ネット関係の解約は解約金等トラブルも予想されたが何とかなりそう。

食料は1週間纏めて買い野菜を一口大に切り冷凍、米5合炊き朝食用80g、昼食用120gに小分けして冷凍。基本3食とも自炊で、朝食は食材多めだがワンパターン、昼食は惣菜やレトルト品を一品加えて量重視、夕食はトン汁にお酒とツマミ、安価に時間節約して作れるようにした。

エネルギー関係では電気料金の通知を不要にし最安値コースに変更した。田舎生活は車が必須だが、健康の為にも極力歩くようにしガソリン代を節約(たかだか数百円の節約だが)。水道料金は東京に比べ通常定額なので断然安いのでとりたてて節約してない。

交際費(寺費、初穂料、町内会費、バザール等)はバカにならないが、税金と同じで交渉不可能なのでしょうがない。その他の費用として新聞、バドミントンクラブ費用、サプリメント、マッサージなどがあるが、これ等は東京に戻ればついてくるもので、田舎だから発生する費用ではない。

私はこれと目標を決めたら方法を改善してルーチン化し徹底的に追及し目標達成を追求するが、家内は逆に最初頑張るが徐々に緩んでいくタイプなので、時間の経過とともに軋轢が生じることがある。更に私はけちけち生活は全然平気なのでギャップが大きくなり衝突することがある。適宜緩めて衝突回避を図る一方で、目標を忘れないよう舵取りしたい。今のところ、年間6-7万円の節約だ。

周りから見るとやり過ぎてしまう私にも、節約生活にご褒美を与える。と言ってもケチな性格丸出しだ。数日前にニトリが営業再開の特売をやった時、保温機能付(のはずの)マグカップと樹脂製のタンブラー・スープマグの3点計1500円を買った。今迄使っていたものがあるので、普通は安くとも先ず買うことはない。だが、今回「節約のご褒美」に買った。■
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身勝手なプログラム変更

2018-09-23 17:26:58 | デジタル・インターネット
スマホや最新OS (windows10等)の振る舞いの身勝手さは目に余る。ユーザがどれほど大事なアプリを実行中かお構いなく、ソフトの購入を勧めるポップアップ広告が突如出てくる。例えばお金を支払うとか大事な意思決定の「Enter」キーを叩く直前で、この手のポップアップが予告なく出てくると本当に頭に来る。そうじゃなくても、直前にアプリが一瞬フリーズするのも気持ち悪い。

今日の電子版日経パソコンによると、Windows10を起動するとChromeが勝手に起動する問題と対応を塩田紳二氏が解説している記事を見た。正しくはChromeだけでなくIE(Internet Explore)も起動される。これについては気付いていたが、どちらかというと私は不便とは思わず使っていた。だが、自分のパソコンが勝手に変えられたという違和感はあった。

かなり前のことだが、分厚い取説をやめてバージョンアップのたびに連想で操作方法を理解できるよう変えたのはAppleのパソコンが最初だったのではないかと思う。それまではIBMPC-ATがいい例だが、何冊もの分厚い説明者が添付され変更点が詳細に記述されていた。

Appleの試みは今も進歩だと思うが、その後に続いたGoogleとかスマホのソフトウェアの改定は身勝手な方向に進んだと思う。お客に不親切で図に乗り過ぎだ。もしその為に上記の例の様なミスオペで意図しない損失を被ったら、損失額によってはメーカーに賠償請求すべきだと私は思う。私は今迄のところ大きな損失無しに踏み止まっている。こんなこと問題視するのは年のせいか?

最後に思いつきの提案。OSにポップアップ禁止モードを組み込むべき。そうすれば損失はユーザの使い方の問題にして訴訟を乗り切れる可能性が高くなるし、使う方も心配せず落ち着いて利用できる。特許権を主張する積りないから遠慮なく使って欲しい。悪くないと思うけどな。■
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リーマンショックを振り返って(総括ー1)

2018-09-21 18:14:56 | ニュース
このテーマで投稿しようと5日前に思いついた時、リーマンショックを私的回顧録から始め、一般論までじっくり論じようと思ってた。

ところが、昨日の日本経済新聞の中外時評「今残るリーマンと山一の傷(藤井彰夫論説委員)」は、殆ど私の言いたいことを簡潔に纏めたものだった。正直なところ焦ってしまった。コピペしたみたいな記事は投稿したくない。だが、大風呂敷を拡げたタイトルで記事を投稿済み、後の祭りだった。

取り敢えず、中外時評を私の考えも加味して要約すると以下のようになる。

記事は日米の対応の違いが招いた後遺症の差を経済から政治に広げて包括的に評価している。日本は山一証券破綻を日本国内に封じ込めたが、米国は公的資金を使わず破綻させ世界危機の引き金を引いた。米国政府は破綻がもたらす結果を予測できず、政治的圧力に屈し判断を誤った。

しかし、危機に直面した米国の動きは素速く適切な手を打ち1年で金融危機を収束させ、その後10年にわたり経済成長が続いている。一方、日本ではその後の不良債権処理が遅々として進まず10年もかかり、今日まで経済活動は萎縮・停滞したままでその後もノロノロ成長が続いている。

話はここでは終わらない。迅速に危機を収束させた米国だが、危機の原因を作った金融機関幹部は誰も罰せられず逆に巨額の報酬を得た。一方で、他の人々は取り残されたままで政府・ウォール街のエリート層に不信を持ち、経済危機に次いで政治危機(ポピュリズム)を世界にばらまいている。

深刻な後遺症が世界を変える

ここからは私見だが、米国は金融危機は上手く処理できたが政治的には最悪の展開をした。国論は分断され嘘や脅しで政策を決め海外と取引する二流国家の道を歩み始めた。世界は帝国主義の時代に逆戻りすると懸念する識者は警告する。民主主義のルールが通用出来ない時代が本当に来るか不安だ。米国は大きく傾くが復元力も働く歴史があるが、今回は果たしてどうだろうか。

ここまで書くと、リーマンショックは終わっていないと感じ、細々と論じるのが辛くなる。幸いにも私は古希を過ぎ残された時間は短い、惨めな世界をあまり見なくて済むだろう。前回(回顧録-1)に続いて起こった個人的なクライマックスを紹介する予定だ。今回は特別に飛び込みで総括を論じ、次回から徐々に記憶を辿りリーマンショックが一個人に与えた衝撃を紹介したいと思う。■
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支援から娯楽へ

2018-09-20 15:45:49 | スポーツ
昨日3ヵ月ぶりにバドミントンクラブに顔を出し汗を流した。西日本豪雨前に東京に戻り、水道が復旧した日に実家に戻って来た。それから先週まで市の総合体育館は被災者の為にシャワーを提供し、支援物資の収納場所になっておりバドミントンは出来なかった。

コートは以前のままだったが、練習を終わってシャワー室に行くと石鹸やシャンプーの容器が転がっていた。以前は石鹸やシャンプーの使用を禁止されていたはずだ。長年不満だったシャワーの水圧が改善され、勢いよくお湯が出て来た。被災者優先なのは納得できた。

事務所で聞くと最盛期は1日200人以上がシャワーを利用、豪雨以来2ヶ月半たった昨日もシャワー利用者が4名いたそうだ。今も避難所暮らしの人がいるということだ。体育館の管理よりそっちの方が余程大変だったろうと、ついつい「ご苦労様」と職員達に声をかけた。

メンバーの中にも家が浸水した人達がおり、既に新しい住処に引っ越した人もいた。隣のコートでバレー練習してたママさん達の中にも浸水被害に遭った人がいた。床下の泥を取り除き消毒をして2階に住んでいるがまだ臭いが酷いという。もうニュースにもならないけど大変みたいだ。

そんな大変な目に遭ってる人も、一方でバドミントンやバレーボールをやって気分転換している。私が気兼ねなくバドミントン出来るのもこういう人達がいるからだと思った。久し振りのバドミントン練習で今日は筋肉痛になり、体全体がだるい。今日の午後に予定の練習は休んだ。■
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放送事故?

2018-09-19 17:31:08 | 日記
数日前の深夜よく眠れずラジオを点けたら、「秋の虫の鳴き声を聞かせる」というアナウンサーの声が聞こえた。是非聞いてみたいと寝ぼけながらも神経を集中した。「それでは鈴虫の鳴き声です、どうぞ」というアナウンサーの声の後、ラジオは静かになった。何も聞こえなくなった。

暫く沈黙が続き「あれっ、放送事故だ!」と思ったら、別のアナウンサーが「素晴らしい」みたいな反応をした。一瞬にして、放送事故ではなく、私が鈴虫の鳴き声を聞き取れなくなったと理解した。年を取って可聴周波数帯域が劣化して狭くなり、鈴虫の高い周波数の鳴き声が聞けなくなったと。

最近テレビの音声を朝は聞き易く、夜は少しボリュームを上げないと聞き辛く感じていた。どうもそれだけではなくなった。人は35歳ころから可聴周波数帯域が劣化するという。ネットで調べると鈴虫の鳴き声の周波数は4500Hz程度だそうなので、71歳の私が聞きとれる高周波成分は4kHz位しかないのかも。ショックだった。でも、これで音楽を聴いて楽しむことが出来るから不思議だ。■
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