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ホンジュラスに辛勝

2005-09-08 10:04:57 | スポーツ
昨夜のホンジュラス戦は実に大味なゲームであった。点の取り合いは見て面白いが、守備が弱いと結局W杯では予選通過は困難というのが大勢の見方だと思う。 課題と収穫が明確に現れたゲームであった。

失点が多かったのはバックスとボランチの間を衝かれたものだ。前にも指摘したが、私は日本バックスの弱さが気になる。今回高さが足りない為にやられることはなかったが、裏を取られたときの競り合いでは情けないほどやられていた。今や中盤とFWは海外で活躍している選手がいるが、海外クラブでプレイに耐えるワールドクラスのバックスが一人もいないのは辛い(中田浩は日本ではボランチ起用だった)。今更個人のレベルアップといっても無理だろうから、諦めてシステムで守る精度をあげていくしかない。

しかし目立って良かった点がある。バックとボランチのいつもの横パス・バックパスの無駄な繰り返しが殆どなかったことである。この差は思ったより大きい。というのはボランチから前線への球出しが早いので最後まで攻める姿勢を保て、ホンジュラスは息をつく事が出来ず疲れを誘い最後に逆転することが出来た。これは中盤と前線の連携の良さから生まれた。FWはチャンスに確実に枠内にシュートを打った。

バックスの弱さをカバーしてシステマティックに守ろうとすると、果たして前線と中盤の連携を保てるかどうかやや疑問が残るが、余りに微妙なバランスを保とうとすると却って破綻することもあり頭が痛いところである。今のところベストの解は中盤の中田が下がり気味でやらざるを得ないだろう。■


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