かぶれの世界(新)

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血は争えない

2019-03-06 18:44:05 | 日記
「お母さんに似て私も片付けが出来ない。何でも押し入れに放り込む、キチンと整理整頓する様に」と夫に言われたと娘は白状した。私が寝室や居間のレイアウトを変更し、玄関のゲタ箱を使い易くした、家内も居間の物置を整理したと説明した時に発した娘の言葉だ。私はその通りと思い、家内は否定しなかった。

娘と孫が昨日顔を見せに来てくれた。家内が千歳烏山まで出かけて孫を引き取り、午後用事を済ませた娘が遅れて我が家に来てくれた。母子とも元気そうだった。今月末に3歳になる孫の成長には目を見張った。保育園の準備通園や親戚の従兄妹たちに会う機会が増え、意思の疎通が上達した。

確かに長男や長女宅を訪問すると整理されている印象はなかった。幼児がいるから止むを得ないと思っていた。だが、娘は整理ができてないと自覚しており、母親の血を引いたと認識していた。娘が帰った後から家内と話し合い、血は争えないと笑いながら話し合った。

我が家に滞在している間に孫と家内の誕生パーティの為、娘は目の前で六本木のステーキハウスに予約を入れた。「お父さん支払宜しく!」というメッセージを込められていた。娘は子供の時からちゃっかりしていて、この辺のやり取りが上手いと家内は笑いながら言った。夫君の家族とも上手くやれるだろうと。これは両親の血というより生まれつき身に着けたものと意見が一致した。

長男には明らかに私の血を引いた性格がある。高校時代に集中する為に教室内で机の周りを段ボールで囲んで勉強したそうだ。子供の昔話をした時、家内がこのエピソードを思い出させてくれた。長男のヘンテコで異常な集中ぶりは、正に私の「過ぎたるは及ばざるが如し」的な「やり過ぎ」性格だ。

我等一族の皆が認識し共通する最大の特徴は「臆病」、良く言えば「用心深い」性格だ。用心深い性格なので無鉄砲に暴走してケガをしたり、他人をケガさせる恐れは少ない。私が孫の暴走を気にすると子供達はそう言って心配するなと言い、私はそれを聞いて納得したことが何度かある。その他にも、真似して欲しくない私の性格がある。それは秘密にしておこう。知っている人は黙っていて欲しい。■

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