かぶれの世界(新)

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テイラー・スイフトの高齢者ファンです

2024-02-06 20:34:18 | 芸能ネタ
90年代半ばに米国赴任した時からカントリー、特に女性カントリー歌手を聞くようになった。女性と言ってもドリー・パートンのような従来タイプのギンギンのカントリーではなく、当時若手世代の代表的美人歌手シャナイア・トウェインが歌うポップカントリーだった。

帰国して数年後に注目したのが、まだ少女で細い体だけど妙に女っぽいカントリー歌手のテイラー・スイフトだった。いかにも女好きの私らしい好みだ。その10年位前にデビューしたカントリー歌手シャナイア・トウェインが辿った道を、テイラー・スイフトも辿ったように感じる。

テイラー・スウィフトもナッシュビルを離れて、カントリーからファン層が一桁多い世界的なポピュラー・シンガーになった。そのから20年近く経った昨年頃から彼女の名前をよく見かけるようになったが、それは芸能紙でなく経済紙だった。

テイラー・スイフトは世界的な人気を得て興行ツアーが200億円を超える記録的な収入を得たと聞いた。しかし、最近見たニュースによると驚くなかれ、2023年の興行収入は10億ドルを超えたという。野球の大谷の契約額が10年で7億ドルと聞いて驚いたのがウソみたいだ。

それがテイラー・スイフトが経済紙で扱われる原因になったようだ。彼女は従来のエンターテインメント・ビジネスの在り方を根本的に変えてしまった。そして彼女は歌手が所属するレーベルから原盤権を手に入れ、更にはスポティファイ等の配信から正当な対価を確立させたという。

今やハーバードビジネススクールが今年「テイラー・スウィフトと彼女の世界」という講義を開き、スタンフォード大など全米の大学でも同様の講義が広がる見込みだ。彼女の取り組みは「スウィフトノミクス」と呼ばれ、世界中の経済学者や文化学者の研究対象になり始めているという。

だが、ここでもう一度シャナイア・トウェインに戻りたい。彼女はカントリーを現代風に合理化し、都会的に洗練された音楽へと変貌させた。シャナイア・トウェインは新世代の女性カントリー・シンガー達を先導し女性カントリー歌手の歴史を作ったのだ。そして美人だ。■
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