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かぶれの世界(新)

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最後の家族パーティ、かも

2023-04-03 21:44:12 | 日記・エッセイ・コラム
昨日の午後娘夫婦宅に家族が集合して孫の誕生を祝った。毎回孫達に会う度に彼らの成長ぶりに目を見張る。今回は今春から中学生になる一番年上の孫の変化が著しく、昨日はまるで他人の子のように感じた。昨年末頃から声変わりしていたが、昨日は子供のような体つきじゃなくなっていた。

長男によると孫は最近体の骨が伸びたせいか身体に痛みが出たという。普通は足の骨だと思うが、孫は胸のあたりの骨に痛みが出たという。私も小学6年生のころ身長が伸びた記憶があるので、体の成長も遺伝を反映するのだろう。

だが、遺伝だけではない。誕生会に参加した娘の夫君の姉さんの今度高校生になる子供は半端なく、両親は小柄なのに、彼は180センチを越え私の長男と並んでも頭一つ飛び抜けていた。だからと言ってスポーツ選手を目指す訳でもなく、趣味はピアノらしい。

彼ら子供には彼らの人生がある。すべて親に倣って生きて行く訳ではないと痛感した。ましてや私のような爺さん婆さんの思う通りになるなんてありえない。思い起こせばその年齢の頃から、私も両親の期待した通りに生きた訳ではない。そして、孫達にもそう欲しいと思った。

娘夫婦が改築した家は全く変わっていて驚いた。一階のLDKやユーティリティを2階に移し、1階を子供部屋や寝室に仕事部屋に入れ替えた。殆ど建て替えた感じだ。目に付いたのが、机だけでなくボルダーリングや雲梯を供えた子供部屋だった。だが、ベッドはなく親と川の字に寝るらしい。

パーティの後半になってネットの音楽ややスマホの動画を見ながらした雑談が私にとっては一番楽しかった。40代の子供達はリアルタイムで見てないはずのシティポップスが意外にも受け、子供達の卒業式の動画を見て思い出話が弾んだ。驚いたのは50過ぎた息子の嫁さんがダンス発表会で生き生きと踊る姿だった。しかし、孫達はプレゼントに気をとられ興味が無い様だった。

一方で帰宅後に報じられた坂本龍一の訃報に驚かされた。蛇足ながら彼は給電の生まれだそうで、私と家内が通った小学校のバドミントンクラブに参加した時、彼と離婚した嫁さんと娘に出会ったことを思い出した。合宿で鹿島に行った時、我が家の子供達をまだ旧姓のままだった奥さんに良くして貰ったという。家内によると息子や娘も奥さんの事を記憶していたという。

パーティの帰りに息子や孫達と一緒に来週雲取山に登山しようと再確認した。坂本氏の事を思い出しながら、今年を逃したらもう子供や孫と百名山に登ることも無いだろうと思った。坂本氏の訃報と重ね合わせ自分の体の衰えを実感しながら、何とか頑張ろうと思った。■
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