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朝日・毎日の大罪

2015-06-16 14:56:48 | ニュース
自衛隊・日米安保・PKOに反対した朝日・毎日の罪

昭和20年代末に物心ついた頃実家は毎日新聞、東京で会社勤めを始めてから朝日新聞、退職後は日本経済新聞を併読してきた。同時にインターネットで内外の多様なニュースを目にするようになった。青年時代の私の物事を見る目は朝日・毎日の記事に強く影響されたといって良い。昭和20年代まで遡って彼等の報道の一貫した基調は、自衛隊憲法違反、反日米安保、反PKO(国連平和維持活動)協力、とその時々の安全保障に関わる反政府政策の民意をリードしてきた。私もその影響を強く受け、今は逆方向の後遺症が残っている!

世界の国々を見回し世の中の現実を知るにつれ、徐々にこのリベラル2紙の言ってることはおかしいぞ、特に安全保障に関しては、と私は思うようになった。安全保障など特定の政策に対して思考停止して柔軟な発想がなくなり、「戦争をする国」になる等と脅かして民意(私を含めて)に影響を与えて来た。だが、もし日米安全保障が無かったら、もし自衛隊が無かったら、現在の日本がどうなっているか考えるだけで怖い。もし憲法違反と言ってPKOに参加しなかったら、世界の良識から仲間外れにされ日本は惨めな扱いを受けていると思う。このことを朝日・毎日は絶対に忘れてはいけない。

政治は罰を受け、朝日・毎日は逃れた

私は長らく朝日・毎日新聞及び系列のテレビ局の報道にミスリードされたと今でも苦々しく感じている。同じように多くの国民もミスリードされて来た。だが、当時世論調査で反対した多くの国民もこの”リベラル”な考えの異常さに徐々に気付き思い直した。その結果は明らかで、政治の世界では朝日・毎日の考えは罰を受けた。社会党はほぼ消滅、共産党は支持率数%に低空飛行したままだ。クラスに1人くらいは変な奴がいるのはしょうがない。一方マスコミ世界では朝日・毎日とその系列は巧妙に罰を逃れ、政治の世界ほど厳しい罰は受けずに済んだ。

推測: 朝日・毎日の構造問題

ここからは私の大胆推測だ。勿論、朝日・毎日が総て異常だという訳ではない、優れた記者や部門もある。だが、問題が安全保障や原発など特定のテーマになれば話は違う。それは通常の組織なら起こり得る構造的な問題だと推測する。即ち特定部門が権力を持ちインナーグループを構成し、彼等が人事等を左右し組織をコントロールしている。特別なことではない、ありうることだ。問題なのはえてしてこの手の組織は自浄能力がなく、一歩間違えると泥沼に入る。インナーグループ外の問題だとしっかりやれるのだが、内部だと出来ない。

慰安婦問題や福島原発の吉田所長報告に関わる誤報は、それがインナーグループ・マターだったので指摘されるまで自己修正できなかった。逆にインナーグループ外の問題ならなら、きちんと問題を明らかにしてさっさと片付けていたと想像する。私が朝日・毎日が代表する”リベラル”に期待するのは、今迄憲法違反を理由に反対して来た事を振り返り今日の日本と比べてどうだったかもう一度見直すことだ。今の所反省のかけらも感じ取れない。(ところで、今国会で民主党が仕掛けている審議拒否とかは、政局狙いであり政策論ではなくこの記事とは関係ない。)

人としてあるべき姿を追求すべき

世界に目を向けると総ての国(中韓ですら安保法制に無暗に反対してない)が日本が責任を果たすのを期待しているのに、日本だけは首をすくめて知らん顔できるのか。そんな国になって欲しくない。次に足元に目を向けて、親しい友人が苦境に陥っている時、自分だけ遠く離れた安全な場所で知らん顔できるのか。私はそんな身勝手な人になりたくない、その為に友人を失いたくない。私は憲法の上にまず「人」を置くべきだと信じる。「人」であり続ける為に必要なら憲法を変えるべきだ。 
ここまで大見得を切ったが、世論調査結果では私の意見は少数派らしい。やっぱり、朝日・毎日が「人としてあるべき姿」を忘れさせ続けた罪は大きい。■
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