土曜日に左足の親指に痛みを感じた時、筋肉か筋の疲労だと思った。先週、義父の法事に参列した甥の嫁さんと近くのバドミントン・クラブの仲間が共通の知人だと分かり話が弾んだ。踵の痛みが良くなってきたので、彼女との会話の後で練習に参加したいと思った。週末の練習に備えて久しぶりに庭でフットワークをやった翌日に痛みが出たので通風とは思わなかった。
だが、日曜日に痛みが引くどころかむしろ酷くなり、これは御馴染みの通風の痛みだと気が付いた。久しぶりの、誰にも文句を言えない腹立たしい感覚だ。昨夜は患部がフトンや右足に触る度に痛みを感じ何度も目が覚めた。今日は寝不足でいつもより頭が働かない。
この数年間の生活習慣の見直しで通風になり難い体質に改善したと思い油断した。考えてみれば先々週に妹夫婦、先週は家内と続けて田舎に戻ってきて、その間いつもより美味しい食事を食べかなりのアルコールを頂く機会があった。特に気をつけていたビールを初めとする炭酸入りの飲料水も、ついつい飲んでしまった。実に美味かった。だが、直ぐにツケが回ってきた。
結局のところ私もCRIC(危機→対応→改善→慢心→危機の再発)のワナに陥っていた。危機に際して小手先の対応をし、嵐が過ぎ去ると根本的な改革をせず再度危機を迎える、進歩のない日本人を揶揄する言葉だ。普段は政治・経営の「CRICさ」を批判する私も偉そうなことはいえない。これからは粗食に戻し、なるべくアルコールを控える。
今までの経験では痛みのピークは3日目、それから2-3日は痛みが続く。今日は市役所の農業委員会に出向き、その後手続きも含めビッコを引きながら随分歩いた。同行した80歳にもなる近所のオジサンに大丈夫かと心配された。明日は母のいる老人ホームに顔を出す予定だが、この足で長く歩くのは気が重い。■