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ゴルフ場のキャンセル料(土井卓美)

2011年12月24日 14時38分57秒 | Weblog
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企業が拡販の為にそのサンプルは言うまでもなく、製品やサービスを無償提供することは当然のこととして何処からも文句は出ません。
唯若干やり過ぎだとして問題視されることも無いではありません。
例えば公共施設などの入札で、宣伝と実績稼ぎの為に無償に近いような極端な安値での応札が時々あり、この場合は賛否が分かれ当局側は戸惑います。

これとは反対に企業が自らの利益を確保する為の自衛手段の一つにゴルフ場のキャンセル料があります。
それも日程の変更でも駄目な所、いい所、土、日、祭日だけで平日はいい所、駄目な所、数日前の連絡でいい所、駄目な所等々そのやり方はいろいろです。
その主旨には違約金としての罰金的要素と予約があった為に他の顧客がエントリー出来なかった損失利益の補填という要素も含んでいると思います。
しかしここで疑問に思うことがあります。
かつてのようにゴルフ場が多くの若者の予約で満杯になるという状態なら当然のやり方ですが、今やそのような所は数えるほどもありません。
ということは損失利益の補填という要素がなくなり、罰金の意味合いだけになっているとも言える訳です。
またゴルフをする方もかつての若者も今やゴールドティーからで、暑い日、寒い日は最初から予約せず、そうでなくても雨が降ったらキャンセルして他の日に変更したいという人の割合が圧倒的に増えています。
だからそのような人達(我々)は予約の段階でキャンセル料の厳しい所は敬遠します。
ゴルフ場側もリピーターにどれだけ来てもらえるかが経営の根幹に関わってくるのでいろんなサービスを打ち出していますが、旧態依然のキャンセル料制度の見直しに目が行っていないのは残念なことです。