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師走(土井卓美)

2011年12月17日 17時31分30秒 | Weblog
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師走は本来は陰暦十二月の別称ですが、陽暦の十二月の名称としても通用しています。
弥生(三月)、皐月(五月)なども好事家(こうずか)の間ではかなり普通に理解、使用されていますが世間ではそれ程一般的には使われていません。
旧暦の月名称の中で師走だけが十二月イクオール師走というようにその存在感を誇っています。
これは師走という文字と発音が年末の慌しさを良く表していることに大きく起因しているのだろうと思います。
だからマスコミでも普通に使われ、十二月というより師走といった方が小学生の子供でもその雰囲気をより良く感じるのではないでしょうか。

その師走も半ばを過ぎ、風の冷たさも増していよいよ冬本番に向かっています。
個人的にも今日は今年最後の句会があり、先程帰って来たところです。
後の非日常的行事は12月28日の忘年ゴルフだけになりました。
恥ずかしながら今日の句会に出した拙句です。(マスクが兼題でした)

   太極拳桜紅葉の散るを浴び

   ひらひらと午後の薄日を銀杏散る

   柚湯出てさあ一献の夕餉かな

   賀状書くいろいろあった年思い

   フクシマの瓦礫に挑むマスクかな