大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

行き過ぎの(?)省エネ・オート機器(土井)

2010年04月30日 18時06分31秒 | Weblog
温水洗浄器は初代から現在は3代目になりますが、便器は30数年同じものを使い続けてきました。
まだ10年位使う積りなら使えないこともないような気もするのですが、たまに水が流れっ放しで止まっていなかったり、大小の区別なく大量(12~3L)の水を使う構造なので今日、少し音の高くなってきた換気扇とフロアーを含め、新型に替えてもらいました。
ウリは節水、省エネ、オート、汚れ難く掃除も簡単ということなのですがアナログ世代には一寸行き過ぎのような気もします。

便器に近づけばフタが自動的に開き、離れれば自動的に閉じることから、便座や温水温度の調節が、使用頻度をセンサーが感知、学習して夜中や日中の少ない時間帯を割り出してその間の温度を下げたり、同時に手動で節電時間を設定できたりもします。
脱臭も標準、パワー、オートパワーの3段階になっているなど色々あって説明書を読み切れず、途中でやめて、しばらく様子を見ることにしました。

年配者は跨る便器で、尻は自分で拭くもの、手は別の所の水で洗うものという経験をしてきているので便利になり過ぎても戸惑いながらも対応に問題はありません。
しかし幼少の頃からフタが自動的に開く腰掛ける便器が当たり前の状態で育ったら、遠足やピクニックの途中とか、災害批難時等の緊急時などにとっさの対応が出来ない心配は十分にあります。
もっというなら、機器に頼り過ぎることは人間が本来持つべき自然の中で自分で生き抜く能力を低下させることに繋がるのではないかと要らぬ心配をしてしまいます。