大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

情報過多への対応(土井)

2010年04月16日 15時06分21秒 | Weblog
一例を挙げるなら小学生の頃の楽しみは野球と水泳と魚とり位が主なもので、当時のプロ野球は勿論一リーグ制の六球団、その全てのレギュラー・オーダーと投手陣は頭の中に入っていました。
今は球団が増えたこと、興味の対象が多様化したことなどで阪神以外、特にパ・リーグはレギュラーでも、どんな選手がいるのかさえ分かりません。

スポーツに限らず全ゆる分野で多様化、グローバル化が進み情報も膨大かつ過密になっています。
貴重な情報をいち早く摑んだ者が巨万の富を得たり、ライバルとの競争に勝ったりするのは普通のこととなっており、それだけに発信する側、獲得する側双方の情報戦も熾烈を極めています。
それにまたインターネットとインフラの普及で個人も多くこの世界に参入するようになりました。
結果として世の中には正義・邪悪、正確・誤謬、新・旧、要・不要、玉石混交の情報が溢れています。

これらの情報を上手く活用すればそれなりの効用が得られますが、反対に、先回(4/14)の本欄でも少し触れましたが、未経験や判断力不足の故に対応を誤れば簡単に犯罪に巻き込まれたりします。
では実際にはどうしたら良いかというと、場合や人によっても全て違い、これといった決め手は無いので各自が夫々の方法で対応するしかありません。
私はといえば能力の範囲を超えないように対象を絞っています。
例えば野球は阪神だけ(インターネットで全選手・コーチの情報把握)、俳句の投稿はNHKだけ(毎月葉書を出す)、Gゴルフは仲間内だけ(対外競技には参加しない)、テレビの視聴は決めている数番組だけ(その他はだらだら見続けないで消す)、株式は登録銘柄だけ(適当に入れ替えながら)といった具合で自分なりの情報対応策をとっています。