事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

おくりびと~酒田観光案内5「中町」

2008-11-09 | まち歩き

Okuribito03 「月光川」篇はこちら

今回は「中町」を特集。

酒田の中心商店街。酒田大火で一帯はすべて焼失した歴史がある。本木が同級生の杉本哲太と会い「もっとマシな仕事をしろ」と難詰されるシーンは、中町中央公園近くの旧メンズ・ニシムラ(山形県人はみんな知ってるスーツの量販店。地元じゃ洋服の青山とタメはってます)前で撮影された。ロケのために通行規制が行われたんだけど、そんなことをしなくてもシャッター通りと化しているのでそもそも人はあまり通っていません。

酒田が寂れた街であることを強調する以上に、静謐な雰囲気を醸し出すためか、人混みはまったくこの映画に出てこない。一応、お祭りのときなどはモブシーンが出現することをここで申し添えておきます。

次回は「小幡

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おくりびと~酒田観光案内4「月光川」

2008-11-09 | まち歩き

Okuribito02 鳥海山特集はこちら

今回は月光川(がっこうがわ)。
脚本の小山薫堂がこだわったのが石による手紙、石文(いしぶみ)。自分の気持ちを、小石になぞらえて送る昔のシステム。本木(ともう一人の人物)がその石を拾ったり、鳥海山をバックにチェロを弾くのが遊佐の月光川の河原。わたしがつとめていた中学校のすぐ近く。朝日橋という橋がかかっています。

娘が小学校にいたころ、PTA行事をここの近くの河川公園でやろうと計画。
「その日晴れるかは学年委員長(わたし)の人徳次第ってことで。」
……ものすごい集中豪雨になってしまった。

次回は「中町」を。

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おくりびと~酒田観光案内3「鳥海山」

2008-11-09 | まち歩き

Mtchokai 「希望ホール」篇はこちら

ほぼ全篇にわたって映し出されている山は鳥海山。酒田の人間は毎日見続けています。リフォーム以来、部屋でタバコを吸えなくなってしまったわたしは、北側の廊下の窓を開けてあの山を眺めながら一服しています。見る分にはいい山。登るのはチョーしんどい。

遊佐の学校に十年も勤めた身としては、海沿いから観る鳥海山の静けさよりも、一種の迫力に充ちた山としての印象が強い。
週末に青森に行って来たんだけど、途中で観た岩手山の屹立する感じを美しいと語ったら、同行していた内陸人たちの方が
「鳥海山の方がきれいだよ」
「うん、あの山の形はいいよね」
と言いだしたのでびっくり。人気あるんだ鳥海山。

次回は「月光川

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おくりびと~酒田観光案内2「希望ホール」

2008-11-09 | まち歩き

Kibou_hall 「地吹雪」篇はこちら

今回は希望ホールを。

酒田市民会館のこと。若い読者は知らないだろうけど、岸洋子という酒田出身の歌手がいて、彼女のヒット曲「希望」(♪きぼーというぅ名のぉ♪)にちなんでネーミングされました。チェリストだった本木の演奏シーンはここで撮影。ウチの職員も2名、観客のエキストラで参加しています。

「本木?なんかのぉ、普通だけ。芸能人ってオーラねけ」
何様だお前は。

ちなみに、撮影中に本木たちが滞在したのは最上川河口近くにあるホテルリッチ&ガーデン。ウチの職員の友人が、本木のチェロのレッスンのために連日通ったそうです(東京でのレッスンは久石譲関係のミュージシャンが指導したとか)。このホテルには2階に自然食中心のレストランがあるんだけど、知人がランチを食べに行ったときに隣のテーブルを見てびっくり。
「げ。ヒロスエ」

次回は「鳥海山

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おくりびと~酒田観光案内1「地吹雪」

2008-11-09 | まち歩き

Okuribito01 ようやく観てきました「おくりびと」。ロケ地の地元民のくせに封切りから一ヶ月以上もたってしまったのは、妻がいっしょに観たがったから。でもふたり一緒に映画館に行く時間はなかなかとれないので、内緒でそぉーっと振替休日にシネコンに出かけた次第。チクらないで。

平日の一回目の上映なのに、館内は高齢者でいっぱい。さすが地元。そしておなじみの場所が出てくると「あ、小幡」「あ、港座」といちいちつぶやくのが微笑ましい。マジな作品特集はあとまわしにして、酒田観光案内としての「おくりびと」特集をやっちゃいましょう。

まずは「地吹雪」篇。

オープニングは、山崎努と本木雅弘が乗った車が地吹雪のなかをゆっくりと進む画面。あの種のブリザードが日常なのが山形県の海っぺり、庄内地方の怖いところ。この映画は四季の移り変わりをあざといぐらいに強調しているので(納棺師としての本木の成長とシンクロさせている)、庄内の一年をお楽しみいただけるかと思います。

次回は「希望ホール

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