事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

今月の名言2018年12月号PART2 千円の生活

2018-12-31 | 芸能ネタ

三浦友和・山口百恵 -Kanade-

PART1「威圧するマイク」はこちら

「10万円なら10万円の、千円なら千円の生活をするだけよ」

三浦友和が女性誌の記者に語った妻の発言。俳優業がスランプで、高利のローンに苦しんでいたとき、奥さんはこう彼に宣言。自分が芸能界に復帰することでしのごうとは微塵も考えなかったらしい。

潔いなあ。三浦友和もうれしかったろう。でもわたしだってうちに帰れば山口百恵が待っているんなら、いろんなことがんばりますけどね(笑)。千円の生活でも、おそらく百恵は上手にしのいでいくのだろう。なんか、そんな気がする。

2019年1月号PART1「紅白歌合戦」につづく

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うまい店ピンポイント2018年歳末篇最終回 ラーメン哲 おやじ味噌の巻

2018-12-31 | 食・レシピ

三日月軒高砂店篇はこちら

今年もいっぱい食べたなあラーメン。死ぬまでにあと何杯いただけるかしら。

意地になって食べているようだけど、これって商売柄、いつも給食をいただいているのと関係していると思う。給食のない日は職員の多くが一斉にラーメン屋に走るのは、一種のイベント感覚かと。

で、2018年の最後は職場近くの哲。定番のおやじ味噌。運ばれてきた途端に陽が差してきてまるで宗教画のよう(おおげさ)。

さすがにわたしは無理だけど、ご飯が無料なのでお得なお店です。

2019年の初ラーメンは華煌ですっ。

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今月の名言2018年12月号PART1 威圧するマイク

2018-12-30 | 受験・学校

Wynton Kelly-'Dark Eyes'

今月の名言2018年11月号PART5「少年野球」はこちら

「小学校のとなりへ移り住んで半年。だいたいは満足しているが、ひとついやなことがある。うるさいのである。マイクの音がバカに大きい。マイクの使い方を知らなくても教師になれるらしい」

「みんな不快に思っていても、相手が学校だからとガマンしているのである。それに気付かないのはバカなのである。」

「外山滋比古の新茶話 米澤新聞」

バカの連呼(笑)。外山先生よほど怒っている。これは「内外教育」における、おなじみ小野田正利さんの「モンスターペアレント論を超えて」からの孫引きだが、あの連載においては近隣トラブルが柱のひとつになってきた。野中の一軒家じゃあるまいし、という世間の常識が学校には通用しないのかというわけだ。

小野田さんはそのあたり、実は学校の方が先に立っていて、住宅がのちに取り囲んだという経緯も説明しながら、しかし学校とご近所のあいだにはもっとコミュニケーションが必要だと主張している。理由さえ納得できれば、近所だってある程度は我慢してくれると。

逆に言えば、学校はそのあたりがどうにも不得意な業界であることも確かで、外山先生のバカ発言はその意味で傾聴に値する。児童生徒を“制圧”することに躍起で、話の内容よりも声の大きさを優先する状況を、なにしろ音量がでかいからご近所がじっと聴いているとすれば……

PART2「千円の生活」につづく

本日の1曲はウィントン・ケリーの「ダーク・アイズ」いいよね。

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うまい店ピンポイント2018年歳末篇 三日月軒高砂店。

2018-12-30 | 食・レシピ

照月篇はこちら

酒田ラーメンの代表といえばそれはもちろん月系。なかでも三日月軒は数多い。

で、人によって好きな支店が違ったりする。本店は遠い昔になくなっているけれども(それに対抗した名前の“太陽軒”ももうなくなった)、わたしの場合は駅東店だし(なにしろうちの近所で生まれた人がつくっているしね)、今の上司はこの高砂店。前の上司は今町店だった。

これって要するに、子どもの頃に食べていた味に回帰しているだけだろう。年末年始に酒田のラーメン屋が帰省客でえらいことになるのといっしょの理屈。

さて高砂店の特徴はチャーシュー。顎のチカラが試される固さ。で、ファンにはたまらないわけだ。お昼時をはずして行ったのにほぼ満員なのもうなずけます。

ラーメン哲・おやじ味噌篇につづく

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「本能寺ホテル」(2017 東宝=フジテレビ=ホリプロ)

2018-12-29 | 邦画

給料日とかに、チャリで国道7号線を走るんだけど、タイヤショップの大きなポスターを見るのが密かな楽しみです。ブリヂストンのCMキャラが綾瀬はるかですから。わたし、彼女のファンですから。あ、彼女の映画で見てないのがあったな、とDVDを借りる。

「本能寺ホテル」いかにもフジテレビ=東宝らしい作品。原作のドラマや漫画がないオリジナルなのは立派だけれど、前年の同時期に封切られた「信長協奏曲」のバカヒット(ほんとうに驚いた)が製作者の頭にあったことは疑いない。そうでしょう敏腕プロデューサーの市川南さん。

いつも何かに流されているヒロイン(綾瀬)は、フィアンセの両親に会うために京都へ。偶然泊まることになったのは「本能寺ホテル」という縁起でもない名のホテルだった。このホテルでは、ある条件をクリアすると天正十年六月一日の本能寺にタイムスリップする。その日は、本能寺の変の前日だった……。

信長に堤真一、森蘭丸に濱田岳(イメージと違う!と綾瀬につっこまれる)、明智光秀に髙嶋政宏(こっちもイメージと違いますね)。

人間としての凄みを感じさせる信長に、ヒロインは次第にひかれていく。はたして彼女は光秀の謀反のことを告げて歴史を変えてしまうのか。

なんか、いかにも企画会議の様子がうかがえるような映画でした。「プリンセストヨトミ」の綾瀬と堤を起用し、監督もそのまんま鈴木雅之。CGを使い放題でそれなりに見せる。ホテルの支配人役の風間杜夫もいい味を出している。しかしいくらボーッと生きてるとはいえ、フィアンセの両親の職業も知らない(それどころか……)って設定はどうなの。でも、綾瀬はるかだから許す。

「大河ドラマで見ました!」

ってギャグも彼女だから笑える。

それにね、これはナイショなんだけど、この映画は確実に綾瀬はるかの巨乳を強調する撮り方をしていてびっくり。彼女もなんか吹っ切ったんだろうか。もちろんブリヂストンのポスターも、豊かな胸が強調されております。あのポスター、もらえないかな。

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「元年春之祭」 陸秋槎著 ハヤカワ・ポケット・ミステリ

2018-12-28 | ミステリ

わたしの去年のベストミステリは陳浩基の「13・67」(このタイトルはよく考えられている)だった。印象として、いきなり中華ミステリ登場って感じ。Enter the Chinese Mysteryですか。

ミステリというジャンルは、文化的成熟、余裕のようなものがないと成立しない。その意味で、新聞ではわからない成熟を習近平治世下の中国は抱えることになったのだろうか。まあ、陳浩基は香港の人なので微妙だけれど。そして今年の中華代表はこの「元年春之祭」のようだ。作者の陸秋槎は中国人。

時代は前漢時代。ある事情で隔絶された土地に住む一族。祭祀をつかさどるそのなかの一家がほぼ皆殺しにされる。しかもその事件は、物理的に不可能な状況においてだった。四年後、その土地を訪れた、裕福な豪族の娘は、またしても次々に起こる不可能犯罪を調べ始める……

雪に残る足跡、ダイイングメッセージ、アリバイトリック……本格の要素がこれでもかとぶちこんである。オープニングからしばらくは四書五経などからの引用が続き、読み終えることができるのかと思ったけれど、途中からは一気呵成。しかも、途中に読者への挑戦状まで挿入されています!(笑)

同じ漢字文化圏のなかにいるので、漢字そのものの持つ意味がうっすらと感じとれてうれしい(漢文は苦手だったけど)。酒見賢一が登場したときとイメージは似ているかな。

ただし、本格推理であるだけに、いかんせん動機に説得力がないのは仕方がないのかしら。まあ、二千年前だと成立するのかなあ。日本の本格推理と同じような美点と弱点をもっているのが興味深い。

え、この作者は日本のミステリを徹底的に読みこんだの?そしていまは石川県に住んでいるの?これはこれは。

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「探偵は教室にいない」 川澄浩平著 東京創元社

2018-12-27 | ミステリ

出たばかりの鮎川哲也賞受賞作をいきなりうちの学校の図書館は購入。ありがたいありがたい。にしてもちょっと身構える。学園もの、やる気のない探偵スイーツへのこだわり……どこをどうとっても米澤穂信の二番煎じのそしりを免れないのにとにかく読ませる。

ただ、現役の公立中学校の職員としては、中学校生活まっただなかの登場人物たちの懊悩が、ちょっときつかったりもした。現役の中学生たちはどう読むのだろう。楽しみだなあ。その意味で、この本を購入したのは正解。

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うまい店ピンポイント2018年歳末篇 照月

2018-12-27 | 食・レシピ

善べえ篇はこちら

酒田のラーメン事情が変わり始めた。噂された花鳥風月の増殖は市役所前の(あひるの子の跡地に)「照月」の開店という形で実現。あひるの子が閉店したのも知らなかった。むかしはよく通ったんだけど。

さっそく行ってまいりました。「忘年会の翌朝。」の2018年バージョンはこのような形に。朝7時半にラーメン食べるなよおれもよ(笑)。だって妻のクルマに乗せてもらうためには朝食抜きだったので仕方がない。必然ですよね。必然です。

にしても花鳥風月そのまんま。味もそうなんだけど(もちろんおいしかった)、接客するのが花鳥風月の店長でしたから(笑)。ヘルプに入ってたんでしょうね。

某業者から電話が入る。彼も照月で食べたばかり。

「おいしかったっす!」

「ふ。おれは2時間前に食べたぜ」

「えー?!あ、おれのすぐあとに××先生来ました(笑)」

同僚。自分の知らないラーメン屋があることが許せない人ね。

二日酔いできつい若手も。

「行ってきました照月」

ってことは今日うちの職場からは3人が照月へ。なんてことだ。

そして、「土門」が閉店したそのあとには、どうやらあの「花火」が入るらしい。ほぉ。

朝ラーやったその日もお昼はラーメン。おれはえらいと思う。「三日月軒高砂店」篇につづく

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明細書を見ろ!2018年12月差額号 忘年会の翌朝

2018-12-25 | 明細書を見ろ!(事務だより)

2018年12月号PART2「手取り&差額」はこちら

あれま。支給日の予想が当たってしまいました。

毎年微妙に外してきたので、うれしいことはうれしい。本会議の可決から最短で5日間で支給できる実績はあっても、曜日の並びから無理はしないだろうとの読み。事務的には本会議終了後にさあ計算するぞ、という悠長なことをやっているわけがなくて、その日のうちに実は差額の明細や給与基本台帳など、300枚近いデータが県から送信されています。綴るだけで1時間かかりました。

実際の支給においては、全員全額振込なので学校事務職員の方は悠長にかまえていられます。でも昔はきつかったんですよ。

まだ学校の忘年会が泊まりが主流だった時代(あれはつらかったな。深夜におよぶ麻雀や先輩の説教が。あんまり旅館で人生語らないでほしいよなー)、差額支給がその翌朝だったりすると、ひとりだけ湯野浜から銀行に突っ走り、まだ寒い職員室で袋詰めを……ああ思い出したくない。

さあ明細書を見てください。今日の差額は、給料額がちびっとだけ上がったことと、連動して期末勤勉手当や時間外手当、そして勤勉手当が0.05月アップしたことによるもの。同時に、共済や互助会の掛金もアップしているのでその分も影響。

にしても、現金支給はどんどん減っているし、忘年会も日帰りが通例。生きやすい世の中になってるかも。少なくともわたしにとっては。それではみなさん、よいお年を。

画像は「LBJ ケネディの意志を継いだ男」 

庄内では公開されなかった作品でもうしわけない。ケネディ暗殺の日に始まるジョンソン大統領のお話。スピーチライターを励ますシーンがいい。

「一般教書演説であり、(ケネディの)追悼演説であり、就任演説をあと21時間で書け」

「無理ですよ」

「君ならできる」

「いったいどうやって?」

「いつもどおりの、君のやり方で。」

 2019年1月号PART1「職員室の彼女。」につづく

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「悲愁物語」(1977 松竹=三協映画)

2018-12-24 | 邦画

まず、成り立ちがよくわからない。日活の監督だった鈴木清順は、「わけのわからない映画をつくる」という社長(堀といいます)によって解雇され、以降10年ほど映画を撮れずにいた。

だけれどもカルトな人だからファンは(特に映画評論家たちに)多く、彼のカムバックは常に待たれていた。しかしそれが、梶原一騎の原作(と金)によって実現するとは!そして予想どおり、わけのわからない映画になっていて苦笑。

ふたつのアパレル会社のCM競争のために徹底的に鍛えられる新人ゴルファー。そして彼女は優勝……ってここまでは梶原一騎お得意のスポ根の世界。ヒロインの芸名が白木葉子(盛大に脱いでくれますがまったく演技ができていません)なので「あしたのジョー」そのまんま。

丹下段平的コーチが佐野周二(関口宏のお父さんですよ)ってのも意表を突く。

しかしここからストーカーめいた主婦が登場して話がねじれていく。演じているのは日本でいちばん美しい女優だった江波杏子。彼女のためにヒロインは売春まですることになり……

思えばこの作品に原田芳雄を起用したことで名作「ツィゴイネルワイゼン」は生まれたのであり、その意味で存在意義はある。にしてもやっぱりわけわかんないです(笑)

 

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