庄内映画村その1はこちら。
この巨大なオープンセットは、ほぼ中央のエントランスをはさんで
・漁村、農村エリア
・宿場町エリア
・山間集落エリア
にわかれている。東京ドーム何個分、という広さなので周遊バスがひっきりなしに走行。このバスは地元の大企業、三元豚でおなじみの平田牧場が提供しているようだ。
でも、わたしはひねくれ者だし、その広さを体感したかったので歩いてみることにした。最初に向かったのは漁村・農村エリア。途中にはこんな社がたっていて、あまりにも自然なのでほんとにセットなのかと近づいてみる。
すると、こんなメモ書きがあったりするのでかえってうれしい。
貧しい農家のセットも、ここまで作り込むのか、とあきれるほどの出来映え。わらの匂い、土間の湿った感じ。なるほど、なるほど。
圧巻は漁村。大量の砂をぶちこんで、羽黒の山奥に確かに浜が再現されている。ボランティアの案内人たちはとても親切で、「ここの裏に原田芳雄がやる医者が住む家もあるんですよ」と教えてくれる。それって「座頭市-THE LAST-」のことかな。香取慎吾が「とにかくひたすらさっむー!」と言っていた過酷な撮影のことだろう。
次回は山間集落エリアに行きましょう。