事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

解説者を評定する 前田智徳

2019-06-13 | スポーツ

里崎&中畑篇はこちら

今日も交流戦をとっぷしと。

西武VS巨人、ソフトバンクVS阪神、ロッテVSDeNAをザッピング。

西武戦を解説した前田さんのことは、広島ファンならずとも思い入れはあるはずだ。打撃職人として超一流。ただし、思いこみが強すぎて観客とやりあったり、過激な人でもあった。

わたしのイメージでは、沢木耕太郎が活写した“E”(榎本喜八)に近いものがあったのではないかと思っていた。自分のルールに固執する近寄りがたい人。

ところが。

解説者になってからはまことに紳士的。代打で出ることの難しさ、宮國がなぜ大成できないか……すばらしい解説でした。

試合も味わい深かった。パ・リーグの事情に疎いものだから、DHを“排除する”というのは昨日もやってましたね。原はとにかく新しい戦力を一軍で使わなくてはと考えているらしい。正解だと思います。それで桜井と若林が飛び出してきた。特に若林はすごい。あ、それからビヤヌエバって守備がうまいなあと思った途端にエラー。スター性あるんじゃないすか(笑)

今日はすべての試合が早く終わったなあ。それはそれでさみしい。

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解説者を評定する 里崎&中畑

2019-06-12 | スポーツ

村田真一&大野豊篇はこちら

交流戦はいいなあ。西武と巨人という往年の名勝負や、吉田輝(プロだとこういう表記になるのね)と大瀬良の投げ合い、阪神とソフトバンクのバトルまで、BSでみんな見ることができます。

で、西武VS巨人の解説は里崎さんと中畑。

いやこれがもう(笑)。テレビ東京として、中畑を“お迎えした”形になっているので常にアナウンサーは気を使っている。でも、あの人はいつもどおりでした。

高木京介の冴えについては、やはりいろいろと差しさわりがあるのかもしれない。でもこの試合のMVPは間違いなく彼だった。結局のところ、今日の試合は炭谷VS古巣ってことよね。

そして吉田輝星の初勝利に、日ハムが球団総がかりでプッシュしていることに感服。チームとしても、商売としても大正解でしょ。にしても吉田、歯が白すぎないか。あ、マウスピースだったのか。

前田智徳篇につづく

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解説者を評定する 村田真一&大野豊

2019-06-06 | スポーツ

小早川&井端&里崎はこちら

結局はとっぷしと楽天VS巨人の三連戦を芋焼酎を飲みながら見てしまいました。面白れー。

特に今日は、新しい戦力がどしどし生まれた試合。

楽天では石橋が有望だし、巨人ではドラフト1位だった桜井がついに本領発揮。若林もいい……っていうか、マシソンの復帰がやはりうれしい。

去年までヘッドコーチだった村田は

「あいつ(マシソン)は、男気があるんですよ」

無茶な使い方をしていたことを自ら明かしています(笑)

ソフトバンクVS中日の解説は大野豊。

いかにも人柄がいい感じ。村田と双璧かも。“解説”というエリアでは、さすがに大野さんには村田はまだ及ばないですけどね。

おいおい、どうして今日はさん付けじゃないんだって?

わたしにとっての日本プロ野球とは、大野が投げ、村田が守っていたものだからです。その匂いを継承しているのが炭谷なの。この人のリードは味わい深い。

里崎&中畑につづく

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解説者を評定する 小早川&井端&里崎

2019-06-05 | スポーツ

武田&仁志はこちら

今日も面白かったですねー交流戦。NHK-BSはDeNA対オリックスを小早川さん解説で。BS朝日は楽天VS巨人を井端さんで、そしてテレ東は西武VS広島を里崎さんで。

なんでみんなをさんづけかと言うと、解説にとても納得したからです。特に井端さんの解説は野球素人を阻害するかのよう(笑)。そこまで細かくやるかー。次の打席にどう影響する投球ができるか、ってのはとても納得できる話だった。巨人の捕手三人制も、確かに有効だろうけれども、炭谷が考えるほど巨人のピッチングスタッフは安定していなかったってことかな。なんてね。

解説者はともかく、監督はどんどん穏やかな人格者にシフトしているんだねえ。おれについてこい!的なタイプは、個性豊かな新人たちには邪魔な存在でしかないのかも。特に楽天の平石監督のありようは、とても考えこませる。名選手必ずしも名監督ではないだろうけれども、無名の選手が名監督になる可能性は激しく残されている。

なんで楽天にこだわるかというと、月末にまた楽天の試合を仙台に見に行くことが決定しているからです(笑)

 

 

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解説者を評定する 武田&仁志

2019-06-04 | スポーツ

今中慎二篇はこちら

久しぶりにやってやろうと思いました。解説者の評定を。とっぷしとセパ交流戦の開幕を各局がオンエアしてくれたので。

BSのNHKは「西武VS広島」、日テレは「ソフトバンクVS中日」、朝日は「楽天VS巨人」。

解説はそれぞれ武田一浩、山本昌&松中、そして仁志

日テレは松中の名前を間違うなど問題外なアナウンスだったんだけど、問題はNHKと朝日。視聴者として両極端な評価。

仁志はプレイヤーたちがどんな気持ちで、そしてどんな形でミスをするか、そして好プレーにつなげるかを「こんなに一試合で語っていいの?」ぐらいに解説してくれる。

ところが、武田の場合は“来てほしくないのに来ちゃう部活の先輩”って感じで、選手の素晴らしさをまず賞揚しない。最初にくさすのね。見ててどんどん暗くなる。

前から思ってました。どうしてNHKはこの人を起用し続けるのかなあと。本日の彼の最高の解説は、午後9時台かな、十分以上も何もしゃべりませんでしたから。放送事故かと思いました(笑)

気の抜けたような試合だったら何も言わない。しかし今日の三試合はすべて好ゲーム。

楽天の塩見と巨人の今村は、いつかエースと呼ばれるようになってやるという気合いが感じられ、だからこそ締まった試合になったし、広島と西武にいたっては……まだ終わってません(笑)

小早川&井端&里崎につづく

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今月の名言2019年3月号PART1 イチロー引退会見

2019-04-01 | スポーツ

柴田淳 月光浴 PV

2019年2月号PART3「原子力という商売」はこちら

あ、さすがに忙しかったので名言の収集を忘れてた。でも2019年3月は簡単。イチローの引退会見と内田樹の衝撃的なまでの講演があったから。

「僕には感情がないと思っている人もいますけど、意外にあるんですよ。結果を残して最後を迎えられたら良かったですけど、それでも最後まで球場に残ってくれて、そうしないですけど、死んでもいいというのはこういう時なのかなと思いました。」

「その何年か前からアメリカでプレーしたいと伝えていたんですけど、仰木監督ならおいしいご飯とお酒を飲ませたら、うまくいくんじゃないかなと。まんまとうまくいきましてね。口説く相手に仰木監督を選んだのは大きかったですね。ダメだダメだと言っていた人が、お酒でこんなに変わってくれるんだと、お酒の力をまざまざと見ましたし、しゃれた人でしたね。仰木監督から学んだモノは、計り知れないですね。」

「(野球の魅力とは)団体競技なんですけど、個人競技なんですよ。それが面白い。個人としても結果を残さないと生きていくことはできない。本来はチームとして勝っていけば、チームのクオリティーは高い。でも決してそうではない。あとは同じ瞬間がないということ。必ずどの瞬間も違う。これは飽きが来ないですよね。」

金言の宝庫。そして同時に

「そんなアナウンサーみたいなこと言わないでくださいよ。」

というウィットの人でもある。さあこれからたーくさんの人たちが彼の名言を引用することだろう。どの部分を引用するかが勝負だ。野球だ。野球に神様というものがいなかったら、日本で彼の引退試合が行われるなんて奇跡はなかなか。

PART2内田樹篇につづく

本日の1曲は内容とまったく関係ないけど柴田淳の「月光浴」。久しぶりに聴いたらすごくよかったので。

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今月の名言2018年11月号PART5 少年野球

2018-12-04 | スポーツ

2018 筒香嘉智 全38本塁打集

PART4「日銀の敵」はこちら

横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智が、小学生の野球チームのスーパーバイザーとして心がけていることを訊かれて

「子どもたちを怒鳴りつけるようなことをしない。指示待ちにならず、自分で考えて行動できるようにすることです。他のチームのことを見聞きすると、日本野球界の現状はそうではないと思うことが多いです」

がんばれ筒香。しかしこういう“わかっている”人が大リーグを志向するのは仕方のないことか。動画はもちろん筒香のホームラン集。美しい本塁打とはこのようなものだとつくづく。

2018年12月号PART1「威圧するマイク」につづく

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「プライド」 金子達仁著 幻冬舎

2018-11-27 | スポーツ

ヒクソン・グレイシーと高田延彦の激突を描いている。高田の惨敗で有名な二戦。二十年も前なのに格闘技ファンにはいまでも語り草。

確かにヒクソン・グレイシーという存在は偉大なのだろうけれど、金子達仁の筆致が“おかずが多い”というか装飾過多なのでちょっとしんどい。

まあ、これは少しはおかずを入れてほしかった「醒めた炎」の直後に読んだ影響もあります。

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「巨人ファンはどこへ行ったのか?」菊地高弘著 イースト・プレス

2018-11-22 | スポーツ

プロ野球2018はこちら

タイトルに反して、実は冷静にプロ野球全体を考察する書。とても興味深く読んだ。

巨人・大鵬・卵焼き」というフレーズに象徴される「ほとんど誰もが大好きな存在」だったはずの巨人が、あるいはだからこそ激しくアンチ巨人に憎まれた巨人が、いまではすっかり影が薄くなっているのはなぜか。

元巨人ファンである著者は、さまざまな立場の人たちにインタビューし、その謎を解いていく。巨人ファンが減少した理由はわたしでもいくつも挙げられる。

・かつて全国区だった巨人の、巨大なファン層だった北海道と東北、そして九州に、それぞれ日ハム、楽天、ソフトバンクが進出した。

・だけでなく、その土地に根付いたチームを応援する方向にプロ野球が加速している。

・その方向性を生んだJリーグなど、他のスポーツを楽しむ土壌が確立した。

・メジャーリーグを志向する選手が増え、超スターがNPBからいなくなることが連続。

・同時に、“メジャーの二軍”というイメージがプロ野球から熱狂を奪った。

・球界の盟主だったはずの巨人に、江川問題、賭博などのスキャンダルが頻発。

・松井秀喜以降、好選手はいても大スターが巨人に生まれていない。

……数字として、巨人人気のピークはV9時代ではなかったことが語られて興味深い。あの時代ですら後楽園には空席がめだったらしい。過熱したのは長嶋が監督となり、初めて最下位になる衝撃が影響したのだと。

加えて、チームの強化策としてFAで他球団の四番打者をかき集めたことも野球好き(それは巨人ファンであっても)は反発。なるほど。興行として、週に一度しか登板しない投手よりも、とにかくホームランを打てるタイプをそろえたことでむしろ弱体化……

巨人ファンだった人たちにしても、著者にしても、そしてわたしにしても思う。あのころの(それは人によって違う時代だろうが)その日の勝敗に一喜一憂した時代がなつかしいと。今年東京ドームに行ったときに、面白くは見たけれども、どこかで醒めていた自分を思い出し、あのころの自分はどこへ行ったのかとしみじみ。

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プロ野球2018

2018-11-21 | スポーツ

いろいろあって季節外れですが野球を特集。わたし、大相撲にもフィギュアスケートにもまったく興味がないので。

セ、パともにペナントレースを終え、広島・西武が優勝。

広島の三連覇はほんとうに立派だと思う。他の5チームの状況が不十分で、広島だけがチームとして機能していたと指摘する向きもあるようだが、それでも連続して優勝するにはよほど鍛え上げ、まっとうな評価が選手やスタッフに与えられなければならなかったはずだ。

まわりくどい言い方みたいだけれど、要するにレベルが違っていたのだ。

西武の優勝は、もっと研究されるべきではないのか。あろうことかチーム防御率がリーグ最低の球団がペナントレースを制したのだ。

破壊的な打線の存在がそれを可能にしたとしても、140試合以上を戦うにあたって、まず重要なのは守りだと評論家たちがみんな主張していたにもかかわらず、その常識はくつがえされた。

クライマックスシリーズと日本シリーズを通じて、短期決戦においては(特に日本シリーズにおいては初戦が総力戦の果てに引き分けだったこともあって)選手層の厚さこそがものを言うのだとソフトバンクが思い知らせてくれた。

逆に、どうしてこれだけの戦力がありながらペナントレースで優勝できなかったのだとも(笑)。別に工藤の正力松太郎賞に難癖をつけるわけではありませんが。

セの順位で意外だったのはヤクルトの健闘。あの戦力で……。青木の復帰は大きかったなあ。広島の独走によって、各チームが星のつぶし合いに走った結果だったにしてもすごい。

別の意味で意外だったのは阪神の低迷。このチームからは今年、覇気というものがほとんど感じられなかった。藤浪がイップスから脱出しないかぎり、上向く目はなさそうな気がする。

パでは東北人として楽天の来季に期待か。岸と則本の二枚看板があるうちに、打線をもうちょっとなんとかしないと。オコエよ、そろそろ頼むぞ。地元の下妻の首まで切ったことに失望しているし、FAやドラフトのためにどうなるかさっぱりだけれども。おおお浅村が来るの!?

さて、慎重にある球団のことはふれないようにしていました。次回「巨人ファンはどこへ行ったのか?」でお会いしましょう。

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