事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

明細書を見ろ!2019年11月年末調整号

2019-11-12 | 明細書を見ろ!(事務だより)

まずお知らせしておきます。今年の年末調整は昨年とまったくと言っていいほど変わっていません。消費税がらみでごたついている年に、なお税金を意識させるようなまねはしたくなかったということでしょう。もっとも、来年は保険料の証明書が電子化されるなど、大きな変更があるようです。

例によってみなさんのモチベーションを下げながら、やっていただくのは……

◆去年記入した平成31年分扶養控除申告書の内容をチェックする。

◆令和元年分保険料控除申告書を記入する(学生協扱いの証明書は同封しておきました)。

◆住宅ローンがある人は、住宅借入金控除申告書を記入する。

◆令和2年分扶養控除申告書を記入する(マイナンバーは書かなくてもいい)。

◆iDeco関係の控除がある人は直接相談を。

◆控除対象配偶者がいる場合にはExcelの申告書データも用意しています。

事務室に11月21日(木)まで提出を。これまた例によってSSAに申告書のPDFファイル(入力できます)をアップしておきました。こちらを利用していただいてもけっこうです。ただし、今年のバージョンは支払者などを自分で入力してもらうことになるので、あまりおすすめはできませんが。

画像は「ターミネーター:ニュー・フェイト」

あの名作「T2」の正当な続篇なんだとか。でもそのわりにジョン・コナーがなんとなんと……。

興行成績は微妙なので、続篇が

「すぐに戻ってくる」I’ll be back.

のか

「とっとと失せろ」Hasta la vista, babyになるものだか。

 

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うまい店ピンポイント? 冷たい妻篇

2019-11-11 | 食・レシピ

最後の県庁~まるぶん篇はこちら

えーと、今回は特別編です。おいしいお店を紹介するというコンセプトはとうの昔に捨てているのはお察しの通りですけど、今回は名前も出しません。

わたしにも罪はある。いつもいつもおなじみの店にばかり行くので、妻は少し切れていたのかもしれない。

「もっと冒険するべきなんじゃないかしら」

「うーん。じゃあここにする?」

「いいわよ。お勉強よ」

店員さんの応対も最高。お客さんもけっこう入っている。妻はお会計のときに

「ごちそうさま」

とにっこり笑っている。ところが外に出てクルマに乗ると、やはりにっこり笑って

「お勉強になったわね。もう来ないでしょ?

こええよ。

 

 

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「Iの悲劇」 米澤穂信著 文藝春秋

2019-11-11 | ミステリ

住民がいなくなった地域に、都会から人を呼び込んで甦らせようという仕事を“押しつけられた”公務員たち。田舎暮らしにあこがれる候補者たちは、しかし次々にこの土地を離れることになる……。

能天気な都会人を米澤(岐阜県出身)は断罪しているわけではない。主人公の弟の主張する「都会に住むほうが絶対に合理的なのに」という理屈にも説得力がある。

「Iの悲劇」の妙味はここに。しかしミステリとして雑味が多いのかなとも。読み終えて、いつもの米澤穂信作品にある幸福感が少ないのも残念でした。狙いがそこにはないことを承知しながら、わたしはどうしても彼に期待してしまう。まるで田舎暮らしがパラダイスであるかのようなファンの思い入れですけど。

地方公務員として、あまりに身につまされたってこともあるでしょうけどね(笑)。住民が点在すれば、除雪ひとつとってもコストがいきなり増大するもんなあ(遠い目)。

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いだてん 第42回 東京流れ者

2019-11-10 | 大河ドラマ

第41回「おれについてこい!」はこちら

うわあ今回のタイトルは「東京流れ者」で来たか。日活アクションや鈴木清順だけで語りたいことはいっぱいあるけど、そうもいかない。

でもちょっとだけふれておきましょう。日活アクション映画とはどんなものかというと、石原裕次郎小林旭、そして渡哲也が肩で風を切って歩き、そこに宍戸錠が「チッチッチ」とからむという……いいですわかんなくて。

鈴木清順にいたっては、わけわかんない映画を撮るということで当時の日活の社長(堀といいます)から追放され、しかしファンが多いものだから……お若い方だって彼の風貌だけは承知しているはずですよ。いろんな作品に特別出演してましたから。

彼が生きていたらこの大河に出たかったろうし、大根仁か宮藤官九郎が「ぜひ!」と迎え入れただろうにな。

で、その「東京流れ者」。川島正次郎と田畑政治の政争にメインストーリーはうつって……うううその前に近ごろ毎週泣いてますわたし。お正月からずっと「いだてん」を見てきてよかったなあと。今回もよかった。

・金栗四三のサイン会に五りんが現れて「小松金治です」と名乗り、あの小松の息子であることをついにカミングアウト。四三は腰を抜かす。

・選手村を朝霞から代々木にもってくることに苦労する田畑に、嘉納治五郎の肖像画が叱咤する。

・そしてそして、自分はオリンピックまでに復帰できるだろうかと弱気になる志ん生を、五りんは背負いながら富久を語って激励する。

特に、神木隆之介がビートたけしを背負っているこのシーンこそ、宮藤官九郎が一年間をかけて描きたかったものではないかと感涙。長いスパンで仕掛けられた地雷が、ここに来て次々に爆発しています。やられた。

あ、またしても安藤サクラにふれることはできませんでした。今回の山梨のシーンが、「ゆとりですがなにか」の実家のくだりと相似を成していることに気づきました?

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ターミネーター:ニュー・フェイトをもういっちょ。

2019-11-09 | 洋画

 

PART1はこちら。酔ってるから話は長いです。

「ターミネーター:ニュー・フェイト」については言いたいことがもっといっぱいあります。

主演のリンダ・ハミルトンがわたしは本当に苦手で、筋肉隆々なのはいいとしても、あのジャンキー演技がT2では邪魔だったの。

ところが、ジェームズ・キャメロンという人は監督しているうちに主演女優に熱中するのが常なので(ほんとよ)、離婚した彼女は百億円近い慰謝料をもらっているはず。

彼女のインタビュー記事で

「トゥルー・ライズのときはジェイミー・リー・カーティスに夢中なのがわかったわ。彼女のあの胸はすごいし」

確かに(笑)

で、タイタニックにちょっとだけ出た女優と今はなんとか。アバターのときは何もなかったんでしょうかね。

殺人機械と人間の争いという初期設定だけは変えられないから、人間の方を今回は機械に近づけた。強化人間。で、彼女を治療した医者が驚愕すると

「あたしのプライベートな部分を見たわね?」

なんてやりとりがあって笑わせてくれます。確か3作目の女性ターミネーターが、大騒ぎのあとに鏡の前でちょっと髪を整えるあたりのギャグに似ている。そういう部分は大好き。実は暗い話だから、こういうしゃれたやりとりは必須だったわけだ。

今回も、シュワちゃんのトレードマークであるサングラスをかけるか逡巡するシーンもあって、かなり考えてあるなとは思いました(監督は「デッドプール」の人)。

ただ、あの作品から30年近く経っているんだから、もっとすんごいCGを見せてくれるんじゃないかと。あ、それが若きシュワルツェネッガーとかエドワード・ファーロングだったのかしら。

今回が本当の

Hasta la vista, baby

じゃないことを祈ります。マジ。

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「ターミネーター:ニュー・フェイト」Terminator :Dark Fate (2019 パラマウント=FOX)

2019-11-09 | 洋画

ジェームズ・キャメロンが製作に復帰し、主役がリンダ・ハミルトン。「ターミネーター2」の、あの「T2」の正当な続篇なのだそうだ。3作目以降はかくて“なかった話”になった。

昨夜はたっぷり飲んだし、今朝は妻は仕事。ぐずぐずと寝ていよう……がまんできなくて飛び起き、朝ご飯も食べずに鶴岡まちなかキネマに激走しました。わたしの前に受付に並んだのは女子高生。はて何を見るのかな。

「ターミネーターをお願いします」

末恐ろしい……じゃなくて将来が楽しみだ。こういう活劇から映画人生がスタートするのっていいよね。ま、でも場内の観客はT2時代を引きずっているような世代中心。スターウォーズの新作にして完結篇の予告篇に心が震え、にしても「アナ雪2」、ジュマンジの新作、寅さんの新作(!!)と、続篇ばかりだなあと思いつつ、だからこそ完結まで付き合うおじさんおばさんたちの図。

さて、この映画の欠点ならいくらでも挙げられます。T2の何がすばらしかったかと言えば、あの液体金属ターミネーターT-1000ですよね。猫の動きを引用したに違いないロバート・パトリックの鋭さが魅力だったのに、今回の気のいいお兄ちゃんはどうもなあ。

だいたい、なんでジョン・コナー(エドワード・ファーロング登場!アウトテイクが残ってたのかな。それとも「ジェミニマン」的なCGか)がいきなり……あああこれは言えないか。

前作の最大の弱点だった“リンダ・ハミルトンが危ないジャンキーにしか見えない”点は、彼女が60歳を超えてむしろ味になってました。新登場、強化された(enhanced)人間やなつかしアーノルド・シュワルツェネッガーが人間離れしているために、むしろ彼女や彼の人間的な部分を強調したのは正しい。T2のときだってシュワちゃんは父親を体現していたわけだし、今回もその点は踏襲していて泣かせます。

さて、続篇がつくられるかは微妙な興行成績。少なくとも

「すぐに戻ってくる」“I’ll be back.”

わけにはいかないか。

ああ言いたいことはもっといっぱいある。その2へ。

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うまい店ピンポイント 最後の県庁~まるぶん

2019-11-07 | 食・レシピ

富重2019年秋篇はこちら

県庁に行ってきました。これが最後になると思います。山形県職員なのに(笑)

にしても静かだったなあ。人がいない感じ。うるさいのはうちのクミアイだけですか。

喫煙スペースはもはや存在せず、吸うために自分のクルマに帰ったりする。ジャンキー

お昼はまるぶんへ。あいかわらず駐車に苦労する。まるで自動車教習所のようになってるけどがんばりました。これから免許をとる諸君、クランクの練習だけはちゃんとやっとけ。

まるぶんラーメン。しみじみとうまいっす。あ、この店に来ることもこれから少なくなるのか。しみじみ。

冷たい妻篇につづく

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「三体」 劉慈欣著 早川書房

2019-11-06 | 本と雑誌

作者来日記念にアップ。

シリーズ三作が中国だけで2100万部売れ、英訳されてオバマ前大統領が絶讃。日本でも驚くほどのベストセラーになっている。というか大騒ぎである。

こんなに騒がれているのだから市立図書館では順番待ちで……ありゃ、ちゃんとありました。近ごろ華文ミステリにはまっているものだから、中国文学の棚をチェックしていたわたしへのSFの神様からのプレゼントかしら。さあさっそく読んでみましょう。

なんといきなり文化大革命のきつい描写からスタート。ヒロインの父親が母親に糾弾され、紅衛兵たちに惨殺されてしまう。話はそこから一気に四十年ほど飛び、その世界では“戦争”が進行している。しかし敵の姿は見えず、戦う相手が誰なのか判然としない……

わたしはSFに慣れていないので確信が持てないんだけど、現代SFの水準ってここまで高いんですか。そして、ここまで大ボラが必要とされる業界なんですかっ。

たとえばこの世界には、ある目的をもったバーチャルゲームがあり(その名が「三体」)、世界史・中国史を思い切り引用した破天荒な世界がくり広げられている。

なかでも笑えたのが、始皇帝の兵1名を1ビットとし、三千万人の兵を使った“人列コンピュータ”(笑)。こんな、人を食ったお話が満載。

しかもホラだけでなく、大人になったヒロインが、中国奥地で白人環境保護活動家に出会うシーン。

「単三電池を使うラジオが置いてある。しかし今は電池を外し、単一電池を接続させていた。」

なんて細かな描写もしっかり用意してあり、小説としてとにかく面白いのだ。華文ミステリにつづいて華文SFもすごい。こりゃあ、和文もうかうかできません。

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「ジェミニマン」Gemini Man (2019 パラマウント)

2019-11-05 | 洋画

今日は県庁へ。きっと生涯最後かも。山形県職員なのに(笑)。

さーて映画は何を見よう。時間的に合うのは「ジェミニマン」だけか……うーん、ジェリー・ブラッカイマー製作かあ。あまり相性よくないんだよな。え、監督は台湾のアン・リーなの?あの「ライフ・オブ・パイ」の?こりゃ、見なくちゃ。あの作品のトリックに、あなた見ている途中で気づきました?わたし無理でした。

いくら事前に情報を入れないようにしていると言っても、世界最高のスナイパーであるウィル・スミスが、自分のクローンである“若き自分”と戦う話なのはさすがに知ってます。CGが勝負よね。

で、興行成績オタクなので、日米ともに大コケしているのも知ってます。だからさして期待せずに……

満足しました!言ってくれよ、これって実は、わたしの大好きなスパイ映画、が言い過ぎなら工作員映画(なんだそりゃ)だったんじゃん。

自宅に侵入する敵をどのようにして感知し、どのようにして撃退するかの工夫。盗聴器をしこんでいるのではないかと女性を下着姿にする不道徳さ。なにより、ジェームズ・ボンド候補筆頭だったクライヴ・オーウェンが悪役ってあたりがいい。

お約束のように世界各地を不必要に移動し、船・バイク・プライベートジェット・ドローンなどのガジェット満載なのもうれしい。アクションも強烈。よく考えたらアン・リーは「グリーン・デスティニー」(臥虎藏龍)の監督でもあったんだよな。

クローンのお話、と単純化しないために、ありとあらゆる父親と息子の典型を見せつけるあたりも周到。双子座の男、というタイトルが後半に効いてくるあたりもうまい。うーん、これはよほどの手練れが脚本を……出た。デビッド・ベニオフだったのか。「卵をめぐる祖父の戦争」でわたしを熱狂させ、今や「ゲーム・オブ・スローンズ」で飛ぶ鳥を落とす勢いのクリエイター。スローンズ見たことないけど。

「クローンをつくるなら、ネルソン・マンデラのをつくればいい」

「マンデラは2キロ先の特急列車に乗る標的を撃てないわ」

こんなやりとりや

「AMF(暗殺)って何の略だ?」

「アディオス、マザーファッカー」

こういう笑えるネタはベニオフならではでしょ。江原正士と山寺宏一というふたりのウィル・スミス声優の競演が味わえるので吹替版もOK。ただし、女優の声だけは……

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うまい店ピンポイント 富重2019秋

2019-11-04 | 食・レシピ

「きよ、馬場、とみ将」篇はこちら

さあまたしても富重。3ヶ月に1回は例会として確実に来ているのに、年末まであと2回来ることになっております。これは少しはヨイショしておいた方がいいのでは?

ということでまずはブリのしゃぶしゃぶ。サワラもあり。

つづいてはホッケの焼いたの。普通は皮が下に来るはずだけど、上の方が香ばしくていいんですって。

「食べなさいよあんた」

とか、いつも魚の皮を残している男がまわりからつっこまれている。

「そーだぞー。皮が食えないなんて情けないぞ」

「そういうことをチキンが食べられない人に言われたくないっす」

どーもすみません。

そして最後はブリの炊き込みご飯。幸せです。

 最後の県庁~まるぶん篇につづく

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