事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

今月の名言2014年2月号~本当に酷うございました

2014-02-28 | ニュース

Kisaraizumiimg01 2014年1月号~「NHK三連発」はこちら

「彼らほど、人の死を受け取る資格に欠けた人々はゐない

NHK経営委員、長谷川三千子埼玉大学名誉教授が書いた新右翼の野村秋介への追悼文。彼ら、とは朝日新聞を指している。先月号の、女性は家にいろ発言もすごかったが、今回もすごい。

野村秋介については「朝まで生テレビ」によく登場していたので、いろいろと考えるところもある。NHK経営委員といえども思想信条の自由はあるわけだから(極右を宿敵であるNHKに送り込んだ現首相の見識は疑うが)、かまわないといえばかまわない。しかし今度のはどうだろう。

「本当に酷うございました」

クローズアップ現代の「国家国旗・卒業式で何が起きているか」についてこうコメントし、受信料を不払いしていた(のちに納付)過去を毎日がスクープ。さすがに、これはアウトではないか。受信料で成り立つ日本放送協会の“経営”する人物が、その受信料を払わなかった事実。

会長は会長で

「一般社会ではよくあることだ」

と日付のない辞表を理事全員に提出させている。いったいなんだろうこの展開は。わたしは一連の流れを見ながら、NHKの報道を信用するつもりはまったくなくなった。このような方々のお考えに沿う人間たちが語る、あるいは語らない報道に、得るものはほとんどない。

ちょうどシンクロする形で首相はこう語っている。

(朝日新聞について)「安倍政権打倒は社是であると(聞いた)。そういう新聞と思って読んでいる」

そうでしょうとも。わたくしもNHKをそういう目で見るということです。PART2「サメ頭ふたたび」につづく

本日の一冊は大ファンの木皿泉「二度寝で番茶」

すばらしい本だけれど、彼らのドラマ同様に常に正論なのはきつい。この夫婦がきついのと同様に、読者もその正論さはちょっときつくないですか。あ、それは確信犯かな。

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「もらとりあむタマ子」(2013 ビターズ・エンド)

2014-02-27 | 邦画

Tamakoimg01 こうはっきり言うと反発を受けそうだが、わたしはAKBが苦手。理由は

・おニャン子クラブとほぼ同様の形態(ここですでに怒られそうだ)なのに、またしても秋元康の“コンセプト見え見え”アイドル路線に、こうも簡単に日本中がひっかかってしまうのがくやしい。

・会いにいけるアイドルが売りとはいえ、全体的にルックスが安い。驚くほどの美人がアクセントとして存在してもよさそうなのに。これは戦略?

・ファンに対してここまで迎合的なルールが用意されて、それに安易にのっかるとは、どこまでファンたちは横着なのか。

……ま、煽りです。そんなことを言いながら、わたしは秋元才加が大好き。

なぜ好きになったかというと、「ぷっすま」(テレ朝)にゲスト出演したとき、ブーツを脱ぐことになり、「今日は脱ぐつもりなかったから」とお安い靴下をはいていることを壮絶に恥ずかしがり、しかし結局はユースケ・サンタマリアのリクエストにちゃんと応えるあたりの根性。

三谷幸喜が新作の舞台に彼女を起用したのは、テレビのバラエティに出ている彼女がよかったからなのだそうだ。ひょっとしてそれ「ぷっすま」っすか。

いかん、話が「もらとりあむタマ子」からそれまくり。噂の前田敦子主演。噂の、というのは、彼女の演技者としての才能が並ではないとすでに定評があったから。ほんとかなあ。わたしは木皿泉の「Q10」(日テレ)のロボット演技しか知らないから……

お見それしました。大学を出て実家にひきこもり、家事も家業(スポーツ用品店)の手伝いもせずに、妻に逃げられた父親に寄生する23才。動きのない役を、ほぼ無表情のまま演じきっている。吐き捨てるようにかますセリフがおかしいおかしい。特にラストのセリフには笑ったなあ。

マイ・バック・ページ」ではきっちりした作劇だった山下敦弘(監督)+向井康介(脚本)のゴールデン同級生コンビ(大好きっ!)が、本領発揮とばかりに昔の味で勝負。グダグダ感がひたすら気持ちいい。

キャストをチェックもしなかったので、父親の恋人役であの人が登場したのにはびっくり!至福の78分間。AKB、おそるべし

※ついでにひとこと。この映画に出てくる甲府の中学生はひたすら本物感ありあり。中学校に勤務するわたしが言うんだからまちがいありません。1年のときはきっちりかぶっていたヘルメットを、2年になるといいかげんに扱うあたり、山下はやっぱりやるなー。またしてもよけいな話ですが、わたしが勤務する学校では生徒にヘルメットかぶらせてませんけどね

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退職事務PART11

2014-02-26 | 学校事務職員

41m2hqf6fpl_sl500_aa300_ PART10はこちら

退職互助部という制度は、むかーしからあると思っていたら、昭和41年に始まったというからそんなに……あ、お若い方々にはやっぱり昔か。一般財団法人化された山形県教職員互助会が胴元になって、主に退職者の医療負担を軽減する目的で設立された。と言ってもわたしもそんな昔の話は知りません。

この制度を使うと、60歳から、後期高齢者医療制度にうつる75歳までの医療費自己負担が、療養補助金という形で返ってくる。だから任意継続であろうと国保であろうと、これに入ってさえいれば医療費で四苦八苦することは少なくなる。

もっとも、任継になってもらえれば互助部の負担は小さくなるので、本音では「みんな任継になれ!」と思っているのかな。

まあそれはともかく、退職互助部に入るには、一般的に35歳のときの選択。これ一回だけ。該当年齢の職員がいると、名簿がやってくるので事務職員が加入するかを確認し、希望した職員だけ入力。給料月額の6/1000を退職まで支払い続ける。

わたしが担当した職員で、この制度に入らなかったのはひとりだけ。

「そんな先のことのために、わけのわかんないものに加入するな、と夫に言われまして……」

確かにそう言いそうな旦那でした(笑)

だからほぼ全員が加入しているものだと思っていたら、説明会ではナマの数字が出てきた。加入率はほぼ9割だと。へー、10人にひとりは入ってなかったんだ!

まあ、考えてみれば自分で医療保険に加入している人は、二重の負担になると判断しても不思議はない。あるいは、あんな事務職員が説明しているんだからうさんくせー組織に違いないと思われたか(笑)。

ただ、これだけは確実に言える。給料額にさえ無頓着な人が多い教員が、毎月の給料明細を見て「退職互助部掛金」なる項目を意識しているはずは絶対にない。だからこの説明会の日まで、自分が加入しているかしていないかすら判然としなかったはず。

てなことを言いながら、もしもわたしが学校事務職員でなかったら、そして毎年互助会の“会員名簿”なるものを見ていなかったら、きっと意識していなかったろうなあ。以下次号

本日の一冊は、ポプラ社の「生協の白石さん 学びと成長」この人はあいかわらず謙虚だなあ。今日うちの学校を訪れた卒業生は、生協経由で申し込んだら自動車学校の料金はものすごく安くなった!と喜んでいた。生協はいいよね、うん。酒田のコープもおつまみが充実しているのでうれしいです。

生協の白石さん 学びと成長 (一般書) 生協の白石さん 学びと成長 (一般書)
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退職事務PART10

2014-02-25 | 学校事務職員

Battle_of_the_bulge PART9はこちら

たとえば配偶者がすでに国保に加入していたら、職員もいっしょに加入することでどうなるか。酒田市のサイトには試算表もあるのでやってみた。

すると、確かに退職直後に国保に加入するのはお高い掛金になる。でも、ふたりいっしょだと、いくら計算しても答えは770,000円から動かない。あ、これって最高限度額ってことか。

ということは、配偶者20万ちょいで、退職する職員の任継掛金が50万なら、確かにこちらの方がお安いではないですか。もっとも、給付や手続きの煩雑さを考えるとどうもなあ……

他にもいろんなパターンがある。

・配偶者が任継である場合にその被扶養者になる(任継になれるのは二年間だけ。でもこれだと一人分の掛金だけですむ)

・配偶者がまだ組合員である場合(これ、多そうだ)、そちらの被扶養者になる。これもお得だ。なにしろセンセイはセンセイと結婚していることが多いしね。

わたしの場合でシミュレーションしてみよう。妻はわたしの扶養になっているが、他のおうちとちょっと違うのは、妻の方がだいぶ年上だということだ。ということは、

1.初年度は任継で妻を扶養につける。これは確実。

2.問題は二年目で、妻を扶養につけたまま任継で50万を払うのか、あるいは国保に移った方がお得なのかの判断が迫られる。これも微妙な話じゃない?

3.もっと問題なのは、そのときにわたしと妻の健康状態がどうなっているかだろう。

だからこの選択に完全な正解はないし、学校事務職員としても、職員に「説明」はするけれども「決断」は自分でしてくださいよ、というしかない。いや、それ以前に再就職が不可避なのかしら(笑)

……ここで、もうひとつのファクターがからんでくる。退職互助部という制度だ。これ、他県にもあるのかなあ。以下次号

本日の一本は「バルジ大作戦」。むしょーに戦争映画が観たくなって借りる。戦車VS戦車のガチの闘い。その勝敗を決めたのは兵站。納得できる話。ヘンリー・フォンダやロバート・ライアンの連合国側もいいけれど、なんといってもこれはプライド高いドイツ将校を演じたロバート・ショウの映画です。あんなにコテコテのイギリス人なのにいつも他国人(笑)

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退職事務PART9

2014-02-24 | 学校事務職員

Ledzeppelin1973 PART8はこちら

それからなんと、財形年金は在職中から受け取っている人もいるんですって。これはびっくり。でも要件を読み込めば確かに可能だ。

・受け取り開始日における年齢が満60歳以上であること。

という一項が確かにある。もっとも、給料は現役だからもらっているし、まもなく退職手当も受給する時期にわざわざ設定する意味がどこにあるのかな、って気もしますが。

さて、選択肢のふたつめ「任意継続組合員」は、その最大のメリットが現役のときと同じサービスを受けられること。問題は、そのコストだ。

説明会のたびにくりかえされるのは、国民健康保険制度との比較。今年はいつも以上にはっきりと説明されていた。なにしろ資料にちゃんとサンプルが載っている!鶴岡市の例では……

・任意継続 → 497,000円(一括前納)の場合

・国民健康保険 → 670,400円(給与収入750万円の場合)

ここまで差があれば、被扶養者になれないかぎり、当然任継を選択する人が多いわけだ。わたしも、例外なくそうしてきた。

ところが、これはあくまで退職してすぐの話。二年目からは話が違う。国民健康保険は、前年の収入によって掛金が変わることが影響するので、退職する年度はバカ高くなる。でも二年目は違いますよと説明されてきた。でもいったいどれくらいになるのかは知らなかったが、資料によると

・国民健康保険 → 207,100円(前年1~3月の給与収入を150万円として算定)

こんなに違うのかっ!だからたいがいの人が二年目からは国保にうつるわけだ。だから自然な流れは

1年目……任継

2年目以降……国保

になる。でも、ちょっとここで考えておかなければならない点がある。それは、国保はあくまで世帯で掛金を払うということ。以下次号

本日の一本は「レッド・ツェッペリン狂熱のライブ」ボンゾすげー。しかしロック少女たちが熱狂したように、ジミー・ペイジのギターにはやっぱり泣けるのでした。終わってからしばらくボーッ。

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軍師官兵衛~第八話「秀吉という男」

2014-02-23 | テレビ番組

Mocomichiimg01 第七話「決断のとき」はこちら

前回の視聴率は15.2%と微増にとどまった。世間がソチ・オリンピック一色(というわけでもないあたりが微妙)なのが影響したか。

オリンピック中継に文句をつけておくと、なんかほんとに日本人選手中心になりすぎてないですか。いつもはマイナー扱いな冬の競技(フィギュアを除く)が、4年に一度だけ注目される機会。わたしはスケルトンとかボブスレーのような、単純なタイムアタックが好きなんだけど、日本人のメダルが見込めないからか、そちらの中継は後ろに回されている。というか、その方が日本のゴールデンタイムなのでけっこうではあるんですが。

にしても、今回の時差はしんどかったすね(笑)。巨大な産業となったかのようなフィギュアスケートには最初から背を向けていたんだけれども、だからこそ浅田真央はすばらしかったと素直に言えます。いいんだよメダルなんてものはよ。どんなパフォーマンスができたかが勝負。

さて官兵衛。織田信長と豊臣秀吉とのやりとり。それはもう対照的。ほとんど命のやりとりに近い信長との初対面と、浮気のケアまで頼まれるフランクきわまりない秀吉との交流。

信長の前で播磨の実情を開陳するパフォーマンスは、要するにプレゼンとしてどうだったかの勝負。うまくいったが、信長は要するに“使える道具”を見つけたと喜んでいるにすぎない。彼にとっては最大限の賞賛なのだろうが。官兵衛に与えた「圧切(へしきり)」という名の刀など、信長のありようを象徴している。

秀吉は官兵衛の部下、黒田節のモデル太兵衛(もこみち)を召し抱えると申し出るなど、人たらしの本領発揮。まあ、仕えるとすれば信長よりも秀吉の方がとは誰でも思う。特に、目薬を売っていた祖父を敬愛する官兵衛にとって、縫い針を売る苦労を語る秀吉にはシンパシーありあり。もこみちとピエール瀧の相撲は眼福でしたね

貧苦のなかで、こんなものを食っていたとムカデとかを酒肴として供するあたりも秀吉はうまい。にしても、あれはイカの塩辛とサラミじゃなかったんですか。

秀吉をとおして初めて竹中半兵衛と官兵衛はからむ。それが一種のテストであるあたりは面白そうだ。そうなの、全篇が政治の背景を解説するつくりになっているこの回は、中年男にとっては快感でしたー。プレジデントでも読んでいる気分。読んだことないけど。

今回の視聴率は、おやじ転がしが奏効して今度こそ16%超えと予想。

第九話「官兵衛試される」につづく

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退職事務PART8

2014-02-22 | 学校事務職員

Thehungergames007 PART7はこちら

財形年金を例にとるのは、おそらく山形県職員にとっていちばん身近な“投資”だから。あの貯蓄を、目的どおり年金として受け取るかは微妙な話だ。

わたしはちょっと懐疑的だった。すべての非課税限度額を年金用に振り分けたとして、その額は550万円。いっぱいいっぱいになるまで積み立てたとしよう。限度額近くになると金融機関から「だいじょうぶなんですかっ!」とくどいくらいに連絡が来るのでわずらわしいけれど。

さあ60歳でめでたく退職して5年間それを受給するといたしましょう。5年間で550万。年額110万円。月額10万弱かあ……あ、わりとでかいな(笑)。

これまでの例だと、そこまで積み立てている人は少なかった。例の金融機関の掟破りの財形争奪戦のため、義理で年金財形に加入した人が多かったのでね。その場合、積み立てはそんなに多くなくて、実は共済組合の担当者も小声で

「よく考えてください。この額でちょっとずつ受け取るってのは……」

なるほど、なるほどと思いましたよ。

目的外で解約すれば、利息に課税されてしまい、財形のメリットがなくなるのは事実。でも、課税が遡及するのは5年間にすぎないし、だいたいその利息自体がこの低金利時代では問題外ですから。

にしたって月10万は大きいなあ。無年金時代にこれはほんとに助かる話だ。ただ問題は、課税対象だから(ここはあとで訂正します)180万円のラインに影響を与えはしないかだ。財形年金のおかげで被扶養者になれないとすれば、

“貯金したおかげで負担増”

という皮肉なことになってしまう。と思ってたら、さすがに退職する事務職員は気合いが違う。

「○○さんは(医療系は)どうするの?」

「娘の被扶養者になるわよっ」

「へー、じゃあやっぱり180万円には達しないんだ」

「当たり前じゃないのっ」

「でも財形年金とかはだいじょうぶなの?」

「即刻解約よ!(笑)」なるほど、おそれいりました。以下次号

本日の一本は「ハンガーゲーム」
あら、予想外に面白かった。田舎の小娘がスターとして華開く物語だったのか。もっとも、その舞台が殺人サバイバルゲームというのは(笑)。ジェニファー・ローレンスの魅力は、写真じゃわからなかったけど動いた途端に……

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退職事務PART7

2014-02-21 | 学校事務職員

Paulapatton PART6はこちら

だから、今年の3月に退職するほとんどの人が、実は被扶養者になる資格をもっている。給付係の人に素直にきいてみた。

「これはあくまで個人的な興味できくんですけど、こうなるとですよ、わざわざ任意継続組合員になる人って激減するんじゃないですか」

「それがですね、任継はむしろ増えてるんですよ」

「え?」心底、理解できない。

「なぜかというと、物理的に退職者が増加しているからなんです」

あら、簡単な理由だったんだね。

「でも、180万に達しないんですから……」

「ところがね、なかには『息子の世話になどならん!』って理由で任継になる人もいるらしいです」

「へー」

よくわかるような、わからないような。ぶっちゃけた話、任継の掛金は50万円弱。かなり大きい出資だと思うけどなあ。

他にも気をつけなければならないことがある。実は、退職者たちには他の種類の所得がある人が多いらしい。特に、養老・年金などの保険の給付が開始される、あるいはすでに給付されている人がけっこういるのだ。

単なる予想にすぎないけど、バブルの時期に「絶対にお得です!」と勧誘された商品とかね。65歳の満額受給まで、自己責任だとばかりにいろんな金融商品に投資し、そしてついに返ってくる。おめでたいことではあるが、それも雑所得として課税されるので注意が必要だ。

もっとも身近な“投資”である財形年金貯蓄がわかりやすいかもしれない。あの貯蓄を、目的どおり年金として受け取るとすれば……うーんこの話は長くなっちゃうかな(財形年金については課税はされないと指摘ありっす。でも……)。以下次号

本日の一本は「ミッション・インポッシブル ゴースト・プロトコル

久しぶりに見たくなってレンタル。やっぱりおととしのベストワンに選んだだけあって面白かったー!なぜこの部屋の窓が破られていなければならないかなど、脚本が練りに練られていることが歴然。おまけに酒を飲みながら見たものだから、初回のとき以上にポーラ・パットンの魅力にくらくら。ほんっとにいい女だなあ。彼女の新作ってないのかな。

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明細書を見ろ!2014年2月号~当たりくじ、外れくじ

2014-02-20 | 明細書を見ろ!(事務だより)

Aut201401160104 2014年1月号その2「引き出しのなかに」はこちら

○島小中学校ではとっくに配布されたことと思いますが、×中職員の“おおかたの”人たちの給料袋に昇給発令書を同封しておきました。なかには入っていない人もいます。それは

・期限付職員の場合 → 採用時に号級決定され、退職までそれが継続するから

・給料表の都合 → その級の最高号給まですでに到達しているので、昇給しようがない(うちの職場にも、わたしを含めて三名います。うれしいかぎりです)。

しかし昇給発令書と同じ体裁の紙が入っていたからといって油断はできません。ある方々のそれにはこう書いてあります。

「山形県職員等の給与に関する条例第6条第3項の規定に基づき 昇給しないので通知します」

これはどういうことかというと、その条例の解説にこうあります。

「55歳を超える職員の昇給については、勤務成績が『特に良好』である場合に限り行うこととされ、勤務成績が『良好』及び『良好であると認められない』場合については昇給しないこととされたこと」

要するに歴然とした昇給抑制です。このため、昭和33年4月1日までに生まれた方々にはこんな通知が来ているというわけ。しかも、「該当職員に通知してください」とダメ押しまで。

こんな外れくじみたいな失礼な紙を渡すのはいかがなものか、とも思ったのですが、なぜ昇給しないのかの説明は事実上これだけなので……まことにもって労働意欲が喚起される代物です。

※まさか山田洋次があの原作を映画化するとは、と驚かされた「小さいおうち」。だってあの小説のキモは……。
とりあえずベルリンで女優賞をとった黒木華は、もう蒼井優のそっくりさんとは呼ばれまい。松たか子の所作だけでも見る価値のある作品。さーすが梨園の出身。
庄内弁と内陸弁の違いまでレクチャーしてくれる親切な映画でもあります。

2014年3月号「少しは景気のいい話を」はこちら

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退職事務PART6

2014-02-20 | 学校事務職員

20130619g074 PART5はこちら

もっともオーソドックスな、定年で退職して、以降に再就職しない人のことを考えてみよう。

これまでは公立学校共済組合員として、医療機関の窓口で3割を自己負担し、その多くはあとで業務用口座にバックされてきた。この一連の流れのなかで、現職たちはなにもする必要がなかった。自然に、医療費は戻ってきたのだ。

でも退職してその権利は失われる。ここでルートは三つにわかれる。

①家族が加入している健保の被扶養者になる。
これがいちばん恩恵がでかい。現役時代とほぼいっしょの給付が受けられて、しかも掛金はゼロ!

国民健康保険に加入する
居住する市町村の窓口に行き、手続き。要するに自営業者たちと同じ土俵に立つわけだ。

③公立学校共済組合の“任意継続組合員”(略して任継)になる。
これがわたしが経験した退職事務のなかでいちばん多いかな。でも実はもうひとつ選択肢があるのよ。

④何にも入らない
おすすめできません(笑)。国民皆保険に真っ向から反してどうするんですかって話。

……さあそれぞれのメリットデメリットを考えてみよう。

まず、被扶養者になるチョイスはいいことだらけに見える。どうしてみんなこうしないのだろう。

それは、所得制限があるから。年間収入が130万円(年金受給者は180万円)以上あると、被扶養者になれないんですよ。

わたしは三十年も事務職員をやってきて、それなりに退職事務の経験をつんできた。で、この選択肢が有効だった人はほとんどいなかった。

だって、年金はすぐにもらえたし、けっこうお高かったから。ところが年金額は減り続け、特に65歳になって満額受給するまでの間、180万円も年金を受け取る人は今めったにいないんですって!以下次号

本日の一冊は柳広司の「楽園の蝶」。あの満州映画協会、満映が舞台だ。日本人にとって、そして中国人にとって幻だった満州国が、幻のメディアである映画に二重写しになるあたりが渋い。甘粕正彦が、まさしくこんな人物であったろうことがうかがえて納得。

楽園の蝶 楽園の蝶
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発売日:2013-06-21

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