ようやく観てきました「おくりびと」。ロケ地の地元民のくせに封切りから一ヶ月以上もたってしまったのは、妻がいっしょに観たがったから。でもふたり一緒に映画館に行く時間はなかなかとれないので、内緒でそぉーっと振替休日にシネコンに出かけた次第。チクらないで。
平日の一回目の上映なのに、館内は高齢者でいっぱい。さすが地元。そしておなじみの場所が出てくると「あ、小幡」「あ、港座」といちいちつぶやくのが微笑ましい。マジな作品特集はあとまわしにして、酒田観光案内としての「おくりびと」特集をやっちゃいましょう。
まずは「地吹雪」篇。
オープニングは、山崎努と本木雅弘が乗った車が地吹雪のなかをゆっくりと進む画面。あの種のブリザードが日常なのが山形県の海っぺり、庄内地方の怖いところ。この映画は四季の移り変わりをあざといぐらいに強調しているので(納棺師としての本木の成長とシンクロさせている)、庄内の一年をお楽しみいただけるかと思います。
次回は「希望ホール」
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