事務室の相方が、「で、きのうは何の映画を観てきたんですか」と訊いてくる。なんでわたしが映画館に行ったとわかるんだろう。
「……ジュラシック・ワールド」
「あの、恐竜の?へー、そういうのも観るんだ」
冗談じゃないのである。わたしはこのシリーズの大ファンなのだ。これまでの6作品を全部観ています。
というのも、スピルバーグが監督した1作目で、初めて恐竜が登場したときの驚きが今でも忘れられない。
圧倒的な質感。まさしく、恐竜が現実に生きているかのようだった。しかも原作がマイケル・クライトンで、琥珀のなかに封じ込められた蚊の体内から恐竜の遺伝子を抽出し……な展開も説得力あった。だから以降もかかさず観るようになったわけ。
このシリーズ、女優の選択が泣かせてくれて、ローラ・ダーン、ジュリアン・ムーア、ティア・レオーニ、ブライス・ダラス・ハワードと、わたし好みの美女を用意してくれているんですもの。一応好きな女優をリストアップしてスピルバーグには伝えてましたけど(大嘘)。
この新作ではスカーレット・ヨハンソン。これまた泣かせる。かつて「ザ・ディープ」という宝さがし映画で、ジャクリーン・ビセットをノーブラ&白いTシャツで海に潜らせるというサービス満点さでしたが、今回のヨハンソンはそれに匹敵します。
ストーリー的には、驚くほど「JAWS」の色彩が濃く、この船長は歴然とロバート・ショウをいただいてるなとか、船を巨大な水棲恐竜がかすめていくとか、鮫が恐竜になってるだけ。
困ったのが途中で出てくるヨットの家族で、立ち入り禁止海域を「みんな通ってる」からとのん気に航行しているってどうなの。
ま、いろんな欠点がありつつも、やはり今回も楽しめてしまったのでした。次作は何年後かなあ。ヨハンソンまた出てくれるのかな。監督は「GODZILLA」のギャレス・エドワーズ。
第31回「我が名は天」はこちら。あ、このタイトルってサローヤンをいただいてるのかな。
暑いにもほどというものが。お盆を終えて、なんんんにもしていなかったおかげで、裏の畑は草が伸び放題。仕方ない、刈り払い機でやっちゃうか。30分でアウトでした。自室に帰って汗に濡れた服を脱ぐのにさえ苦労。ひー。
そして6時からのBSになんとか。もう一回8時から観ようと思ったけど気を失ってました。それだけならいいんですよ。夜中に起きて読み始めた本がまたしても面白すぎて朝まで……眠てーよ。
夏休み終了。二学期って長いんですよ。だからそれに造反するようにわたしは夏休みに毎日違うラーメン屋に通っていた。もうそんな元気はありません。ああ生物として弱ってる。
さて「べらぼう」。物語の正義として井之脇海の新之助はいる。みんな彼のことが大好きだ。だけれども、“あの男”が登場してフェイクニュースを広げるなかで息苦しくなっていく。蔦重も苦しい。
田沼意次(渡辺謙)について、いろんな意見があるのは当然だ。だけれども彼の新田開発はやっておかなければならなかったろうと思う。幕府の延命に他に手はなかったろうに。
わたしは森下佳子脚本にもうひとつの仕掛けを見る。新之助という名前だ。これ、ジョージ秋山が長期連載したビッグコミックオリジナルの「浮浪雲」の主人公の息子の名前なんですよ。彼は少年らしく世の中に正義を求めている。だけれども、彼の父親は
「おねえちゃん、あちきと遊ばない?」
とふらふらしている。しかし彼のふらつきこそが幕末で生き残る最良のテクだったのだと知れる。彼のフランチャイズは吉原ではなくて品川でしたが。
テレビ朝日でドラマ化されたときは雲に渡哲也、妻のかめさんに桃井かおり。脚本は倉本聰だったんだけど、裏の大河ドラマに木っ端微塵にされたのでした。
関係ない話から始めていいですか(いつもだけど)。
昨日の朝、職場のトイレで吐いてしまいました。
確かに胃が悪いのは承知していたけれど(まもなく今年の数値もお知らせします)、吐くとは尋常じゃない。
あ、と気づく。検索しました。
【食い合わせ】
わたしの朝食はその前の夜に残しておいた鰻とスイカ。やっちゃいけないコンビでした(T_T)
さて瀬尾まいこ。
担当する本が上質でしかも売れる優秀な編集者。瀬尾まいこに本屋大賞をとらせた彼が独立する。そしてその会社の第1作が「夜明けのすべて」だったという。
いい話だなあ。まさかその編集者が次から次へとダジャレを連発してまわりがドン引きだというのも意外でしたが(笑)
ということでみなさん、コンビネーションというのはだいじなんですよ(強引)。
7月号はこちら。
PART1はこちら。
少子化の解決どころか加速度的に進行している日本。昨年生まれた子どもは68万人で、初めて70万人を下回りました。この68万人という数字は、予想では2039年ごろではないかと言われていたのに……。
少子化の原因として一般に言われているのは
・そもそも若い世代の人口が少ない
・結婚年齢が上がっている
・出産年齢も上がっている。
・そもそも結婚をしない人が増えている。
などです。確かに言えているかも。頭の固い人などは「なんで結婚しないんだ!おれの世代はそんなこと許されなかった」と主張しますが、はたして結婚しないのはよくないことなのでしょうか。
少し数字が古いのですが、なぜ結婚しないのかを調査したアンケートで多かった回答は
・適当な人とめぐりあっていない
・独身の気楽さを失いたくない
・結婚する必要性を感じない
などでした。つまり上の世代が幸福な結婚というロールモデルを示してこなかったツケが回ってきたとも考えられます。ってわたしが言えるのかってことなんですけど。以下次号。
本日の画像は「トゥモロー・ワールド」Children of Men
お気に入りP.D.ジェイムズの「人類の子供たち」の映画化。18年間にわたって子供が生まれないディストピアにおける逃亡劇。暗い話なのにラストで一気に感動させられます。
監督は「ROMA」のアルフォンソ・キュアロン。
哲篇はこちら。
「娘が明日帰っちゃう、ということで山奥の大松家へ。うまかった」
「伍長、近ごろ渋い店が多くなってないですか」
「きのうは高校の同級生たちとスナックで由紀さおり歌ってました。♪ルームぅライトにぃ」
「……」
若い人たちはルームライト知らないか。由紀さおりが歌った岡本おさみ&吉田拓郎の傑作。どう考えても不倫の歌よね。
大松屋のことを「だいまつや」だか「おおまつや」だかわからずにいた。娘がちゃんと「おおまつや」だと確認してくれていた。
この時期だと予約しないときつい名店。すんごく山奥にあるから。ところが、山奥なのにうちから20分くらいで着いちゃうのね。同じ学区だし。
30分くらい待つ。なんか暑いと思ったら後ろで鮎を炙ってます。弁慶めしと蕎麦のセットもある。いろいろと心は動くけれどもわたしはもうたくさん食べることができない身体になっている。
そば湯をいただいて満足。でもちょっと思った。弁慶めし食いたかったなー。