事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

明細書を見ろ!2019年9月号 先生になりたくない

2019-09-19 | 明細書を見ろ!(事務だより)

2019年8月号「速報人事院勧告2019」はこちら

先月号で、人事院総裁が優秀な人材獲得に向けてハッパをかけていることをお伝えしました。公務員志望者の減少に危機感をもっている様子が見てとれます。

で、話はこの業界に。学校こそがその危機感を共有しなければならないのではないかと。

令和2年度採用の山形県立公立学校教員選考試験の志願者数および倍率はこうなっています。



……なるほど、総体的に減っている。というか小学校にいたっては、“危険水域”と呼ばれる3倍をすでに切っています。

もちろんこの「3倍」というラインには学術的な裏付けがあるわけではなく、採用担当者の経験則にすぎないとも言えます。志願者数減に大騒ぎするなとする論者のなかには

「倍率が10を超えていた時代がおかしいのであって、求人倍率と比較すれば十分にレベルを維持できる数字」

と説明する人もいます。しかしこれは一種の強弁で、免許が必要である(取得するためにかなりのコストがかかっている)職の倍率が3以下なのはやはり異常事態。しかもこれは山形県だけでなく、全国的な傾向です。どうしてこんなに教員志願者は減ってしまったのでしょう。以下次号

画像は「記憶にございません!」

監督・脚本 三谷幸喜 出演:中井貴一、佐藤浩市

史上最低の首相が記憶を失い、だからこそ政治を変えていく……これ、クリスマスキャロルのスクルージだよね。人は心に善なるものを持っていると。怒濤の特別出演もあって大ヒット。天海×希がどこに出てたかなんてわからないってば(笑)。にしても小池栄子はうまい。

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追悼リック・オケイセック The Cars - heartbeat city

2019-09-18 | 音楽

The Cars - heartbeat city

訃報欄を読むのは地方公務員にとって必須の作業だが、新聞の片隅でリック・オケイセックの死が伝えられているのには心底おどろいた。

ベンジャミン・オールはずいぶん前に亡くなっているので、これでカーズのフロントはどちらも逝ってしまったことになる。

乾いた彼らの曲はもちろん好きだったけれど、大ファンです!という声はなかなか聞かない。日本ではあまりうけないタイプだった。

ところが、湯川れい子がメイン・パーソナリティだった時代の「全米トップ40」(まだやってるのかな。わたしは全英トップ20まで聴いていましたが)で、いっしょにやっていたラジオ関東(当時)のアナウンサーに

「で、あなたは誰が好きなの?」

と、なんのはずみか湯川さんが訊くと

「……カーズです。すごく好きなんです」

日ごろ自己主張しないタイプの人だったので意外。しかもカーズとはまた渋い。“わかっている”人向けのバンドでもあった。メインストリームになんか絶対に行かないという意地みたいなものが。

デビューアルバムや「キャンディ・オーに捧ぐ」など名盤数あれど、わたしはやはり「ハートビート・シティ」が好き。特にタイトル曲。リックのソロアルバムも渋かったー。ご冥福をお祈りします。

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検診結果2019

2019-09-17 | 健康・病気

2018年版はこちら

すごいぞおれ!

身長2ミリ増加、体重3.6キロ・腹囲3.3センチ減、そしてなんとなんと懸案の中性脂肪が急降下。

正常値になるなんて十数年ぶりだろう。えらいなあ……と喜んでいたけれど、あいかわらず慢性胃炎だからピロリ菌検査を医者にすすめられるだろうし、心臓がなあ。なんか、あまりうれしくない結果のような気も。

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芋煮と鮎とシシトウ?と……アユパーク舟形

2019-09-17 | まち歩き

お地蔵様篇はこちら

日曜日はお客様をお迎えしてアユパーク舟形。小国川の河川公園で、芋煮も楽しめる設備が用意されている。

何年か前にここで食べた鮎の塩焼きがそれはもう絶品で、この日もいそいそと刈屋の梨を持って向かったのだった。

今年もうまかった。ほんとにうまかった。味噌田楽にしたのもひたすらうまかった。いいわーここ。

そして内陸風の芋煮もけっこう。女性4人に男2人で20人前ぐらいつくったのには目がくらんだけれど。

んで、問題はこの写真に写っている青いやつ↓

「え?シシトウだよ。あぶって食べるとおいしいんだ」

なるほど。しかしどう見ても唐辛子。目をこらして見ても唐辛子。匂いをかいだも唐辛子。ちょっと食べたらやっぱり唐辛子。その辛いこと辛いこと。涙がとまらない。

「そうかあ?おれはいつも食べてるけど」

わたしは結局内陸の人たちのことは理解できずに終わるのかもしれません。山梨県の人は理解できましたか(笑)

 

 

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「メリー・ポピンズ リターンズ」Mary Poppins Returns(2018 ディズニー)

2019-09-16 | 洋画

「伍長、今度は『メリー・ポピンズ』の続篇、『メリー・ポピンズ リターンズ』です」

「ちょっと待て。近ごろこの“伍長とその部下”ってやたらに出番が多くないか。ひょっとしてディズニーの映画しか観てないのかあいつ」

「あいつ、って誰ですか」

「根幹を揺るがすような発言をするな。それはともかく、さすがにメリー・ポピンズは見たことあるだろうな」

「……」

「おいおい」

ジュリー・アンドリュースが空から傘もっておりてくるんですよね?んでアニメといっしょに踊るんだ。世界でいちばん長い単語スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス (Supercalifragilisticexpialidocious)とかチム・チム・チェリーとか、断片ではわかるんですけど」

「あきれたもんじゃい………………いや実はまたしてもわしもよく覚えてなくてな」

「まあ伍長の場合はまだらボケですから」

「うっさいわ。でもネットでチェックしたら、オリジナルをかなりリスペクトしたストーリーやキャスティングになっておる」

「脚本はおみごとだと思いました。大砲の使い方とか」

「でも、ロブ・マーシャルが監督したにしては、群舞とかにあまり魅力が……前作に匹敵する曲も見当たらんしのぉ。しかし、じゃ」

「なんですかいきなり。やたらチカラが入ってますけど」

「永遠の優等生ジュリー・アンドリュースがうちにやってくるのはちょっと勘弁してほしいけど、あのエミリー・ブラントがそばにいてくれるとすれば、おれは張りきっちゃうな」

「あー、そういうことだと思いましたよ」

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いだてん 第38回 民族の祭典

2019-09-15 | 大河ドラマ

第37回「226」はこちら

オリンピックと政治は関係ない、と田畑が願いながらも、しかし翻弄される姿をあからさまにした回。

ベルリンで行われたIOC総会で、次期開催都市の投票スタート。政治的に日本と険悪な状態にある中国がキーポイントとなる。

開票の結果は予想外の大差だったが、そのために会長のラトゥールは「ヒトラーに感謝したほうがいい」と告げる。

つまりTOKYOの勝利は、ムッソリーニとヒトラーという、当時の二大独裁者の後押しがあったという皮肉。そしてベルリン・オリンピックはナチス色が強く、国威発揚の場として機能していた。そのために、日本に併合された朝鮮人であるランナー二人は君が代と日章旗に複雑な思いで表彰台に立つ……

2020東京オリンピックのマラソン日本代表を、ほぼ一発勝負で決めるMGCと同じ日にオンエアされたこととの符合。中国とアメリカが覇権を競い、日本と韓国の関係が最悪な状況下でこの回が放送されたことは、計算などしていなかった(だと思います)にしても考えさせられる。

そして、もうひとつの主役は記録映画だ。

ベルリンにおいて監督したのは、かのレニ・リーフェンシュタール。亡くなったのは気持ち的にはついこの間(2003年)。大騒ぎでした。その「オリンピア」がナチス礼賛映画となったことで批判され、彼女のキャリアは地に落ちるが、作品の完成度は高く、再公開されるたびに賞揚はされたと記憶する。芸術として最高級だったからだ。

同じ騒ぎは64年の東京オリンピックの記録映画にも言えて、鬼才市川崑が撮った芸術に文句をつけたのが河野太郎のおじいさん、河野洋平のお父さんである河野一郎だったのは有名な話。このドラマでは桐谷健太がやっているので、そのあたりの事情もやるのかなあ。

さて、来週は前畑がんばれの回。どんなにシニカルにオリンピックをとらえる人も、ああいう展開になると血が燃えるのは、日本人という民族のお祭り好き体質でしょうか。

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「生還」 小林信彦著 文藝春秋

2019-09-15 | 本と雑誌

週刊文春連載「本音を申せば」の年1回の単行本化が途切れているなあ……と思ったらこんな経緯だったのか。脳梗塞で小林信彦は倒れていたのである。

その回復の過程と、無茶をして骨折するなどした私生活が静かに語られている。しかし、その内容は奇怪なもので、“信用できない語り手”によるミステリのようにも読める。

もう四十数年にわたって彼の著作に親しんできた身からすると、むしろ彼の小説としての最高傑作になっているのではないかと本気で思う。露悪的に性的倒錯を隠そうともせず、家族関係についてもうっすらと邪悪なこともしのばせている。

彼の本を読むたびに、もしもこの世に小林信彦がいなかったら、はたして自分はどんな人間になっていたろうと思う。彼の不在が、否応なしに近づいていることを思い知らせてくれる本でもある。

オヨヨシリーズから幾星霜、わたしたちは彼の不在に備えなければならず、そしてこれだけ長いこと小林信彦的言辞を発し続けてくれたことへの感謝を……あ、まだ亡くなってません(このように、意地でもオチをつけたくなるのは明らかに小林信彦の影響)。

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うまい店ピンポイント 2019年秋振替休日篇 いち

2019-09-14 | 食・レシピ

富重篇はこちら

不良事務職員の振替休日は忙しい。出勤するより早く家を出て鶴岡まちなかキネマへ。「ロケットマン」にセーフ。

今度は三川イオンシネマに向かい、余裕で「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」。dポイントが貯まっているので気持ち的に無料。

さあお昼はどこで食べよう。朝からいろいろ考えていたけれど、予想以上にお腹がすいていて(ワンス~の、あのラストを観た後なのに)、“いち”に直行。というかクルマで1分ですけどね。

辛味噌ラーメンはいつもどおり安定のおいしさ。ついにここで「極楽ごんぼ」を読み切りました。どんだけ通ってんだ。画像でメガネをはずしているのはそのためです。どんだけ老眼なんだ。

「刈屋の梨を買いに」篇につづく

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「クジラアタマの王様」 伊坂幸太郎著 NHK出版

2019-09-14 | 本と雑誌

あまりの面白さに読むことをやめられなくなる本を「ページターナー」と呼ぶが、この「クジラ頭の王様」こそ、その名にふさわしい。

実は壮大なファンタジーで思索的な物語でありながら、同時に普通の会社員の普通の生活のお話であるあたり、伊坂幸太郎の面目躍如。

主人公はいつものように冷静であろうとしながらもお調子者。つまりは誰からも愛される存在。

章ごとにイラストが挿入され、物語と微妙に連関しているあたりもうまいものだ。すべて読み終えたあとに、タイトルの意味をもう一度考えてみると、この書の寓意が次第に見えてきます。あー面白かった。

新刊が出るたびに自動的に図書館に伊坂の本は入れられるようになりました。やっぱりひとつの学校に少なくとも3年はいないとこういうことは……(笑)

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「ダンボ」Dumbo (2019 ディズニー)

2019-09-13 | 洋画

「伍長、わたくし、この映画を見てとても哀しくなりました」

「そうか……っていうかライオン・キングアラジンに続いてディズニーのたんびにこの『伍長とその部下』シリーズやるのかよ。まあいいや、哀しいってのはなんかわかる。監督ティム・バートン、音楽ダニー・エルフマンの鉄壁の布陣、周到な脚本、有名なピンクの象の行進(アル中の妄想の象徴)まで描いて、予想どおりみごとなハッピーエンド。それでも、哀しいんじゃろ?」

「そうなんです。まあ、オリジナルのアニメがすでにそうなのかは知らないんですけど」

「ちょっと待て。お前、アニメのダンボを見たことないのか?あの名作を」

「いや、あの、よくわかんないんですよね。おぼえてないっていうか」

「あーよかった。実はわしもなんじゃ(笑)。子どものころに親に連れて行ってもらったか、あるいは息子と娘にビデオで見せたような見せてないような……」

「誰だってダンボが空を飛ぶシーンは見た記憶はあるはずだし、お母さんの名前からあの航空機ジャンボの名前がついたってのも有名ですけどね」

「ってことで、あくまでティム・バートンの新作として見てみよう。あいつはディズニーのアニメーターがキャリアのスタートだから、凱旋したってことでもある。」

「いろんなところにバートン印がついてましたよね。」

「ダンボ自身が耳が大きすぎてバカにされてるし、コリン・ファレルも左腕を失っているという“異形のもの”の物語なのはいつもどおり。マイケル・キートン(ビートルジュース)、ダニー・デヴィート(バットマンリターンズ)、エヴァ・グリーン(ミス・ペレグリンと奇妙な子どもたち)とおなじみの役者をそろえて、夢のようなアクションで異形のものの勝利を歌い上げる。でも」

「そうなんです。それでも、哀しいんです。思うに、この映画の動物たちってしゃべらないじゃないですか。サーカスの動物のもの悲しさが露骨に……」

「ラストでそのあたりを払拭するんだけど、それでも一抹のさみしさ哀しさはある。でもそれってティム・バートンの体質じゃないか。あいつの映画で心から笑えるのってほとんどないし。本領を発揮したみごとな作品とも言えるじゃろ」

「(エヴァ・グリーンを見てれば幸せなくせに)」

「なにか言ったか?」

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