事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

明細書を見ろ!2020年10月号PART2 たとえそれが象牙でも

2020-10-21 | 明細書を見ろ!(事務だより)

ハイティーンブギ 硝子の少年 山下達郎

PART1「生の声のつづき。」はこちら

本校事務職員にとって、とてもうれしいお知らせが。県監査委員事務局監査というやつが11月25日に行われます。要するに県費関係の監査です。

みなさんにお願いしたいのはただひとつ。出勤簿にハンコを押せ!ということです。

たとえ河野太郎行政改革・規制改革相がどれだけ押印廃止を主張しても、小中学校の勤怠管理はまだまだ出勤簿がメイン。

まあ、いくらハンコが文化だとはいっても(それは否定しません)、中国が象牙の国内取引を2018年に禁止して以来、日本が世界最大の合法象牙マーケットになっている現状を考えると、このままでいいとはとても思えないのですが……いやとにかくハンコは押せっ!

本日の1曲は、いや2曲は山下達郎の「ハイティーン・ブギ&硝子の少年」のセルフカバー。彼がいかに筒美京平さんをリスペクトしているかが歴然。

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明細書を見ろ!2020年10月号PART1 生の声のつづき。

2020-10-20 | 明細書を見ろ!(事務だより)

2020年9月号「生の声」はこちら

さあ山形県庁によせられる生の声は興味深いものばかりだ。

・お昼休みの時間帯に庄内総合支庁のトイレに行ったところ、職員がずらりと並び、歯磨きをしていました。外部から行った者としてはとても肩身が狭く、使いにくく感じました。可能であれば、休憩室などに流し台などの設置があると、職員の食後の口腔ケアもでき、午後の業務効率も良くなるのではないでしょうか。

・新型コロナウイルス感染症の影響で夏休みが短縮されたことに伴い、児童の熱中症対策として、県外では重いランドセルを持たない「ノーランドセル登校」を実施しています。山形県でも同様の取り組みができないでしょうか。

・薄暮時から夜間にかけての県立高校生の自転車無灯火運転が多いです。非常に危険な行為であり、道路交通法にも違反します。学校は歩行者、車両など住民が迷惑していることを伝えるとともに、改善するよう指導してください。

・現在の中学・高校の部活動は、教員の負担となっていたり、したくない生徒もいたりするなどの問題があると思います。部活動を廃止し、学習塾やスポーツクラブ、文化活動で多様な教育を選択できるようにしてはどうでしょうか。また、それらの民間サービスを助成することで、多様性や新たな雇用の創出にもつながるのではないでしょうか。

……企業にとってクレームが業務改善へのヒントになっているように、県民の声が行政にうまく反映するきっかけになる貴重なものといえるかもしれない。これで庄内総合支庁に新たな休憩室が設置されればありがたい話でしょう。でもねえ、こういうのを読むと……

・村山総合支庁の職員が、大勢で飲食店において懇親会と思われる会合を開いており、その際「新しい生活様式」を守っていないようでした。県民の模範となるよう行動してほしいです。

回答は以下のとおり。

庁内で確認をとりましたが、御意見にあったような会合は確認できませんでした。職員に対しては日ごろから、飲酒・飲食の機会における「新しい生活様式」の実践について周知しているところですが、改めて新型コロナウイルス感染拡大防止のため周知徹底してまいります。( 村山総合支庁 総務課 )

……いいがかりだったのかよっ!

今号は「鬼滅の刃」現象

原作はジャンプでちょい読みするだけ。アニプレックス制作のアニメも見たことがなく、もちろん映画も見ていない。それでもまわりが騒然としているので興味はわく。

劇場版がイオンでは一日14回上映されるとか、公開3日間で46億稼いだとか、すでに社会現象になっている。わたしがいちばん心が動いたのは、見た人が号泣していたという話。わたしも見てみようかなあ。ああこうやってまたヒットしていく。

PART2「たとえそれが象牙でも」につづく

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追悼筒美京平PART4 Kiss - I Was Made For Lovin' You

2020-10-19 | 音楽

Kiss - I Was Made For Lovin' You

PART3「落葉のメロディー」はこちら

わたしが作曲家としての筒美さんを意識したのは、近田春夫のオールナイトニッポン(2部)を聞いてからかも。

筒美メロディの多くは明らかに洋楽を“引用していて、近田はそれを突っ込みながらもリスペクトしているのだった。

パクリの批判があまり出ないのは、その引用がとてもスマートで作品が上質だったからにほかならない。そんななかでもわたしが「うまいっ!」と思ったのは、あのKISSの「I Was Made for Lovin’ You」を桑名正博の「セクシャルヴァイオレットNo.1」に仕立て直したテクニック。さすがだ。さすがです。「サード・レディ」もいい曲だったなあ。

つくづくと、惜しい人を亡くしたと思う。ご冥福をお祈りします。

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麒麟がくる 第二十八回 新しき幕府

2020-10-18 | 大河ドラマ

第二十七回「宗久の約束」はこちら

片岡鶴太郎登場。先週の陣内孝則につづき、「太平記」の面々が次第に集結。でもまさか鶴ちゃんとフランキー堺の黄金コンビの再現は無理なのがさみしい。

鶴太郎が演じるのは、新しい幕府をつくろうとする面々の期待とは裏腹に、これまでの実務を担ってきた摂津晴門(せっつはるかど)。うわー知らない人。つまりは新しい革袋に古い酒を新将軍足利義昭(滝藤賢一)は入れるのではないかと。

鶴ちゃんのコメントがうれしい。

「池端俊策先生の脚本なので、呼んでもらえたらうれしいと思ってました」

太平記のファンも待ってたよ。「軍師官兵衛」でふらふらしていたあの役も太平記の変奏曲だってみんな応援してたし。

歴史に本来の意味で明智光秀(長谷川博己)が登場したのは今回から。これまでは何をしていたかよくわからない人だったとか。普通、そういうことだといろんな女性といろんなことになるはずだけど、これまでにそういうことになったのはわずかに2名。池端さんおみごと。いやおれは何を言っているんだ。

信長(染谷将太)の誘いを断って将軍についた光秀。それはまあ、ありだよね。で、どうやら尾張からかけのぼった信長のことを、旧勢力はうさんくさいと思っている。

でもつくづく思いますよね。この理屈を敷衍すれば、越後の上杉とか甲斐の武田がやってきたら実際はどうだったんだと。よほど圧倒的な武力がなければ京は押さえつけられなかったということでは?

だから織田がまず勝ち、光秀がひっくり返し、秀吉が打倒して家康がかすめとった天下というのは、朝廷や幕府を無視するに正解だったということ?それとも織田のありようが凄すぎたのかな。

少なくとも足利という金看板は消えたでしょう?あ、こんなこと言ってよかったのかな。歴史知らずなんでご容赦を。

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追悼筒美京平PART3「落葉のメロディー 🍃」 小林麻美

2020-10-17 | 音楽

落葉のメロディー 🍃 小林麻美

PART2「にがい涙」はこちら

さあ列挙しますよ。

・「ブルーライトヨコハマ」いしだあゆみ

・「ビューティフル・ヨコハマ」「真夏の出来事」平山三紀

・「純潔」「傷つく世代」「色づく街」南沙織

・「さらば恋人」♪さよなら東海たぁてがみぃ♪堺正章

・「卒業」斉藤由貴

・「夜明けのMEW」小泉今日子

・「センチメンタル・ジャーニー」松本伊代

・「落葉のメロディ」小林麻美

うわあ。なんか色彩豊かって感じじゃないですか。続きますよお

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追悼筒美京平PART2 The Three Degrees - Nigai Namida

2020-10-16 | 音楽

The Three Degrees - Nigai Namida

PART1はこちら

筒美京平メロディの特徴は誰でも感じとれると思う。

おしゃれなのだ。洋楽っぽいというか(なにしろスリー・ディグリーズの「にがい涙」を書いた人ですし)。

それは彼の歌謡曲嫌いが確実に影響していると思うけれど、それにしてもこの多作ぶりはすごい(「怪物くん」のテーマまで書いてる!)。

おしゃれで、勤勉。これは強い。作詞家の挑戦をあっさりと受け入れ、撃ち返す強靭さ。それでいながら、めったにオモテに出てこないシャイな人。なにしろこの訃報がらみで初めてご尊顔を拝見したのだ。うーん、マジで惜しい人を亡くしたなあ。

彼の作品でわたしが好きなのを列挙します。あ、こりゃー長くなるな。PART3につづく

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追悼筒美京平PART1 想い出の樹の下で

2020-10-15 | 音楽

想い出の樹の下で (Omoide No Ki No Shitade) - 岩崎宏美 (Hiromi Iwasaki) - 1977年 (8th シングル)

とりあえずアップしておきます。筒美京平の死にわたしもショックを受けている。でもどのメディアも岩崎宏美の曲への言及が少なすぎる!

「二重唱(デュエット)」「想い出の樹の下で」「ロマンス」などの完成度の高さはどうしたことだろう。

ひとつの“楽器”として、岩崎宏美というタレントの歌唱力に筒美先生は狂喜したのではないだろうか。

こういう特集はブログでしかやれない。続けますよ

 

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明細書を見ろ!2020年財形貯蓄特集号

2020-10-13 | 明細書を見ろ!(事務だより)

2019年バージョンはこちら。ああそうか、三浦春馬は元気だったんだ。

年に一度の財形貯蓄募集期間がスタートしました。今年の特徴は、会計年度任用職員も加入できるようになった(すみません間違いました。およそ3年以上の雇用が見込めないと加入できないんだそうです。ご指摘ありがとうございました)のと、新型コロナウイルス感染症対策で(その職員と所属長の承認がないかぎり)金融機関の職員が来校できないということです。約30年前、この制度がはじまったときの夜討ち朝駆けの大騒ぎを思えば、時代は変わったなあと。

さて、定年の年度末にすべての財形貯蓄を解約した人間として言わせてもらいます。財形って、やっててよかったとつくづく。

あまりに財形に金をつっこみすぎて手取りが少なく、財形貧乏とまで言われたわたしですが、やっていなかったら確実に全部使っていたに違いなく(自信あります)、収入の激減に途方に暮れていたかも。

財形だけでなく、もしもわたしが若かったらiDeco(個人型確定拠出年金)にある程度つぎこんで節税につとめていたでしょう。ご検討ください。年寄りの言うことに間違いはありません(実は間違いの方が多い)。

財形関係の用紙は事務室に常備しています。意欲のあるかたは10月23日(金)まで、事務室へ。

画像は「TENET テネット」監督:クリストファー・ノーラン

この映画のタイトルにわざわざ英語がそのまんま仕込んであるのは、作品のヒントがそこにあるからです。そう、左から読んでも右から読んでもTENET。これさえ理解できていれば全然むずかしくありません。「燃えよドラゴン」「太陽がいっぱい」「カサブランカ」などのパロディ満載。おすすめです。

 

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極私的大河ドラマ史PART51 天地人

2020-10-12 | 大河ドラマ

Vol.50「篤姫」はこちら

2009年の大河は「天地人」。直江兼続のお話。原作は火坂雅志。彼と森達也、斎藤美奈子は新潟高校の同期生。すごい学年。森が火坂のことを「高校時代はナンパばっかりしてたくせに」と著作でばらしてました。火坂は2015年に病死。58才。早すぎた。

直江兼続がどんな人物だったかといえば、上杉謙信の薫陶を受けて後継者の上杉景勝を助け、直江状を送って家康を挑発し……えーと、あとはよく知りません。

娘が米沢にいるので上杉神社とか御廟(上杉家歴代のお墓が並んでいる)を拝見したものの、歴史知らずだから(しかもこの大河もほとんど見ていなかったので)彼の業績も知らずにいる。知っていればもっと米沢を味わうことができるのに。

おそらく前半は御館(おたて)の乱が中心の話だったろう。上杉謙信の後継者争い。兼続が仕えた景勝と、北条氏康の実子である景虎の激突。

わたしは伊東潤の「北天蒼星 上杉景虎血戦録」でこのあたりの経緯だけは知っている。といっても、主人公の景虎の方が勝つものだとラスト近くまで思い込んでいたのでびっくり。つくづくと、生涯不犯だか何だか知らないが、女の人とエッチしなかった謙信は罪な人だと(現実には妻帯していたらしい)。内紛はね、血なまぐさいです。

兼続を演じたのは妻夫木聡。少年時代をこども店長の加藤清史郎。彼の名文句、

「わしはこんなところに来とうはなかった!」

は、ちゃんと見ていました。こんなところがどこだったかは忘れた。

妻のお船(せん)に常盤貴子、景勝には北村一輝を抜擢。対抗馬の景虎は玉山鉄二。罪作りな上杉謙信は阿部寛でした。

他人のものをすぐにほしがり、家来として兼続をヘッドハンティングにかかる秀吉に笹野高史。石田三成には「秀吉」で三成の少年時代を演じた小栗旬がスライド。家康が松方弘樹で信長は吉川晃司。いい感じだ。

このドラマの明智光秀は鶴見辰吾。伊達政宗が松田龍平で淀君は深田恭子。景虎の部下に、映画監督の三池崇史が出演しているってのは見逃した。「日本黒社会」で主演に使った北村一輝のラインだったのかしら。そこだけでも見たい。

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麒麟がくる 第二十七回 宗久の約束

2020-10-11 | 大河ドラマ

第二十六回「三淵の奸計」はこちら

京を焼かないで、とお駒ちゃん(門脇麦)は願う。光秀(長谷川博己)はそれに応えようとある程度は思うけれども……なお話。織田がどう入京するか、武装しないという堺の今井宗久(陣内孝則)との約定が守られるのか。

陣内孝則が出てくるたびに大河ドラマは躍動する。彼はこれまであの「太平記」で佐々木道誉、「軍師官兵衛」で宇喜多直家などを演じている。ここはもう勘所ですよね。わたしは特に佐々木道誉の活け花に影響を受けました。影響っていうか、投げ入れとか何でもありなんだと。

あの思い出がなかったら、自分がまさか花を活けようなんて思わなかったはず。やはり太平記は傑作。

で、織田信長。染谷将太がまたしても絶妙に。実は今日、この大河を見る直前まであの「ヒミズ」を見ていたんですよ。園子温監督の、とにかく暴力的で魅力的な映画。

最初はおいおいこれって最後までおれ見ることができるのかと思うぐらいに暗い話。染谷将太と二階堂ふみが、どちらも親から消えてくれと思われている。東日本大震災が、実は旧世代が遺した罪悪で、中学生であるふたりに被災者たちが希望を託すと。

感動。

ラストで泣いちゃいました。園子温の巨乳好きが炸裂していることもあって、まさか大河ドラマファンにストレートにお薦めはできないんだけど、染谷と二階堂がその後に織田信長と淀君を演ずることになるなんて。

信長も、実はそう親に愛されていたわけでもないあたりに勝手に思い入れ。それに比べれば、ひたすら偉くなりたいと願う木下藤吉郎(佐々木蔵之介)は無邪気に思える……ように見えて明智光秀に格で勝ってるあたりが怖い。にしても、まさか柴田勝家が安藤政信とはっ!すごいセンス。この大河はやっぱり面白い。

第二十八回「新しき幕府」につづく

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