事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

今月の名言2019年5月号PART2 あからさま

2019-05-31 | ニュース

Dragon Ash 静かな日々の階段を

2019年5月号PART1「登戸の事件」はこちら

「僕が小説の中で、手探りで用心深く扱ってきた、心の底の魑魅魍魎や闇の世界が、今のSNSとかのインターネットの仕組みの裏から、我々の表の世界にじわじわと忍びだしてきている気がします。」

作家生活40年の村上春樹特別インタビューから。ネットの世の中になって、誰でも感じるのはいろんなことが“あからさま”になったこと。年寄りくさく言えば、たしなみというものがなくなったなと。だからおよそ品というものが感じられない人間が跋扈し、そのことにみんな慣れていく。そんななかでも屈指の人物が……

「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」

「戦争しないとどうしようもなくないですか」

ご存じ丸山穂高衆議院議員による、国後島でのビザなし交流においての発言。第2次日露戦争で領土を奪還しろと考えているらしい。気が遠くなるような部落差別発言をした長谷川豊といい、維新というのは人材が豊富だったんだなあ。あからさま、という表現がこれほど似合う政党もめずらしい。

本日の1曲はDragon Ash「静かな日々の階段を」あの映画が、いかに才能のある若手を起用していたかが今見るとはっきりと証明されている。

2019年6月号PART1「恥を知れ。」につづく

コメント

今月の名言2019年5月号PART1 登戸の事件

2019-05-30 | ニュース

Everytime You Go Away (1995) - Hall & Oates

2019年4月号PART5「ラジオの人」はこちら

「…………」

登戸の事件の異様さは、犯人の無言にあると思う。むしろ絶叫して子どもたちに襲いかかったのなら、何らかの激情が背景にあったのだろうと類推できる。しかし51才の彼はまったくの無言で19人を刺し、そして自分をも始末した。なにごとも語らないままで。

彼の目に映る私学の小学生たち、そしてその保護者たちは一種の幸福の象徴のように見えたのだと思う。それにひきかえおれは……と。こんな発想こそが罪深く、貧しい。生きていく上で、なんの屈託もなく過ごす時間などほとんどない。みんな、悩み、苦しみながら生きているのだ。そのことを想像できなかったあたりが、彼のもっとも大きな罪ではないか。

本日の1曲は、ブルーアイドソウルの最高傑作。ホール&オーツの「Everytime You Go Away」そうだよね、あなたがいなくなるときは、自分の一部がなくなることだ。

PART2「あからさま」につづく

コメント

間違いだらけのクルマ選び うちの奥さん篇その7

2019-05-30 | うんちく・小ネタ

その6はこちら

妻のピクシスに乗り込み、キーをまわす。とたんに

キンコンキンコン!

と警報が鳴り出す。

「な、なんだこれ」

「ほら、うちの駐車場は狭いでしょう?柱とかが近いと衝突するんじゃないかって警告するの」

妻は慣れているから平然としたもの。バックの時も警告されます。

路上でもいきなり

キンコンキンコン!

「今度はなんだよー」

「白線を超えてるからよ」

センターラインまで認識してるのか。かように賑やかな装備が、お安い軽自動車にも平気で装備される時代。

この手の装備の代表例がSUBARUのアイサイトだろう。そしてSUBARUの先見の明は、この安全装置を売りものにしたことだった。そしてドライバーたちもそれを魅力的に感じ、おかげで低迷していたSUBARUの売り上げは回復。業界も消費者も大人になったんだなあ。

ドライバーの高齢化が進み、アクセルとブレーキの踏み間違いが絶えない現状にある以上、この方面の進化はますます求められる。その究極が自動運転だろう……

あ、気づきました?いつのまにかわたしのクルマ選びの方に連載がシフトしたことを。それではみなさん、いつかやるであろう「間違いだらけのクルマ選び・自分篇」でお会いしましょう。

最後にちょっとだけ本音を言うと、軽の四駆って、ほんと走んないんですよ。これはもうほんと走んないの。んでアイドリングストップってやつがうざくてうざくて(T_T)。世の中の渋滞の5%くらいははあれのせいじゃない?

コメント

間違いだらけのクルマ選び その6

2019-05-29 | うんちく・小ネタ

その5はこちら

クルマ話が止まらないな。毎朝、寝床でスマホのニュースをチェックしているんだけど、クルマ関係を中心に眺めつづけたため、わたしのYahoo!ポータルはクルマ雑誌みたいになってます。

さてこのe-POWER、エンジンはひたすら発電するだけ。走りはずっと電気という見切りは面白いと思った。リーフの実績があったからこその決断だろう。

でもそれだけだとノートやセレナのe-POWERのバカ売れはなかったと思う。ワンペダルドライブという、加速も減速もアクセル操作だけで(ほぼ)可能というシステムが面白そうだとみんな飛びついたんでしょう。先日の老人が起こした事故を考えても、かなり有効なのかも。

しかし燃費を考えてすぐにアクセルから足を離してしまうわたしのような人間に、それはどうなの。

それではここで、実際にノートe-POWERに乗っている教員に登場してもらいましょう。

「やっぱりあれになじまない人もいるからさ、普通のクルマみたいなモードも選べるんだ」

あ、そうなんだ。

さて、プリウスやノートなどのハイブリッド系はこれからどうなるんだろう。わたしが子どものころ、石油はもう30年ほどで枯渇する、と言われていた。ところが、採油技術の進歩とシェールオイルの登場などによって、石油資源の寿命はまだまだのびるみたい。だからハイブリッドという行き方は有効なのだと思う。

ただし、いつまでも化石燃料にたよるわけにもいかないし、温暖化対策上も問題は残る。それに、エンジンとモーターと電池を全部載せるというのは(車重的に考えて)不合理でもある。このあたりのせめぎ合いはまだまだつづくのではないでしょうか。ちゅーかアメリカが原油資源を(消費以上に)採油するものだから、トランプが鼻高々だというのがまず腹立たしい。くっそー。オバマには節度というものが……あ、無理ですか今の大統領には

今度は安全面の話にいきましょう。以下次号

コメント

「ジョン・ウィック チャプター1&2」

2019-05-28 | 洋画

3作目が全米で封切られ、現在大ヒット中とか。はて、わたしはチャプター1と2をどうして観ていなかったんでしょう。

思い出した。近ごろ、キアヌ・リーブスをあまり信用していなかったんだ。もとから作品の当たり外れが激しい人だったけれど、近年は外れ外れな感じだったじゃないですか。

このシリーズも、チャプター1を単体で見たら2作目を見ようとは絶対に思わなかったろう。ちょっとわたしですら目をそらしたいシーンがあったし、凄腕の元殺し屋なのにジョンよ、不用意すぎないかという点もいくつか。

ところが、DVDで2枚いっしょに借りたものだから、仕方なく(笑)チャプター2を観て驚いた。面白いのである。そうかわたしはこのシリーズの見方を間違えていたのだ。

陰鬱なストーリー、ワンパターンのアクション、一本調子なキアヌの表情……これら全部込みでコメディだったのだ。

そう気づいてしまえば、敵を押さえつけながら別の敵を撃つというワンパターンさもお家芸に思えてくる。おそらくは、そのことに気づいた客が劇場につめかけているんでしょう。

第3作「パラベラム」の日本公開は10月とか。だいじょうぶかそんなに待たせて。

コメント

間違いだらけのクルマ選び うちの奥さん篇その5

2019-05-28 | うんちく・小ネタ

その4はこちら

そして日産が勝負をかけたのが電気自動車リーフ。普及のネックは、誰が考えても一回の充電で走れる距離の短さ。そして充電時間の長さだ。

酒田から山形へ向かうことを考えるとわかりやすい。距離は120キロ。フル充電されていればいいのだが、50キロほどしか走れない状態だと、途中で充電しなければならない。

リーフユーザーの元同僚は言っていた。

「いちばん怖いのは渋滞。しかも高速道路の」

ああわかるなあ。

さあここで、実際にリーフに乗っている和尚さんにも登場願いましょう(笑)。

「(電気が)残り少なくなるとね、近くの充電ポイントがディスプレイに表示されるんですよ」

日産や三菱、そして道の駅とか。

「充電するのにどれくらいかかるんですか」

「急速充電で30分くらいかなあ」

「その充電ポイントが他のクルマでふさがってたらどうなるんです?」

「空いてるポイントだけ表示するんです」

「へー。じゃあ玄米もって精米所に行ったら先にやってる人がいた、って脱力感とは無縁なわけだ」

例えが田舎くさくてすみません。

「まあいろいろありますけど、充電し放題で月額2000円ですし」

「ほお」

「電気で走るからエンジンオイルとかも必要ないわけで」

「あ」

やっぱりちょっと魅力的なのでした電気自動車。しかし過渡的な存在かもしれないが気になるのが日産のe-POWERってやつだ。以下次号

コメント

うまい店ピンポイント2019夏休みラーメン祭り(仮) 熊文

2019-05-27 | 食・レシピ

「愛染(あいせん)」篇はこちら

おいおいまだ夏休みラーメン祭りはねーだろとお思いのあなた。なんですかこの三日間の暑さは。

まあ、北海道の方々のことを思えば、そしてこの暑さは確実に今日で終わることを思えばね。

で、また米沢です。また熊文です。初めての冷たい中華そばです。750円。おいしいいいい。

駐車場は県外車でいっぱい。さすが人気店。というかね、米沢ってやたらに会津とか福島ナンバーが多いんですよ。近いんだなやっぱり。

 ヴィ・ド・フランス篇につづく

コメント

いだてん 第20回 恋の片道切符

2019-05-26 | 大河ドラマ

第19回「箱根駅伝」はこちら

近ごろは視聴率の低下も底をうったし、おそらくはこの大河でいちばんしんどい部分を本日経過したことでちょっとホッとしています。

そうなの。誰でも「だよね?」と思っていたけれど、そこをどう描くのか心配していた

“金栗四三はオリンピックでは勝てなかった”

という回でしたから。

当時からマスコミや日本人はオリンピック好きで、同時に負けた選手を徹底的に叩きにかかる。わたしが忘れられないのは札幌オリンピックだ。70m級で表彰台を独占した日の丸飛行隊。しかし90m級では笠谷幸生が二本目に失敗し、メダルを逃す。観客席からはこんな言葉が飛んだ。

「バカヤロー!」

当時から、なんてことだと冷静に論評する人はいた。でも近年の

「感動をありがとう!」

「勇気をもらいました」

的なスポーツへの過剰な期待は、やはりちょっと同様に危ういと思う。だから今回、嘉納治五郎が、五十年後、百年後の人間がスポーツを楽しんでいてくれればいいなあと永井道明と語るシーンにこそこのドラマの真骨頂がある。単なるオリンピック礼賛大河ではない。まあ、姜尚中さんを出演させた時点で制作チームがお偉方にどう思われていたことやらとは思ってるんですけど(笑)

大根仁演出の回。予告の演出までやっていたかは知らないけれど、

「四三、髪型!」

には笑った。よけいな話ですみませんが、予告篇の最高傑作といえば日テレの「探偵物語」ですよね。毎週くりだされる松田優作のギャグこそわたしの世代を“覚醒”させたわけで。

で、そんな世代の血が脈々と流れ、そして大河ドラマにも影響していることがとてもうれしいです。例によって冷静ぶっていますが、わたし今回ちょっと泣きました。

オープニングのタイトルバックに綾瀬はるかのバレーボールのシーンが挿入されているのは「おっぱいバレー」への返歌ですか。なわけねー。

第21回「櫻の園」につづく

コメント

間違いだらけのクルマ選び うちの奥さん篇その4

2019-05-25 | うんちく・小ネタ

その3はこちら

いきなり変更を申し出たわがまま夫婦に営業マンは

「はあ、いいですけど(笑)。あのぉ、実はこの車種はトヨタでも出してるんですよ」

「?」

「ああ、OEMってわけだ。」

燃費データの改ざん問題で、三菱のekワゴンと日産のデイズが同じクルマだったことが一般に知られたように、他社ブランドの製品を、この場合はトヨタブランドのクルマをダイハツがつくっているわけ。

「ダイハツのミライースは、トヨタではピクシスという名前なんです(正式にはピクシスエポック)。どちらになさいますか」

「トヨタでお願いします」

妻はまたしても即答。あとで訊いたら、エンブレムのなかに色がついているのが嫌いなんだとか。わけわからん。確かにダイハツの一部車種のDマークには色がついているけれども。

そして年末に納車。というかヴィッツに乗ってネッツで新車と交換。さあ運転だ。

さて、話をいきなり大きくすると、今世紀に入ってからの自動車業界は、いったいどうしてまた、と驚くほどまっとうな方向に進んでいると思う。電気自動車やハイブリッドなどに代表される、環境を意識したクルマづくりと、飛躍的に向上した安全対策において。

まず、環境系の話。将来的に内燃機関で走るクルマは滅んでいくのは確定だとしても、それはもっともっとずっと先の話だと思っていた。

ところが、前世紀末にトヨタがハイブリッドシステムを搭載したプリウスを発売。当初はあまり売れなかったようだが、補助金や減税などによって徐々に浸透。二代目プリウスはカローラを蹴落として国民車となって現在に至っている。まあ、現行のプリウスは趣味性の強いルックスのために苦戦しているようだが。以下次号

コメント

間違いだらけのクルマ選び うちの奥さん篇その3

2019-05-24 | うんちく・小ネタ

その2はこちら

まず、ここは妻のご機嫌を損じてはいけない。だって彼女の次はわたしのクルマ選びがひかえているのだから(笑)。

車種は何も決まってはいないけれども、どこから買うかは決まっている。ネッツである。ヴィッツ購入時からずーっとつき合っていて、わたしのゴルフですらここで買っているのだ。前のゴルフが湯野浜でトラブったときなど、わざわざ引き取りに来てもらったしね。

妻は、その長いつき合いの営業マンに、いろんな候補を挙げてもらっている。ただ、ここでひとつ前提として言っておかなければならないことがある。それは

「TOYOTAは軽自動車をつくってはいない」

ということ。だからネッツで軽を買うのは、わたしがここでゴルフを買ったように、違うメーカーのものを斡旋してもらうか、もうひとつの方法(後述)にするしかない。

営業マンはいくつかの軽のカタログをショールームのテーブルで広げる。それぞれの見積もりとともに。

へー、軽でもわりとお高いんだなあ。妻のリクエスト(それはわたしのリクエストでもある)として四駆絶対という条件なのである程度しかたがないことではあろうけれども。TOYOTAグループであるダイハツ車を中心に紹介されるが、正直、わたしはその差異がよくわからない。妻は

「この色がいいんじゃない?」

ああ、そういえばこの人はクルマを色でしか考えられない人だった。とりあえずある車種に決定。そのままわたしのクルマでガソリンスタンドに向かう。そこへ、となりのエリアに赤いミライースが入ってきた。

「……」

「……」

「あれも、候補のひとつだったよね」

「いいわね、あれ」

ということで車種変更!(笑)以下次号

コメント