事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

間違いだらけのクルマ選び うちの奥さん篇その7

2019-05-30 | うんちく・小ネタ

その6はこちら

妻のピクシスに乗り込み、キーをまわす。とたんに

キンコンキンコン!

と警報が鳴り出す。

「な、なんだこれ」

「ほら、うちの駐車場は狭いでしょう?柱とかが近いと衝突するんじゃないかって警告するの」

妻は慣れているから平然としたもの。バックの時も警告されます。

路上でもいきなり

キンコンキンコン!

「今度はなんだよー」

「白線を超えてるからよ」

センターラインまで認識してるのか。かように賑やかな装備が、お安い軽自動車にも平気で装備される時代。

この手の装備の代表例がSUBARUのアイサイトだろう。そしてSUBARUの先見の明は、この安全装置を売りものにしたことだった。そしてドライバーたちもそれを魅力的に感じ、おかげで低迷していたSUBARUの売り上げは回復。業界も消費者も大人になったんだなあ。

ドライバーの高齢化が進み、アクセルとブレーキの踏み間違いが絶えない現状にある以上、この方面の進化はますます求められる。その究極が自動運転だろう……

あ、気づきました?いつのまにかわたしのクルマ選びの方に連載がシフトしたことを。それではみなさん、いつかやるであろう「間違いだらけのクルマ選び・自分篇」でお会いしましょう。

最後にちょっとだけ本音を言うと、軽の四駆って、ほんと走んないんですよ。これはもうほんと走んないの。んでアイドリングストップってやつがうざくてうざくて(T_T)。世の中の渋滞の5%くらいははあれのせいじゃない?

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間違いだらけのクルマ選び その6

2019-05-29 | うんちく・小ネタ

その5はこちら

クルマ話が止まらないな。毎朝、寝床でスマホのニュースをチェックしているんだけど、クルマ関係を中心に眺めつづけたため、わたしのYahoo!ポータルはクルマ雑誌みたいになってます。

さてこのe-POWER、エンジンはひたすら発電するだけ。走りはずっと電気という見切りは面白いと思った。リーフの実績があったからこその決断だろう。

でもそれだけだとノートやセレナのe-POWERのバカ売れはなかったと思う。ワンペダルドライブという、加速も減速もアクセル操作だけで(ほぼ)可能というシステムが面白そうだとみんな飛びついたんでしょう。先日の老人が起こした事故を考えても、かなり有効なのかも。

しかし燃費を考えてすぐにアクセルから足を離してしまうわたしのような人間に、それはどうなの。

それではここで、実際にノートe-POWERに乗っている教員に登場してもらいましょう。

「やっぱりあれになじまない人もいるからさ、普通のクルマみたいなモードも選べるんだ」

あ、そうなんだ。

さて、プリウスやノートなどのハイブリッド系はこれからどうなるんだろう。わたしが子どものころ、石油はもう30年ほどで枯渇する、と言われていた。ところが、採油技術の進歩とシェールオイルの登場などによって、石油資源の寿命はまだまだのびるみたい。だからハイブリッドという行き方は有効なのだと思う。

ただし、いつまでも化石燃料にたよるわけにもいかないし、温暖化対策上も問題は残る。それに、エンジンとモーターと電池を全部載せるというのは(車重的に考えて)不合理でもある。このあたりのせめぎ合いはまだまだつづくのではないでしょうか。ちゅーかアメリカが原油資源を(消費以上に)採油するものだから、トランプが鼻高々だというのがまず腹立たしい。くっそー。オバマには節度というものが……あ、無理ですか今の大統領には

今度は安全面の話にいきましょう。以下次号

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間違いだらけのクルマ選び うちの奥さん篇その5

2019-05-28 | うんちく・小ネタ

その4はこちら

そして日産が勝負をかけたのが電気自動車リーフ。普及のネックは、誰が考えても一回の充電で走れる距離の短さ。そして充電時間の長さだ。

酒田から山形へ向かうことを考えるとわかりやすい。距離は120キロ。フル充電されていればいいのだが、50キロほどしか走れない状態だと、途中で充電しなければならない。

リーフユーザーの元同僚は言っていた。

「いちばん怖いのは渋滞。しかも高速道路の」

ああわかるなあ。

さあここで、実際にリーフに乗っている和尚さんにも登場願いましょう(笑)。

「(電気が)残り少なくなるとね、近くの充電ポイントがディスプレイに表示されるんですよ」

日産や三菱、そして道の駅とか。

「充電するのにどれくらいかかるんですか」

「急速充電で30分くらいかなあ」

「その充電ポイントが他のクルマでふさがってたらどうなるんです?」

「空いてるポイントだけ表示するんです」

「へー。じゃあ玄米もって精米所に行ったら先にやってる人がいた、って脱力感とは無縁なわけだ」

例えが田舎くさくてすみません。

「まあいろいろありますけど、充電し放題で月額2000円ですし」

「ほお」

「電気で走るからエンジンオイルとかも必要ないわけで」

「あ」

やっぱりちょっと魅力的なのでした電気自動車。しかし過渡的な存在かもしれないが気になるのが日産のe-POWERってやつだ。以下次号

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間違いだらけのクルマ選び うちの奥さん篇その4

2019-05-25 | うんちく・小ネタ

その3はこちら

いきなり変更を申し出たわがまま夫婦に営業マンは

「はあ、いいですけど(笑)。あのぉ、実はこの車種はトヨタでも出してるんですよ」

「?」

「ああ、OEMってわけだ。」

燃費データの改ざん問題で、三菱のekワゴンと日産のデイズが同じクルマだったことが一般に知られたように、他社ブランドの製品を、この場合はトヨタブランドのクルマをダイハツがつくっているわけ。

「ダイハツのミライースは、トヨタではピクシスという名前なんです(正式にはピクシスエポック)。どちらになさいますか」

「トヨタでお願いします」

妻はまたしても即答。あとで訊いたら、エンブレムのなかに色がついているのが嫌いなんだとか。わけわからん。確かにダイハツの一部車種のDマークには色がついているけれども。

そして年末に納車。というかヴィッツに乗ってネッツで新車と交換。さあ運転だ。

さて、話をいきなり大きくすると、今世紀に入ってからの自動車業界は、いったいどうしてまた、と驚くほどまっとうな方向に進んでいると思う。電気自動車やハイブリッドなどに代表される、環境を意識したクルマづくりと、飛躍的に向上した安全対策において。

まず、環境系の話。将来的に内燃機関で走るクルマは滅んでいくのは確定だとしても、それはもっともっとずっと先の話だと思っていた。

ところが、前世紀末にトヨタがハイブリッドシステムを搭載したプリウスを発売。当初はあまり売れなかったようだが、補助金や減税などによって徐々に浸透。二代目プリウスはカローラを蹴落として国民車となって現在に至っている。まあ、現行のプリウスは趣味性の強いルックスのために苦戦しているようだが。以下次号

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間違いだらけのクルマ選び うちの奥さん篇その3

2019-05-24 | うんちく・小ネタ

その2はこちら

まず、ここは妻のご機嫌を損じてはいけない。だって彼女の次はわたしのクルマ選びがひかえているのだから(笑)。

車種は何も決まってはいないけれども、どこから買うかは決まっている。ネッツである。ヴィッツ購入時からずーっとつき合っていて、わたしのゴルフですらここで買っているのだ。前のゴルフが湯野浜でトラブったときなど、わざわざ引き取りに来てもらったしね。

妻は、その長いつき合いの営業マンに、いろんな候補を挙げてもらっている。ただ、ここでひとつ前提として言っておかなければならないことがある。それは

「TOYOTAは軽自動車をつくってはいない」

ということ。だからネッツで軽を買うのは、わたしがここでゴルフを買ったように、違うメーカーのものを斡旋してもらうか、もうひとつの方法(後述)にするしかない。

営業マンはいくつかの軽のカタログをショールームのテーブルで広げる。それぞれの見積もりとともに。

へー、軽でもわりとお高いんだなあ。妻のリクエスト(それはわたしのリクエストでもある)として四駆絶対という条件なのである程度しかたがないことではあろうけれども。TOYOTAグループであるダイハツ車を中心に紹介されるが、正直、わたしはその差異がよくわからない。妻は

「この色がいいんじゃない?」

ああ、そういえばこの人はクルマを色でしか考えられない人だった。とりあえずある車種に決定。そのままわたしのクルマでガソリンスタンドに向かう。そこへ、となりのエリアに赤いミライースが入ってきた。

「……」

「……」

「あれも、候補のひとつだったよね」

「いいわね、あれ」

ということで車種変更!(笑)以下次号

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間違いだらけのクルマ選び うちの奥さん篇その2

2019-05-22 | うんちく・小ネタ

その1はこちら

ところが、トヨタの美点であり、同時に弱みでもあるのは、営業がとにかく強いことらしい。営業マンたちは顧客からの要望をどんどん設計にぶつける。おかげで、欠点はないものの、同時に最大公約数的な、面白みもない、つまりは典型的なトヨタ車ができあがっていく。

おー、おれはいま日本の半数近くのTOYOTAユーザーにケンカを売ったぞ。

ヴィッツも同様の経過をたどった。車幅のわりに背が高く、着座ポイントを引き上げたことが成功の要因だったのに、モデルチェンジのたびに車幅と車長は長くなり、メーターはハンドル前にもどり……しばらくモデルチェンジしないと思ったら、今度は世界共通のヤリスという名前がかぶせられそうなんだとか。

ふーん。2代目は宮沢りえをモデルにして「ビューティフル」をキャッチコピーにしたけれど、違うよなあと。いやわたしは宮沢りえの美しさにはなんの文句もありませんが。

さて、そんな初代ヴィッツはわたしが乗ってもとても楽しいクルマだった。が、さすがに二十年近くたつと、いろんなところがへたってくる。

「この鼻血の跡、××(息子)が不登校のころのよ」

うわあ時の経つのは。

ということでいよいよ妻のクルマ選びが始まる。

「軽でいいわ。」

また始まった。

「でも中古はいや。新車にするの」

ほお。

「あたしが乗る、最後のクルマでしょう?」

そうだろうか。ヴィッツに買い換えるころ、もしもあのとき軽自動車にしていたら、少なくとも1回か2回は買いかえることなったよとわたしは主張していたのだが。それって当たってるでしょ?以下次号

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間違いだらけのクルマ選び うちの奥さん篇その1

2019-05-21 | うんちく・小ネタ

 

あ、この特集を忘れてた。妻の新車購入のてんまつ。

これまで彼女は、初代のヴィッツにおよそ18年間乗り続けた。その当時のやりとりから。

「あたしは軽でいいの。大きいのはいやなの」

それまでは三菱のミニカ(だったかなあ)に乗っていた彼女を、わたしは邪悪な意図をもってトヨタオートから改名されたネッツトヨタに連れて行った。

ショールームに展示されたクルマを指さし

「これがね、新発売のヴィッツ。クルマ好きのあいだでも評価が高いんだよ」

「……」

「ほら、なかを見てごらん。ハンドルの前じゃなくてまんなかにメーターとかがセッティングしてあるんだ」

「……」

「なにより、このスタイルを見てよ。かわいいだろ?」

「これにするわっ!」

即決でした。

ちなみに、こないだネットで見つけたヴィッツがらみのニュースによると、結果的にこのクルマはその年のカー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。なにが素晴らしかったかといえば、トヨタ本体があまり関与しなかったことが幸いしたらしい(笑)。ヨーロッパで売ることが主目的だったため、デザインはギリシャ人のデザイナーに一任するなど、自由につくらせた結果だったのは皮肉。以下次号

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サイドブレーキ The Cars | Heartbeat City | Extended Version

2019-04-17 | うんちく・小ネタ

The Cars | Heartbeat City | Extended Version HQ HD

今日は交通安全教室があったので、交通課の警官がやってきた。そのさなかにわたしは外でタバコを吸うという不良事務職員だが、技能士はさらにその上を行き、駐車場のパトカーをじっくり観察している(笑)

「よしなよー」

と言いつつわたしも参加。なんか特別な装備がついていないかと。

「へー、さすが警察だのー」

「なにが?」

Pレンジさ入ったなさサイドブレーキまでひいっだ」(Pレンジに入っているのにサイドブレーキまで引いてる)

「え?やらない?おれはいつもそうだけど」

「えーっっっ、おれはやんねよ」

変わった人もいるものだと思ったが、不安に思ったので事務室の相方に訊いてみた。

「(サイドブレーキなんて)ひきませんよー」

「え」

「マニュアルの時代ならともかく、Pで十分じゃないですか

すごく不安になる。教室が終わって校長室でお茶を飲んでいる警官に訊いてみようかとすら。

「パトカーをチェックしてたのばれちゃいますよ」

あ、そうか。

ネットでチェックしたら、確かに賛否両論ある。しかしわたしが一番説得力があると思ったのは、Pレンジに入れていても、それはAT機構に“爪”が存在し、それにひっかけているだけなので、ミッションに負荷がかかった状態だと。それに、その爪が意外にもろいらしいので、P+サイドブレーキが必須だというのだった。

よかった、おれの方が変わり者だったのかと思った。変わり者ですけど。いやそれにドリフトやりたくてサイドブレーキ好きってわけじゃないっす。

本日の1曲はカーズのハートビート・シティ。そうかエクステンデッド・バージョンがあったんだ!

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勝手に人生相談Vol.23 年上の女

2019-01-16 | うんちく・小ネタ

雨(三善 英史)

Vol.22「同窓会の夜」はこちら

60代パート女性。30代の三男のことを相談します。

三男は大学卒業後、私たちが暮らす実家に戻り、今は在宅でパソコンを使った仕事をしています。

2年ほど前、スポーツジムで年上の女性と知り合いました。彼女は長男と同級生で、離婚して子連れで実家に帰っていると長男から聞きました。

今年の夏に、三男が彼女と旅行に行くことがわかりました。不安と不満を感じた私は「話がある」とだけ三男に言いました。しかし、夫から「やめておけ」と言われ、その後彼女の件には触れていません。

離婚歴だけなら悩まないのですが、彼女に子どもがいることを受け入れられそうにありません。私たち夫婦は5人の子どもを財産をつぶして育てました。他人の子のためにお金を使うのかと思うと、怒りがこみ上げます。

今も週1回は会っているようです。どうすればいいでしょうか。(滋賀・D子)

……久しぶりに骨のある相談。

「他人の子のためにお金を使うのかと思うと、怒りがこみ上げ」るほどの嫌悪感。すごい。わたしよりもちょっと上であるだけの世代で、ここまでの昭和感(ないですこんな言葉は)をお持ちとは。

しかし平成もまもなく終わろうという時節に、この発想はいかにも時代遅れでしょう。男性の未婚率が25%に及ぼうかというときに。いいですか、男性の4人に1人は生涯一度も結婚しない時代なんですよ。

どうもここでは語られない事情があるような、在宅で働く三男の結婚にあなたが反対したとしましょう。彼は、確実にあなたが望むような形での結婚は絶対に将来にわたってしないと断言できます。彼にだって意地はある。

わたしは思います。かろうじて間に合ったなと。あなたの狭量さ(ですよ、マジで)による破綻だけは避けられた。いや、昭和感(だからこんな言葉はないけれども)丸出しのあなたが、三男に何も言わずに結婚を祝福することなどできそうもないか。

本日の1曲はなんと三善英史の「雨」

三連休に頭から離れなかったんですよ。「約束した時間だけが身体をすりぬける」おお、すごい詞だよな。でもこの女性はどんな理由で誰を待っていたのか。

それ以上に不思議なのが通行人が小突いていくという状況。都会は怖いとこばーい。あと、この人には「円山・花街・母の町」ってのもあるけど、中学時代だったんで深い意味まではさっぱりでした。渋谷は怖いとこばーい。数年後にウォークマンなるものを装着して歩くとは…

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勝手に人生相談 Vol.22 同窓会の夜

2018-11-25 | うんちく・小ネタ

Vol.21 「都合のいい女2」はこちら

40代女性。恋心を持った男性に振られ、人間不信に陥っています。

現在、夫と離婚の裁判中で、そろそろめどがつきそうです。高校生の長男、中学生の長女、小学生の次女の3人の子がいます。

5ヶ月ほど前にあった同窓会の後、幹事の男性から猛アタックされ、子どもを含めた私たちを助ける、守ると言ってくれ、私もひかれていきました。

ところが、会う約束のキャンセルが続き、連絡なしで来ないことまでありました。理由を聞くと、過去の奥さんの浮気や彼女から詐欺被害を受けたことがトラウマで、それを思い出して連絡できなかったと言います。さらに飲み会のお金を私が払わないことに嫌気がさしたなどと言い、ただの同級生に戻ろうと連絡がありました。

私の親友は、彼の言うことは全部ウソで、私が信用しすぎだと言います。離婚して、しっかり働いて子どもを育てないといけないのに、吹っ切ることができません。(京都・I子)

……これはもう、お友だちの言うことが100%正しいですよね。なにがトラウマだよ、やってることは浮気の典型例である“同窓会の夜”。ちょいとうかれて離婚直前の同級生をナンパする……なんて類型的、なんてわかりやすいダメ男。

だいたい、「きみも、きみの子どもたちも僕が守る」なんてセリフ、どういう神経でかましてるんだ。その同じクチが飲みの金を払わないとブーたれている。

要するに、セックスだけが目的で、その目的を達成してしまったら三人の子の父親になる難行におそれをなして逃げまくっている根性なし。こんな男とは「ただの同級生」に戻るのすら手ぬるい。そいつの性根がわかってむしろラッキーでした。

それにしてもこうやって条件反射的に嘘がつけるタイプっているんだなあ。そして、それをつい信用してしまう人も。まあ、自分にしても弱っていたらすがってしまうだろうな。気をつけよう。あ、自分に回答してしまった。

……本日の1冊は養老孟司&南伸坊の「超・老人の壁」。例によって養老孟司という人はすごくこわいです。

Vol.23「年上の女」につづく

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