事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

今月の名言2018年10月号PART1 親分健在。

2018-10-31 | 国際・政治

Leather And Lace - Stevie Nicks and Don Henley

2018年9月号PART2「落合。」はこちら

「よけいなことをしやがって、という正直な気持ちがある」

「暇に決まっている。呼ばれればすぐに飛んでくる」

馳浩元文部科学大臣(細田派)のパーティに石破茂・元幹事長を呼んだことについて森喜朗・元首相が。変わらないなあこの人は。いつまでも親分気分。安倍内閣が続く限り自分の影響力は保たれるとでも考えているのだろう。オリンピックがらみでも、いったい何様なんだあんたは、とボケた発言連発。

それでも彼が親分でいられるのは、むかし以上にサメ頭だから子分が安心できるという背景もあるんだと思う。キレキレで優秀なのがトップだと、ちょっとたまりませんもんね。

まあ、こんなことを言われて馳議員がどのように感じたかは知りたいところだ。首相出身派閥にいながら、少し前まで対立候補だった人物を呼ぶなど、馳はなかなか器の大きい人物のようだ。さすが専修大学出身者は違いますね(笑)。

PART2「学生って何?」につづく

本日の1曲はスティーヴィー・ニックスとドン・ヘンリーの「レザー・アンド・レース」。このふたり、できてたの?

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今月の名言2018年9月号PART1 マケインとトランプ 

2018-10-01 | 国際・政治

鈴木祥子 「優しい雨」

2018年8月号「学テ」はこちら

「奥さん、彼は立派な家庭人で市民です。私とは、いろいろな問題で見解が異なるというだけのことです」

2008年の大統領選のさなかに、マケイン候補の支持者が「オバマはアラブ人で信用できない」と訴えたときのマケインの発言。彼は壮絶な軍歴をもっているが、そんな彼を徹底的に嫌ったのがトランプだった(もちろん、マケインはトランプを軽蔑していた)。

「捕虜になるような人間はヒーローとはいえない」

これが、アメリカのために戦ったマケインについてトランプがツイッターで語ったこと。しかも、マケインの悲報をうけてホワイトハウスのスタッフが半旗を掲げたところ、わずか一日で通常の位置に戻されている。もちろん、現職の米国大統領の指示による。

「わたしの政権は2年もかからずに、米国史上どの政権もできなかったくらいの多くのことを成し遂げた。本当のことだ。」

そのトランプの国連演説。場内からは笑いが出た。

Didn't expect that reaction, but that's okay.
「こんなリアクションは予想していなかったが、まあOKだ。」

そうだよね。生半可な面の皮では、こんな発言はできないもの。

本日の1曲は鈴木祥子の「優しい雨」。作詞はもちろん小泉今日子。ギターはアコギの神様のあの人です。

PART2「落合」につづく

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今月の名言2018年7月号PART2 生産性 k.d. lang - Constant Craving (Video)

2018-08-03 | 国際・政治

k.d. lang - Constant Craving (Video)

PART1「内向きの人たち」はこちら

「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか」

ご存じ、自民党の杉田水脈衆議院議員が「新潮45」で展開した持論。あの雑誌はいまとんでもない誌面になっているのだけれど、それにしてもひどい。やはり内向きな、自分を支持する勢力(そりゃあ新潮45の読者はあんたのことが好きだろうや)にしか発信するつもりもない傲岸さ。こんな人物が“選良”なのである。

おっとあっさり終わったなあとお思いでしょうか。わたし、この議員は騒ぎを起こすことで生き延びていこうと思っているようで、もうふれたくないです。さあ来月の右翼雑誌は彼女をどう擁護するのかな。そっちの芸の方が楽しみだ。

本日の1曲はk.d. langを。彼女がこの愚劣な話を知ることがありませんように。日本がこんなに低レベルな国だと思われませんように。

2018年8月号「学テ」につづく

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今月の名言2018年7月号PART1 内向きな人たち

2018-08-02 | 国際・政治

2018年6月号PART5「変な髪型の人」はこちら

「ばんざーい!」

西日本に豪雨のおそれがあるときに、衆議院宿舎で自民党の議員たちが酒盛りをしていたことが批判を浴びている。いわゆる、「赤坂自民亭」問題。通常であれば出席しない首相がやってきたことで場はヒートアップしたのだとか。

最後の総裁選にかける現首相の執念は怖いほど伝わる。“圧勝しなければならない”と思いつめているようだ。確かに、“次”に影響力を残すためには、石破を問題にしないくらいの勝ち方でなければならない理屈。党員投票では彼に負けていた過去を忘れることはないはず。

だからこそ内輪の懇親会にも積極的に顔を出す。翌日からの「災害復興に全力を」とかいう発言に薄ら寒いものを感じたりはする。

しかしこの党が緩んでいるなあと痛感させられるのは、この会合の写真をSNSに載せて発信した西村官房副長官に代表される内向きさだ。

「和気あいあい。まさに自由民主党」

なにか常識のたががはずれてしまっている。与党ボケ、とは彼のような人物に送られるべき呼称だろう。

そしてもっと怖いのはこの赤坂自民亭の“女将”だという上川法相の万歳。おわかりだろうか、この宴席があったのは豪雨が予想される以前に、翌朝にオウム真理教がらみで7人が一気に死刑執行された前日なのだ。つまり、彼女はすでに決裁をおえているのだから、翌朝に自分の部下たちが粛々と刑を執行することを承知している。そんななかの、万歳だ。

揚げ足とりが過ぎる、とお考えだろうか。実際に、ネット上では批判に対する批判が数多くアップされているようだ。でもわたしは思う。死刑の是非をいう以前の問題として、自分の命令で命を落とす人間がいる前夜に、自分の命令で部下が人を殺す前夜に、宴席で万歳をおこなうメンタリティがわたしにはわからない。

オウムの恐怖を忘れ、法務大臣みずからが報復はないと確信しているのだとすれば、緩んでいる以上に壊れているし。

PART2「生産性」につづく

本日の1冊は平野太呂の「ボクと先輩」
平野甲賀の長男がカメラマンとなり、ポパイに連載を持っていたなんて全然知りませんでした。しかもすばらしい文章。逢坂剛は重蔵始末シリーズにお父さんの挿絵を使い、太呂はお父さんにあの独特の字体を使った装丁をお願いしている。真の意味で、親孝行だなあ。

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今月の名言2018年6月号PART5 変な髪型の人 Todd Rundgren - Love Is The Answer

2018-07-04 | 国際・政治

Todd Rundgren - Love Is The Answer

PART4「ロシアから帰る」はこちら

「シンゾウ、君はこの問題を抱えていないが、私は2500万のメキシコ人を日本に送りつけることだってできる。そうすれば君はすぐ首相の座を追われるぞ」

カナダで開かれたG7首脳会議でのトランプ大統領の発言。マクロン大統領には

「すべてのテロリストはパリにいる」

首脳たちのうんざりした顔が目に浮かぶ。マクロンはもちろん自分の妻に失礼な言葉をかけたセクハラ野郎を毛嫌いしているに違いない。では日本の首相は?トランプとの蜜月を強調することで政権の延命を図っているあの人物が、本当のところ、不思議な髪型の大男をどう思っているか、夫人あたりに訊いてみたいものだ。

本日の1曲はトッド・ラングレン。この人の才能は無限。

2018年7月号PART1「内向きな人たち」につづく

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今月の名言2018年5月号PART1 やめないでいかないで Culture Club - War Song (Club 12 Mix)

2018-06-04 | 国際・政治

Culture Club - War Song (Club 12 Mix)

2018年4月号PART1「短文の人たち」はこちら

「改ざんが組織全体で日常茶飯事に行われているということは全くない。そういった意味では、個人の資質とか、そういったものが大きかったのではないか」

わたしはギャグでもなんでもなくこう考えている。麻生財務大臣にはぜひとも辞任しないでいただきたいと。なぜなら、野党の追求があってもマスコミの批判があってもあくまで傲然と「それがどうした」という態度を彼がとり続けていてくれるおかげで、財務省や内閣への怒りは(飽きっぽい国民なのに)継続できているのだ。

事務次官金融庁長官という省のツートップがいない状況下、ひとり大臣のみが恬として恥じていないという絵は、この政権をみごとに象徴している。どうかお辞めにならないで。

PART2「追悼 高畑勲」につづく

本日の1曲目はカルチャー・クラブの「戦争のうた」。このバンドはいい曲たくさんあるなあ。

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わたし怒ってます 改ざんPART2 Sade - Smooth Operator

2018-03-20 | 国際・政治

Sade - Smooth Operator - ( Alta Calidad ) HD

PART1はこちら

名古屋市教育委員会は16日、文部科学省が名古屋市立中学校で講師を務めた前川喜平・前事務次官の授業内容や録音データの提出を市教委に求めていた問題で、同省からの要請メールを公表した。前川氏が組織的天下り問題で処分を受け、次官を辞任したことなどに触れており、同氏の動きを警戒する文科省の姿が浮かび上がった。

同メールで文科省は前川氏を招いた経緯や狙い、目的、交通費や謝金の支出の有無、保護者の反応など15項目について、期限を区切って書面回答するよう市教委に要請。前川氏が次官を辞任したことだけでなく、「報道などにより、いわゆる出会い系バーの店を利用」したことなどに言及したうえで、「道徳教育が行われる学校の場」でなぜ同氏に依頼をしたかを「具体的かつ詳細に」示すよう求めた。【毎日新聞】

まず、この記事を読んだときに、ありうる話だよなあと思った。文部科学省とは基本的に国家統制色がとても強い役所だからだ。質問された名古屋市教育委員会にとって、恫喝的に受け取られるのは承知の上だったはず。

しかし、前のトップで、しかも天下り云々で職を辞した人間に役人がここまでやるだろうか。

疑問はすぐに氷解した。

地元の自民党の議員たちが文科省をせっついたのだ。加計問題などで目障りな、そして読売が出会い系バーを持ち出して失墜させようとしたのが裏目に出て、反アベのアイコンとなった前川氏を講師に呼ぶとはなにごとだと。

しかもその質問をごていねいに添削までしたという。おそらくは期限を区切るあたりの文言か。あるいは「具体的かつ詳細に」の部分か。

この問題では、名古屋市教委が文科省とのやりとりのメールを公開するなど、毅然としたところを見せたから公になった。これから当の自民党議員への風当たりは強くなるだろう。アベ一強のなかで、陣笠議員が忠誠を誓って見せた事件なわけで、与党議員の質が(前号の和田某も含めて)はてしなく低下していることが読み取れる。

そして、そんな低レベルの議員にすら官僚は忖度しているのだ。さあ次回はいよいよ佐川宣寿・前国税庁長官の登場

本日の1曲はシャーデーの「スムース・オペレーター」。美人のひとつの典型として“シャーデー顔”ってありますよね。わたし、大好きです。

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わたし怒ってます 改ざんPART1 スローバラード 

2018-03-19 | 国際・政治

スローバラード RCサクセション 生活向上委員会

「子連れですがなにか?」篇はこちら

「アベノミクスをつぶすために、安倍政権をおとしめるために、意図的に変な答弁をしているんじゃないか」

本日の衆院予算委員会において自民党の和田政宗議員が太田理財局長に向かって。彼が民主党政権時代に野田首相の秘書官をしていたことをとりあげて。和田議員はさらにこうも“質問”した。

「財務省は官邸にウソをついた」

「政治が隠蔽をこじ開けた」

……いったい何だろうこれは。おそらくは国会が近年まれに見るほどの注目を浴びているなかで、こんな嘘が平然とまかり通っているのだ。そして、見ている側も嘘だと承知していることを知っていても、現政権の特徴として強弁はつづける。体質なんでしょう。まことに救いがたい。

わたしは今回の改ざんがらみでこの政権が倒れることはあるまいと思っている。なぜなら、支持率が下がったと言ってもまだ3割はこのお粗末な内閣を支持しているのである。あなたのまわりに、この内閣を支持していると大声で主張している人はいます?まずいないはずだ。でも、世間の気分は安倍晋三を支持している。

第二次安倍内閣になってから、どれだけの不祥事や安全保障、特定秘密保護法関連で呆れられても、それでもこの国は威勢がいいだけの人間をトップにすえてきた。

その結果が、現在の混乱を生んでいるとわたしは思う。わかりやすくするために、ここでふたりの(元)官僚に登場願おう。

ひとりはもちろん佐川宣寿・前国税庁長官であり、もうひとりは前川喜平・前文部科学事務次官だ。以下次号

本日の1曲はRCサクセションの「スローバラード」。サンキューエブリボデー。
生活向上委員会(略してセイコウイ)のホーンセクションも泣けます。梅津和時は元気かなあ。

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今月の名言2017年10月号PART3 北朝鮮のおかげ

2017-11-01 | 国際・政治

 

PART2「はさみは使いよう」はこちら

「(選挙での大勝は)明らかに北朝鮮のおかげもありましょうし、色々な方々が色々な意識をお持ちになられた」

失言王、麻生財務大臣が例によってかましてくれました。で、例によってひんしゅくをかっている。が、これはまったくそのとおりだろう。今回の選挙で自民党が勝った最大の要因は北朝鮮の脅威を“国難”と煽った方法論だ。簡単に煽られるほうもどうかとは思うけれども(若い有権者のほうが自民党支持率が高いあたり、まだまだだなあ)。

にしても、国難の真っ最中に解散したことをどう糊塗するものだか……あ、そうか。だから野党の質問時間を減らすなんて恥ずかしい提案ができるわけだ。

「だって(安倍)晋三が相棒になれんでしょ? 」

亀井静香が引退会見で。彼がめざしたのはあくまで土着の政治であり、現在の新自由主義的な政治とは相容れないというわけだ。まあ、いろいろと複雑な人だから額面どおりには受け取れないけれども、彼のこの主張にだけは完全に首肯できる。

「今の政党は誰かを批判することだけでまとまっている。」


「(妻の)中山恭子に言いました。このままじゃダメじゃないか。私たちは日本のこころで自主憲法草案を作り、前文は私が書いた。日本がどういう国だったか、どういう国を目指すか。ほんとに素晴らしい憲法を作った。それが総選挙で消えてしまう。もったいないじゃないか。中山恭子はどうしても日本のこころで戦いたいということでしたが、戦っても1議席も取れないよ。政党要件の2%も達成できない。それでいいのかということを説得した。私は中山恭子の了解を得て、小池(百合子)さん側と接触した。」

……うわあああああ、あの極右の中山成彬が希望の党の九州ブロック比例順位第一位で、そして議員に返り咲いたとは。この党の本質をこれほどむき出しにした事実はないな。

本日の1冊は「週刊誌風雲録」高橋呉郎著 ちくま文庫
現場にいた人の話をまず聞け、ってことですよね。この本自体がそうなってる。週刊誌興隆期の、ここまで面白いお話はまず聞けません。

2017年11月号「アベノミクスにうんざり」につづく

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選挙結果を読むPART3 The Clash - London Calling (Official Video)

2017-10-26 | 国際・政治

The Clash - London Calling (Official Video)

PART2はこちら

前回、あれほど伯仲した選挙だったというのに、今回はかえって水をあけられている。さまざまなことが読み取れる。

・希望の党の退潮が寿一票に露骨に影響した。

・選挙戦のさなかに、最上の金山町の“お殿様”岸宏一元参議院議員(来月に町葬が行われるそうだ)が亡くなり、えーとそれはどう影響したかさっぱり(笑)。

鶴岡市長選において、鮎子が支援した現職が惨敗。当選した新市長を陰で寿一が応援していたので、むしろ鶴岡市民は結束した。

・市町村の首長の意向が国政選挙にも激しく影響するのがよくわかった。酒田市長は鮎子につき、遊佐町長は寿一側。市町村合併のあたりから、延々とつづく因縁やねじれがこのあたりにも。

……少しは他の選挙区にもふれておきます。

山形1区

遠藤 利明 自前 104,227

荒井  寛 希新 62,407

石川  渉 共新 15,354

山形2区

鈴木 憲和 自前 109,949

近藤 洋介 希前 92,035

岩本 康嗣 共新 10,923

1区の荒井候補は大健闘だと思う。どこも遠藤大勝ちとしているけれど、自民党への批判票(と鹿野道彦票)がこれだけあったのかと。

逆に、近藤洋介が落選したことで、山形県からは自民党以外の衆議院議員はいなくなってしまった。共産党との連携もぶち壊すことになった、やはり希望の党の罪は重い。今回の選挙は、どうしてもお話がそこに行ってしまいます。

本日の一曲は「ロンドン・コーリング」クラッシュ。なぜかというと、この曲がエンディングに流れる「アトミック・ブロンドに感服したからです。冷戦をあつかった映画なので「サンディニスタ!」の曲を選ぶとマニアは喜んだでしょうが。

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